2012年5月25日金曜日

オリジナルTシャツについて

直接連絡をもらって、いろいろ聞かれていますので、
システムをちょっと説明します。
オリジナルTシャツは、
右側のリンクバーナーをクリックするか、
↓ココでも行けます。

オリジナルTシャツのお店 http://www.ttrinity.jp/shop/satoc/
そうすると「Tシャツトリニティ」というページに移動します。

ココはウェブ上の仮想店舗で
私がネタの図柄をアップしておくことのできるサイトで、
欲しい人が1枚から個々で注文するドロップシッピングシステムで、
通常のインターネットショッピングのように買い物できます。
Tシャツのベース型は決まっていますが、
ボディの色やサイズを自分に合わせて選べるので、間違いが無く、
また直接印刷して送ってもらえるのでレスポンスが良いです。

マニアックでニッチなネタでオリジナルTシャツを作ると
いろいろと大変な手配や在庫の管理が必要です。
ちょっとだけ高いモノになりますが、
そういう煩雑な作業を全て賄ってくれて
レスポンス良く直接ユーザに届くという、
三者がそれぞれメリットがあるという結構面白いシステムです。

ダイレクトインクジェットの印刷なので、
シルクスクリーン印刷と比べるとクォリティは比較的落ちますが、
フルカラーで出来ますし、それなりにまともな仕上がりです。
古着というかクラシックな風合いを活かすデザインの方がいい感じです。

また新しくデザインを追加しました!
よろしかったら、ドウゾ

要望のあったポータラッパーですが、バックプリントと
バックプリントの濃い色バージョンを追加しました。

ビンテージ楽器シリーズ

ギアマニアシリーズ

バウハウスリスペクト

その他

* * * * *
デザインは目的を持つ行為をより良いかたちで適えるための「計画」なので、
目的さえしっかりしていれば、表現の方向性を提示できます。
伝えたい目的がクリアに見えている程良いものができるし、
アイデアと予算次第で幾らでも膨らませられます。

ところが表面的な表現や手法にばかり気をとられたり、
目的があやふやな時は本当に骨が折れちゃう。
「絵が描けない」のは、あくまで自分の頭の中にあるイメージを
再現できないということなので、
それはちゃんと向き合っていないか見ていないだけ。
脳の中の考えをどんなあやふやな形でもトンチンカンでも良いから
アイデアのシッポだけでも提示いただければ、
それを目に見える形にするのがデザインの仕事です。
目的までゆだねられることとは別な次元の話しだし、
体裁良くまとめるだけならばオペレータでいいと思います。

それにモチーフに何を使うかだけ決まっていて、周りのデザインはお任せ
みたいなことを言われてもそんなに巧くできません。
出来る限り相手の頭の中を想像して形にするしか方法はありません。
しかも後出しジャンケンのように、
できたラフを見てはじめて、実はコウだッと言われるコトもあります。
また、最善と思うコトをいろいろやった結果がラフになっているので、
「他にない?」なんて言われた場合は、
つべこべ言わず言われた通りのコトしかしないオペレータに変身します。
まあ往々にしてこういうコトが多いのですが。

ちゃんとしたコンセプトや目的に対して真摯な考えがある方は
絵が描けなくたって、言葉など他の出力で情熱を伝えてくれます。
そしてとてもイイモノが出来ます。
ダメな場合は、そういう他のイイモノを見て、深く考えずに、
マネしたり、イイトコ取りしたり、都合良く解釈して、
任せておけばどうにかなるだろう、なんてね。
それじゃ、お互いに納得できるモノはなかなか出来ない。

まあ、そういうストレスをすっ飛ばしにして、
カッコイイなぁとか、こういうのあったら欲しいかなっと思う
究極の自己満足のデザインを作って、
そしてそれに共感し欲しがる人がいたら余計ウレシイし、
それが手軽に出来ちゃうことが魅力で作っています。


2012年5月23日水曜日

Tachyonは変わった?

そして本来の目的である摺り合わせ確認トレーニング。

ノウハウはアアすればコウなるモノで
道具と素材の組み合わせで巧く出来たりするが
実際にはノウハウ通りには行かない。
ただ従来のノウハウを積み上げることで
新しいことのヒントが醸成するのだろう。

いきなり特殊なコトをやろうと思っても
なかなか思ったとおりには行かないし、
偶然に頼った再現性のないモノになる。

とにかくトラディショナルな手法を掘り下げ
スタンダードな情報を頭に叩き込むことで
未知の問題への対応も出来るようになると思う。

参考にできる手法は提示できるが
それはノウハウではない。
ワザを有効に使える人のノウハウって
前提を考えない人にとっては有害な情報に成りうる。
例えば道具の意味や意図をすっ飛ばして
予測も判断もないと逆効果だったり退っ引きならない状況を作ったりする。
装飾された情報や有効に使える人の動きを見て
すぐさまメリットを自分に割り当てる。
考えずに一元的な人はそういう道具やノウハウに振り回される。
そして使いにくいだとか遅いだとか自分なりの結論を出すことになり、
また同等の素晴らしいメリットを感じさせる商品が出たらすぐ飛びつき、
同じコトを繰り返す。メーカーにとってはありがたい存在だが
ノウハウに飛びつく前に、そのノウハウの中に手がかりを見つけ、
有効に使うための「前提」や「考え」や「判断の根拠」を
イメージした方が自分のノウハウに近づくと思う。

何てことを考えつつ
大好きなコンビネーションはどうよ?って話しになり
その中でTachyonの耐荷重が出てきた。
私は自信を持ってAverage Breaking Strengthで6,800lb.っすよ。
でも、ある人は7,100ib.だという。
どっちが正しいとか間違いかというより、
今までそういう話にすらならなかったので、すんごく嬉しい。
基本的な情報を把握していないと全体のシステムが
構築できないし、思わぬ所がウィークポイントになったりする。

そこでWesSpurの2012のカタログで確認すると、
結論からいうと、私が間違っていたのですが、
私の根拠はどうして何処で間違ったのかを検証する必要があると思い
いろいろ探っていると....
どうも腑に落ちない点が出てきた。

私が根拠にしていたTeufelbergerやNew Englandのサイトでも
全部[ 7,100lb. ]になっている。
しかし、バックアップしてあったメーカーの以前のPDFでは
[ 6,800lb. ]って出ているではないか!

どうやら2011年までは
[ ABS=6,800lb. - Weight=5.8 lb./100ft. ]となっているが
2012年のカタログやウェブサイトでは
[ ABS=7,100lb. - Weight=6.3 lb./100ft. ]となっている。

プロダクトが変わったのか?
重くなって強くなっている。

ちなみに、イギリスのHBros.では
ウェブ上の情報は
[ 5.8lbs./6,800lbs. ]になっているが、
同じページのProduct Datasheetの
PDFは新しいモノで
[ 6.3lbs./7,100lbs. ]になっている。
思いっきり矛盾している。

ホントの所はどうなのでしょう???
知らなかったのは、私だけ?
ショックでした。

いろんな所のスクリーンショット
ちなみにLAVAは似て非なるモノなのか?

しかし、本当にありがたい経験でした。
こういう情報や意見の交換を間を置かず繰り返さないと
その情報はもう以前のモノになっている場合もあるし、
簡単に考えて、そこに気が付かない場合もあるし、
最新の情報とかそういうことではなく、
単に自分の勘違いや認識の浅さをカバーし合えるようになれば
メリットも多く注意を引く関係性が出来て
もっともっと素敵に安全に深化していけるのだろう。
日々のトレーニングやアップデートの大切さを再認識しました。
ありがとう!うめさん!すいませんでした。

* * * TOPIC * * *
ArbClimber Issue 2のサブクリプション案内がきていました。
あんまり何でもお勧めはしませんが、これは是非手に入れた方がイイですよ。
デザインがくどくて見づらいし、訳するのが相当手間なので
こういうの日本で作れないかなぁ。
* * * * * * * *

東北で

先日東北に行ってきた。
いつもながら、バイウエイな動きが多く時間調整の目的もあり、
以前から行きたかった寺山修司記念館に行ってきた。
ココは建物も面白く粟津潔のコンセプトデザインを元に
ドアが横尾忠則のデザインした天井桟敷のマークだったり
ホワイエに埋め込まれた陶板は親交のあった人のオマージュだったりする。

記念館のバス停には本人(の立看)が
待っている。
シュールでアンダーグラウンドな
でも今だに熱く滾る毒を感じる。

三沢といえば航空自衛隊の基地があり、
三沢航空科学館という施設があった。
開館前だったので広場に行くと
敷地の周りに航空機が野外展示してある。
期待していなかったが結構圧巻で
飛行機好きには堪らない面白さがあるかも。
今度はちゃんと入れる時間に来よう。

でも、撮った写真はアカハラ。

続いて蕪島。
ウミネコの繁殖地として天然記念物に
指定されている。
ちょうど青空も見えてきて
菜の花とウミネコのコントラストが素敵。

そのまま南下すると種差海岸
景勝地として有名だけど...
特に感動しなかった。
トイレに寄ると中にツバメが巣作り中。
人のそばの方が何かと安心なのだろう。

侍浜に近づき細い道を走っていると
急にキジが飛び出してきた。
止まってみていると、
藪から出たり入ったりして
何しているのかなぁ?

2012年5月17日木曜日

キビタキ


林の中でジッとして
ムシクイを見ていたら
鮮やかな鳥がいた。
キビタキだ。

どんどん近づいてきて
こっちの様子を伺っているように
私の周りをグルグルと飛び回る。
あの美声は聴かせて貰えなかったが
いきなりもう初夏って感じだゼ。

2012年5月15日火曜日

地面でカミナリシギ


ちょっと立ち寄った公園のトイレ脇で
オオジシギが鳴いていた。
派手なディスプレイ以外にも
地べたでもジーェップ言っている。

車ですぐ脇を通っても
ゆっくり歩いて移動するだけ。
背中の模様がとても美しい。

2012年5月9日水曜日

エゾユキウサギ

今年はウサギ率が高い。しかも至近距離が多い。

今度は1度に5匹(羽)もいた。
ちょっとした灌木の茂みの中で
ハムハム枯れ草を喰っていた。

繁殖期には群れる場合があるようだが、
何か兄弟というか家族のようだった。

カップルになるのであれば、
数が合わんな。と思っていたら、
1匹だけえっちらおっちら
ゆっくりと茂みから出てきて、
別の藪に入っていった。
足でっけ〜な。

しばらく見ていても
特に移動する様子もなく
2匹づつ近くにいて
特にこっちの様子を意識している
感じはしない。
キャワイイ〜なぁ!

2012年5月8日火曜日

オリジナルTシャツ

いつもオリジナルTシャツを作るときは、
クォリティ重視のシルクスクリーン印刷で
ハードな洗濯による生地のヨレや刷りの耐久性があるボディを使う。
いろいろ作っているが、それなりに評判も良いのだけれど、
多色刷りになると経費もかさむし、
ある程度枚数がまとまらないと単価がもの凄く高くなる。

もっと手軽に需要に合った方法はないか?
仕事でいろいろ探していると、これはアリかなぁ?という方法を見つけ、
トライアルでその方法で作ってみると、
まあ、納得できる仕上がりだった。

シルクのような素敵な仕上がりではないが、
逆にカスレや色飛びを活かしたデザインをすれば良い風合いで、
ロットに影響されず、
それなりのクォリティでTシャツを作る方法がありました。

今までインクジェットというと、アイロンプリントのように
プリントしたものをTシャツに転写する方式が主だったけど
ダイレクトインクジェット印刷という刷りの方法で、
直接Tシャツや他の布製品に刷ってしまうという荒技。
コレだと単価は少し高くなるが、1枚からフルカラーで刷ることが可能!

Web上に仮想の店舗を構え図柄を登録しておけば
誰でもいつでも注文に合わせて1枚から刷ってくれる。
ベースボディはある程度制約を作れるので、
いつも使っているユナイテッドアスレ6.2ozを指定できるから、
それなりにクオリティが保たれる。
しかも、色もサイズも自分好みで自由に選べるのである。

他を見ていると、シャレのTシャツが多いが
ニッチでマニアックな図柄を作ればそれなりに需要はあるかな?
またコラボじゃないけど「こういうテーマで作ってみたら」という希望やアイデアを
私が面白がっちゃえば、ロハでデザインしちゃいますよ。
時間を見つけてちょこちょこ作っていく予定なので
よろしかったら、ドウゾ!


第1弾
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アーボリアルクラブシリーズ

■I’m port-a-wrapper!
コレ結構評判が良い!
[ I maintain the beat accurately in order to sync with the dance of you.
I’m gonna have accept at any branch!
I’m port-a-wrapper! ]

■LINES
■ダブルクロッチ
■メカニカルアドバンテージ
■DMMのゾディアック(両面)



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ネイチャーシリーズ

■ミズナラ
■カツラ
■イタヤカエデ
■シラカバ
■シマフクロウ
■チョウゲンボウ



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マニアックマシンシリーズ

■HondaCB92
■Kawasaki MachIII
■YAMAHA DT1
■SUZUKI jimny JA11
■Norton Commando
■Husqvarna335XPT


横にリンクバーナーも設置しました。→

2012年5月7日月曜日

エゾリスの引っ越し

意識せず無心で森を見ていると面白いことに出くわす。
今日も日差しが気持ちよく、ボーっとしていると
プリップリのお尻を弾ませて
足下をエゾリスが走り去った。
思わずこっちが避けてしまったくらい近かった。
そしてしばらくすると、、、

今度は向こうから勢いよく
地面を走って近づいてくる。
うんっ?何かくわえている。
果実とかボールみたいな
何かプリッとしたもの。
大きな獲物でも捕まえたか?

近くで見ると
結構大きいネズミでのような、
しかし、毛が生えていない。
それにジタバタ動いている。
何か気味の悪い生き物のよう。
タッタッとエゾマツの上に消えた。

ちょっと不気味な獲物を
捕らえてしまって、
こっちにもおかまいなしに、
脇目も振らず巣に戻って
喰っているのだろうか?
っと思う間もなく、すぐさま降りてきて、また足下を元来た方へ走り去る。
う~ん何だろう?ネズミのようだが大きいししっぽも太かったな? コロンとした生まれたての子犬のよう?ひょっとしてエゾリスの子か? 暫く見ていたが動きが無いので立ち上がると、、、

今度は林の外の畑を走っていた。
そして同じように巣に戻った。
一応こちらを意識してか
足下は通過せずに
しかもさっきと同じように
また銜えている。

やはり、自分の子だった。
今まで住んでいた巣が手狭になったか
外的の脅威が近づいたかで、
引っ越ししたのだろう。
それにしても生まれたてなのか
毛も生えていないエゾリスの子を
初めて見た。今後要チェック!

ホオジロ


下の薮からいきなり飛び出して
目の前で様子をうかがっている
ホオジロはあまり薮にいないが
何か巧いものでも見つけて
食事中だった所を邪魔したか?

オオルリ


防風林端の丘の斜面に
寂しげな憂いを秘めた美しい声を聞き
吸い寄せられるように近づくと
オオルリだった。
姿も美しいし声も美しい。
常駐しないけど今の時期だけ

2012年5月2日水曜日

Art of rigging ADVANCED T

いろいろ試行錯誤して
このデザインに決まった。
Art of rigging ADVANCED Tシャツ
元の画がないと何だか判らないが
並べてみるととてもイイ感じ。
26枚しか作っていないから
超レアもの。イイでしょ。

センダイムシクイ


防風林にムシクイがやって来た。
針葉樹の中から勢いよく飛び出して
見通しの良い枝でチチョチチョビー
センダイムシクイ。
忙しなく動き回るが
この時期は見つけやすい。

素早く動き回り、
虫を捕まえ、喰っていた。
流石ムシクイと言われるだけある。
近くではエゾムシクイの素敵な三拍子が聞こえる。
この声を聞くと、春も終わりの印象があるのだが、
始まったばかりでこの声を聞くと焦ってしまうねぇ。
もうちょっと、清々しい伸々した春をゆったり楽しみたいんだけどなぁ。

オオジシギ


上空で騒がしく、オオジシギの
ディスプレィが始まった。
飛び方が四角っぽいヤツと
三角のヤツがいる。
個性なのかなぁ?
ズバババの時のシルエットが
上手く撮れた。

ジィ〜エッ、ジィ〜エッ、
下に降りてもたまに鳴いている。
盛んに嘴を地面に指し
虫を食べているようだ。
あんだけ激しい動きをしたら
そらぁ腹も減るわなぁ。

初モノ2


山の方の雪も徐々に消え始め
少し足を伸ばして材木沢に行った。
フクジュソウが咲いていたが
蜜を出さずに早咲きの戦略が
影響してか開店休業のよう。

こちらのキクザキイチゲは
小さな羽虫が一杯集まっていた。
無彩色の中に
鮮やかな白というか
薄いブルーがかった色彩に
虫ならずとも吸い寄せられる。

ヒメイチゲも咲いていて
こちらは小さい花の分
数で勝負か?
小さな群落を作る。

水溜まりにはエゾアカガエルが
集まっている。
まだサンショウウオの卵は
見あたらない。
蛙の卵を見つけて近くに産み付け
先に幼体になってオタマを餌にする。
見事な戦略。

エゾノウワミズザクラが
気持ちヨサゲに芽吹いている。
今年は春が遅かった分
寒の戻りのようなことはないので
このままコジケず咲き乱れて欲しい。

2012年5月1日火曜日

初ものいろいろ


ミズバショウが咲いていた。
今朝で開いたばかりのようで
まだピッカピカな
初々しい色。

エゾニワトコも展葉し始めて
春の息吹を感じる。
この辺りの防風林の林縁には
ニワトコが多く一番目につきやすい。
ニワトコって鶏の止まり木として
使ったとこからニワトコって言うらしい。
漢字で書くと接骨木。
こっちは骨折したときの湿布で
使ったことに由来する。

庭のカタクリも咲いた。
和む色だなぁ。

家の道具小屋を開けると
窓にカサカサと当たるトンボ。
ホソミイトトンボだと思うが
この小屋で越冬したのか?
オツネントンボ。
出してあげると
元気よく飛んで行った。

この前はクジャクチョウだったが
今日はヒオドシチョウ。
チョウも陽気に誘われ
うきうき飛んでいる。

いつもエゾエンゴサクが群落に
なって咲く場所があり
青から紫にかけて
美しいグラデーションで
楽しませてもらう所で
白いエンゴサクを見つけた。
色が変わるのかなぁ?