2010年8月30日月曜日

アカハラ


アカハラの幼鳥もやってくる。
家の庭は良く言えば
ワイルドガーデン。
ようするに、一般的な手入れを
していない、自然に近い状態。
まあ、防風林のすぐ脇で
いろんな生き物が都合良く
生きていけるタイプ。
このクワも誰かが持ってきた
タネから立派に育った。



自分で食べるために植えた
ブルーベリーも
アカハラの栄養になる。
いっぺんにいくつ咥えるんだ!

カラ類の幼鳥

最近家の庭が騒がしい。
カラ類が巣立ち、エサを求めてか盛んにやってくる。
親がルートを教えているのか、
ただ巣立って混群になってやってくるのか判らないが、
ひっきりなしにやってくる。
メジロが混じっていることも多い。


何となく甘い鳴き方のカラで
ひょっとしたらヤマガラかな?
そういえばヤマガラの幼鳥は
ココでは見たことないなって
よく追ってみると、
ハシブトガラのことが多い。
幼鳥のうちはみんな
鳴き方も似ているのかな?

これは、シジュウカラ。まだ色も薄くウブい。

2010年8月20日金曜日

ケラ

飛ぶ、登る、泳ぐ、掘る、走るの五つの能力はどれも中途半端?
螻蛄才(けらざい)なんて言われるが
僕はケラを尊敬している。
久しぶりにデカいケラを見つけた。6.5cmくらい。

小さい頃、落とし穴を掘ったとき結構深いところでケラを見つけたし、
橋の上から落としても、岸までちゃんと泳いで泥の中に潜ったし、
翅で飛んだところは見たことないが、飛べるみたいだし。
あの、フォルムが素敵だ。
9cmくらいのデカいヤツを見つけたときは、英雄だった。

ヒカゲチョウ


網戸にして窓を開けていたら、
2枚のガラス戸の間に
チョウが入ってしまった。
ジャノメチョウの仲間?
ヒカゲチョウか?
なんか優雅で
チョウの仲間では
一番好きかも。

メンガタスズメ


最近あまり見なかったが
たまに会うと心躍る。
メンガタスズメだろうか?
成虫はドクドクしくて
好きじゃないが、
幼虫はプニョプニョして
毛もないし、気持ちいいのに。

ヤマゴボウの実


まだ未成熟だが
なんとも存在感のある
色と形。
花の時期をいつも見逃す。

アカナラドングリ


北海道には自生しないが
葉っぱの形が格好良く、
街路樹とかでよく見る。
ドングリは形がかわいらしく
コマみたいに回して遊べる。

アゲハ


今年は都市部や草原で
ずいぶんアゲハを見る。
田舎に行くと
カラスアゲハもよく見る。
アゲハの当たり年?
近年はそんなに多く
見なかったような気がする。

ガガイモの花


ガガイモの花が咲いていた。
地味だけどしっとりと
肉感があり趣がある。

スイレン


夏場の溜まりものには
スイレンがよく似合う。
スイレンというのは園芸種に
呼び方らしく、本来は
ヒツジグサ?みたい。
赤や白が多いが
紫色も見てみたい。

アオバト

最近カメラを持って歩かないときに限ってイキモノに出会う。
う〜ん、そんなモンか。

朝自転車で走っていると、春には会えなかったチゴハヤブサが
不意に田んぼの畦からけたたましくピャピャピャピャッと鳴きながら飛び出した。
自転車でも追いつけない。防風林の向こう側に消えていった。

それから、今年はずいぶん
ハトが多い。
カワラバト・キジバトは
いつもいるが、
カラスバトのように
真っ黒いヤツも混じってる。

そしてこの辺りの平地ではあまり見ないアオバトがずいぶん入っている。
鳴き真似をすると近寄ってくるが、防風林の中であまり見合えない。
海にいるヤツは見やすいが、薄暗い林の中で
テラテラした緑色をちゃんと見てみたいものだ。

2010年8月10日火曜日

ほべつツリーイング

毎年体験会を行っている穂別で、今年は3日連続でT-1,T-2の講座を行った。
ゆくゆくは現地スタッフでイベント開催できるようになるため、
ツリーイングクライマー資格を受講していただいている。


初日の朝から猛暑で、
しかも湿度が高く、
黙っていても
汗がダラダラ流れるほどの気温。
北海道ではこんなコト
年間数日しかないのに、
その数日が連続したようだ。
慣れない動きで力を使い、
しかも慣れない暑さのため
受講者の方は辛そうだった。


しかし皆さん課題をクリアし無事終了。
これからもどんどん経験を積み木登りにハマってほしい。


翌日午後からは、
昨年までのT-1取得者対象のT-2講座となり、
これまでにない程濃く、
ハイレベルの講座内容となった。
トレーニングでは低めのアンカーで繰り返し
資器材の使用方法や理論を理解していただき、
最後にビッグショットで針葉樹にアプローチ、
ダブルドロープテクニックと併用した
SRTらしい講座となった。


実はこの会場に来る道すがら、カラマツが広範囲に赤く枯れている姿を見ていた。
受講者は森林組合の方と地元の仕掛け人でもある樹木医さんでもあるため
この方に聞いてみると、カラマツハラアカハバチという害虫の仕業とのこと。
カラマツの短枝を食い尽くしどんどん広がっているとのこと。
この会場にある2本のカラマツもその被害に遭っていて
トレーニング中もすっかり樹木医の顔になり
サンプルと取ってきて見せてくれた。

透明の身体だが、短枝を腹一杯くって緑色になっている。
講座中も下で見ていると、パラパラとその虫の糞が雨のように降ってくる。

この辺りでは20年ぶりの大発生のようで、
この虫の影響でカラマツが枯れることはないようだが、
それにしても、この時期の山が赤く見えるのは悲しいし、
雨のようにフンをかぶるのも気持ちがいいものではない。

長枝を喰わないのは、虫の都合か?カラマツの戦略か?
壊滅的にダメージを与えない自然のバランスか?

帰り道で気をつけてみると、峠を越え、もう大夕張の辺りまで広がっている。
道央圏にも広がるのだろうか?

***
2日目講座修了後、もの凄い雨と雷で翌日のトレーニングが危ぶまれたが
明けてみると、青空が見える良い天気になった。

最後に行われる町民参加のイベントでは
お馴染み、穂別の大ミズナラに20名ほどがトライし
すっかり晴れた青空に歓声が響いていた。

こういう機会を作っていただける仕掛け人さんに、
参加してくれた受講生に皆さんに、
イベント仕切りの方のスーパー晴れ男パワーに、
そして、いつも遊ばせてくれる、大ミズナラさん!
ありがとう!!

2010年8月5日木曜日

幾春別ツリーイング

7/31土、三笠幾春別川畔で、
ラフトとカナディアンカヌーとツリーイング、
夏満喫てんこ盛りのイベントを行ってきた。
前週から早朝までず〜っと雨続きで、天候が心配だったけど、
イベント開始からシンジラレナイほど晴れ渡った。


登った木は河原にポンっと1本立つクリの木。
6月にはクスサンに全て葉っぱを食べられて
本当に丸坊主になった。
オイオイ、大丈夫か?と思っていたが
栗の木は葉を喰い尽くされて、
クスサンはいなくなり、
そして、7月中旬から新しい葉が生えてきた。
う〜ん、木の底力を感じる。

初々しい浅緑の葉っぱが、晴天に映え
とっても素敵なツリーイングになった。



前に何度か登った木だったけど
高さがないのであまり魅力を感じなかったが
イベントで10本セッティングするという
そういう見方をすると、
枝振りがとても良く、適度にばらけ
また、登って枝に座ったり
ブランコをするためにはもってこいの木だ。
初心者には都合が良いし、
低くても、木の魅力は計り知れない。

道民の森神居尻ツリーイング


1日挟んだ移動日はこれまたジメジメ雨で
セッティングのために前乗りだったので
心配していたが、当日はこれまた晴天。
晴れ男パワーを感じずにはいられない。

当別道民の森での初めてのイベント。
講座は一度行ったことがあるが、
その後なかなかとっかかりが無かった。
今回は神居尻地区のメインの広場という
素晴らしいロケーションで、
これまた立派なシナノキ。
しかし、カミナリにやられたか、
登るとでっかい樹洞が出来ていて、
できれば違う木で...と思ったけど
それを超えて包容力のある良い木だった。



イベントの主催や目的には
疑問だらけだったけど
参加者はそんなの関係ない。
元気いっぱい何本も登る子、
高いところで眺めを楽しむ子、
いろんな楽しみ方がある。
時間も余裕があったので
みんな満足してもらえたと思う。

2010年8月3日火曜日

コオモリ

夕まずめに、いつもの防風林と用水路の間を飛ぶコウモリを観ることが多い。
夏場のこの時期が一番よく見える。
といっても、暗がりで夕陽が沈む明るい方角に飛んでいる
シルエットを見つけるだけで、
いつかはちゃんと具体的に観てみたいものだと思っていた。
所が偶然そんな機会が訪れた。

昨日の日中に玄関の所にトリが死んでると思ったらしいが、
まあ暗いところに逃げたのか、偶然落ちたのか判らないけど、
散水栓(庭に水を撒くため、地表よりくぼんだ30cmくらいのふた付きの箱)
の蛇口の所にコウモリが留まっていて、
蛇口を触れず困っているということだった。
散水栓は蓋の縁より大きめに掘っていて、ちょうど蓋の枠がカエシの状態で、
トラップのようになっており、都合の良いところは蛇口部分で、
しかも狭い高さのない箱の中から飛び出すことも出来なくなっていたようだ。


皮手を履いて素手では触らず、
でもよく観てみたいので、
ちょっといじくってみたが、
体長は意外に大きく、
というかどう測ってイイか
判らないが、
頭から尻尾(ケツの先)まで
80mmはあった。


膜を広げてみようとしたら、
キーキー鳴かれて、
手袋の上から咬まれたので
広げずに放すことにした。
防風林に留まらせて
そっとしておくと、
朝にはもう居なくなっていた。


結構迫力のある、鋭い歯。

防風林のコウモリは薄暮の頃に
用水路を挟んで高めのヤチダモから、対岸のエゾマツに向かって飛ぶものや
用水路に沿って水面近くを飛ぶもの、大きさもいろいろ居るようで、
今のは大きかったとか小さくて鳴いていたとか、
なかなか楽しく観察ができる。
子供には聞こえる甲高い声は、私にはさっぱり聞こえず、
「ほら今くるよ」なんて子供が指さす方を観ると飛んでくるといった具合。

なんていうコウモリだったのかなぁ?