2009年3月31日火曜日

桂岡ツリーイング体験会

地元の森で間伐活動をやっているグループ向けに体験会をやってきた。
結構急傾斜だが地域の子供たちが集まり良い遊び場になっているそうだ。そう立派な樹はないがロケーションがスバラシイ。久しぶりにスカッと抜けた青空と海が見える眺望も相まってとても気持ちがいい。
地主の方がみんなが楽しく使ってもらえる森にしたいとのことで、ツリーイングも何時でも使ってくださいとのことで、新たなフィールドとしてあれもしたいこれもしたいと夢が膨らんだ。
体験した方々は間伐活動をしているだけあり、森に慣れてはいるがいつもと勝手が違うようで、それでも楽しんでもらえた。ただ、安全に対しての心構えというか、慣れている分危険に対して鈍感になっているよう。


海越しにまだ真っ白な暑寒岳連峰まで見えていた。

2009年3月25日水曜日

ハクチョウ

ジロジロ、フムフム、エゾサンザシ?らしい樹を観ていたら、上空を白鳥が飛んでいった。今年初見参。今朝家族とまだ来ないね〜っと言っていた矢先だったのでビックリ。去年も2〜3日前に初認だった。「クァックワッ」っと鳴き交わし20羽ほどの群れや2つがいで飛び交っていた。

エゾサンザシ?

今まで気がつかなかったのだが近所にエゾサンザシらしい樹があった。図鑑を観てもいまいち同定できない。なかなか見慣れないヤツでこの辺りじゃ珍しいかも。というかエゾサンザシだったらレッドデータブックだからね。

2009年3月24日火曜日

コシアブラ

この特徴的な冬芽が好きだ。こんな近所にあるのに気がつかなかった。今年はじっくり観察できそう。まだ幼木のコシアブラ。

ハシドイ

ライラックもあるのだが、ムラサキハシドイとハシドイの差が今一明確でない。冬芽を見ると結構違う。芽燐の下に毛があるヤツと無いヤツ。どっちだろう。

ドッチがドッチ

オオバボダイジュ

透かしのように透明になった胞が美しい。春まで胞と実を遺したままなのか?芽吹きの時が楽しみだ。

イヌエンジュ

気がつかなかったが、防風林の中にあった。この辺りでは去年の芽吹きの時期に数回霜が降りて、とうとう花を付けなかった。今年はその分立派に咲いてくれるだろう。

2009年3月18日水曜日

ツリーイング研修会

先週末ツリーイングの研修に行ってきた。
朝に雪かきして家を出たが、関東ではモモやレンギョウが咲いて嬉しくなった。



今までのものを否定するわけではないが、思考のベクトルが間違っていたようだ。
新しい技術や知識というよりも、考え方や捉え方を新しくしなければならなかった。
とにかく新鮮で自分がやりたかったことが純粋化して見えてきたようだ。
まさに目からウロコという感じで、ガツンとかまされた。

2009年3月11日水曜日

エゾリス


トドマツの下におびただしい量の松かさが落ちている。上を見上げ探すと居ましたエゾリス。まるでトウキビを食べるように、手で押さえて回しながら食べている。どうも人間くさい動作でおかしい。数日前にエゾモモンガと遭遇した樹と全く同じ木で、詳しくは知らないがほぼ植物食性でカブるだろうに、棲み分けとかあるのかなぁ?とにかくガスガス食っている。


食べ終わったトドマツの実の芯

2009年3月9日月曜日

エゾモモンガ

犬の散歩がよく通るキハダにモモンガの巣がある。なるべく近づかないようにするが、いかんせん橋を渡ってすぐの防風林なので通らないわけにはいかない。遠くから双眼鏡で様子をうかがうと、なんと、顔を出した。次の瞬間スゴイ勢いで樹を登って行った。
枝の上にジッとしているので、周りに人がいないのを確認し、カメラを取り出し撮った。尻尾が平べったく大きい。


こちらの気配を察したか、更に登って移動の準備。かわいい尻を向けている。


幕を広げて飛び立ち隣のトドマツに移動するが、枝の途中の日当たりの良いところで留まってしまった。丸見えだって。朝日が葉の隙間から当たってキラキラ。毛のフワフワ感まで判る。

2009年3月6日金曜日

カケス


今日は防風林にはいるとカケスが集まってきた。私の後を付かず離れず追ってくる。ジェージェー煩いけど、時たまとんでもなく変な鳴き声をするので面白い。今日のヤツはアカゲラの鳴き真似をしていた。しかもキョッキョッだけじゃなく、ガッガッって木を突く音も真似ている。楽しい奴らだが、歩いていると次第に集まってきて12羽ほどになると煩くてかなわん。小鳥の気配も判らなくなるので、追ってくる方とは逆に戻ることにした。
すると、今度は逆方向に追ってくる。とにかくこの防風林から出ろ!っつうことか。まあ今日のところはカケスに免じて退散する。

エゾモモンガ

以前に固定インターバルで撮影したエゾモモンガの樹は、おそらく数匹が利用していた。しかし去年の暮れに倒れて掛かり樹となり、塩梅が良くなかったのだろう今年の2月初めから利用されてないようだった。
通常でもいくつかの穴を利用して渡り歩くようなのであまり気にしていなかったが最近新しい穴を見つけた。しかしそのキハダに樹は住宅地の近くで、犬を散歩させる人が多い。しかも穴の位置が地上から1m程で低い。心配には及ばないのかもしれないが気になる。

スノーシューで近づくと足跡が残り、臭いも残るのか、犬もその痕を追うように動くことがあるので、あまり近づかず双眼鏡で観察していた。
今日は犬の足跡がいっぱいついていて心配になり近づいてみたが、大丈夫そうだった。おびただしい量のフン。また何匹は入っているのかなぁ?

2009年3月4日水曜日

コガモ


あとはコガモがピッピッという具合にバスガイドがバック誘導する笛のように鳴いていた。ワンドに近づくといきなりそばにいて慌てて逃げた。

逆光ではっきりしないが、全部コガモのようだ。
今鉄橋の逆サイドで大がかりな工事が行われていて、そっちにカモが集まるところがあるのだが、工事車両以外立ち入り禁止だし(まあここもそうだが..)ガーガーうるさく重機が動いているので、カモたちはこっち側に集まっているのかな。渡り途中のいろんなカモが見られて良い場所だったのに、しばらくダメだな。

あと、今年初めてのハクセキレイがいた。幼鳥のようでずいぶんグレーっぽい。春になるとどこに出もいるが、今の時期見るとちょっと嬉しくなる。春が近いぞ〜。

ノスリ

ここ数日天候が悪くスッキリとしなかったが、今日は青空が見えている。今夜はルーリンが見えるかなぁ。数日前から猛禽が気になっていたので通勤前に川向こうのワンドによってみた。お目当てのワシはいなかったが、ノスリがいた。ずいぶん白っぽかったし、飛ぶと尾羽の元部が白かったのでケアシかもしれない。一目瞭然の時もあるが、う〜んワカラン。

2009年3月3日火曜日

ワカサギ

ワカサギは大漁。4人で1時間ほどで100匹越え。充分腹を満たせる数を取ったところであっちこっち歩き出す。子供たちはソリ遊びに興じていた。天気も良いし、風もなく、誰もいない雪原を子犬のようにはしゃいでいた。

ハヤブサ

沼のインレットによくカモがいるので近づくと、オスのカワアイサがいた。こちらに気がつき慌てて低く飛んで逃げると、突然ハヤブサが現れ飛びかかろうとした。そりゃ無理だろっ!どう考えてもアイサの方がデカイ。まあ諦めて鉄橋の端に止まった。えらい遠いのではっきりしないが。


しかしハヤブサはアイサを狩ったりするものなのかなぁ?

ホオジロ


次の日近くの沼にワカサギ釣りに行く予定で、穴を空けるのは手間なので前日に鳥見がてら出かけた。ユキホちゃんがいないかなぁと思いつつ沼伝いの林を歩くと、ユキじゃないホオジロがいた。こんな早い時期にホオジロを見たのは初めて。

ピンが甘いが正面の写真が偶然撮れた。