2021年4月15日木曜日

courant ODIN

俺のセコイアSRTのターミネーションは今の所コレがべたーと思っていた、courantのOLIKオープンリング。が、しかし、使い始めた直後ODINが登場した。

OLIKはチェストクロールの向きがちょっとイヤラシくなる。そして内径が少し小さいとか、筐体自体がアルミ合金だからリング自体が太いなとか、リグや他のコネクタを接続する時も向きや順序がシビアで、もうちょっと内径が大きいと良いのになとか、いちゃもんを付け出したらキリが無いし、使い方の整合性に慣れれば問題が無いと思っていた。

OLIKを手に入れてすぐ登場したODINは、別に悔しくないさって思ってたけど、知り合いがセコイアSRTの懸架用アンカーにそのcourantのODINを点けた。
機会がありその知り合いに、ODINをターミネーションにしたチェストクロール付きのセコイアSRTを履かせてもらったら、、スッゲェいいの!
ステンレススチールだからちょっと重いけど、内径が少し大きいし、スチールだからアルミ合金より細いし、細くなった事でチェストクロールの向きが改善できる。
ちょっと不満に思っていた点が見事に解決している!別に悔しくないさって思ってたけど、とっても悔しい。

チェンジオーバーで、クロールのどっち側に着ける?アンカーの位置がこっち向きだから、ブランチウォークの後に重力方向が変わって身体が回転するから逆に付けた方が良いな、とか思って敢えて反対側にセットすると、チェンジオーバーでリグに荷重を移すとクロールと干渉しやすくロープが引き出し難い。ちょっとイラッとする。
そういうコトが無くなりそう。厳しい姿勢で気を使うポイントが少し快適になるだけで、作業効率が上がり、速くなり、苦しくない。コレはとても重要な事だ。
ってな訳で、


クーラント・オディン
ステンレススチールのイヤラシイ輝き。
トリッキーな動き。
固定は1カ所で更に小さくなった、
T15のヘクスレンチのいもネジ。

上がcourant ODIN
下がcourant OLIK

クロールSでもスムーズだし、
ロープの引き出しで干渉する事も無い。
SRTのチェンジオーバーがすこぶる
調子良くなった。
OLIKは内径が42mmで、ODINは内径が47mm。たった5mmだけど、この差は大きい。

一番大きく違う事が、
OLIKはEN354で、ランヤードの墜落に対するPPEだったけど、
ODINはEN362M。産業用コネクタの墜落に対するPPE。マルチユースのカラビナ扱い。

今までのOLIKは一応支持用のアンカーには適合していたけど、ODINは扱いがコネクタだから、懸架用も大丈夫。やっぱりコレだよ!

自分では今イチしっくりきてなかったけど、様々にやってみた中でそれがベターだって思ってたOLIKだけど、そのシックリこないポイントが解消されたODIN。
恐らく使っていると、いろいろ不具合が有るかも知れないけど、今の時点で私のターミネーションとしては完成形じゃないか!

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