2009年5月28日木曜日

ズミ

ズミがもう咲いていた。今年は花が多い気がする。鮮やかなピンクの蕾が膨らみ、咲くと白っぽくなり、色がいっぱいあってキレイ。もっさりついた花が威圧的だけど、どことなく色合いが和風っぽい感じを出している。

アズキナシ

アズキナシも花芽が沢山ついている。去年は花が見られずヤキモキしたが、ある人から隔年で花の多少が変わると聞いて安心。今年は絶対いっぱい咲くはず。
送信者 アズキナシ

2009年5月26日火曜日

函館でツリーイング

5月24日。一年のうちで一番忙しい時期、そういうときに限っていろいろ話しがあり、二週連続イベントだった。来週もまたある。

今回は結構遠出になる函館七飯町。洞爺湖サミット記念の植樹会イベント。前乗りで雨の中の準備だったが、当日はキレイに晴れ渡るいいコンディションだった。ダケカンバとミズナラに10本掛けた。植樹している時間と同じくらいエラそうな人々のあいさつが続きうんざり。樹の上で昼寝していた。
内容を理解していなかったのか、主催者から提示された時間は1時間!それで参加が170名。なんとも無茶苦茶な話しだったのでデモがてら一部の選抜者に体験を行ってきた。

環境保全とか温暖化防止とかお題目は立派だけど、誰のために何の目的で行うイベントか判らない。参加者もこんなもんだと思っていたか、ガッカリしたか定かではないが、すごく中途半端に木登りをしてもらう感じで、ツリーイングの楽しさや意義を伝えられなかっただろうなぁ。まあでも、初めての場所で登れたからヨシとしよう。今度は違うスタンスで伝えられたらイイのだけれど。

オラウータンと一緒にツリーイング

5月16日アースデイEZOで札幌円山動物園内でツリーイングしてきた。エコ専の学生主催イベントのサポート。いろいろ不手際や経験不足の感は否めないしイベントの難しさや準備の大切さを痛感したようだし、まあ動物園の中で登れるならイイかな。

場所は動物園のほぼ中央オランウータン舎の前のミズナラとハルニレで、オランちゃんを柵のない位置から眼下に見られる一等地。ちょっとした優越感というか勝手な想像だがうらやましいだろ〜って感じかな。なかなか忙しくイイ位置から写真が撮れなかったが、右端にちっちゃく写っている。
イベント自体も大盛況で当日会場のブースでは一番人気だったみたいだ。


これは良かったと思ったのが、体験してもらった人たちに、リンゴの形のカードに感想を書いてもらい、ポスターにする。だんだんリンゴの数が増えて楽しそうな雰囲気が伝わるし、みんなの感想が聞けて嬉しい。

2009年5月22日金曜日

イタヤカエデ(エゾイタヤとアカイタヤ)

北海道のツリーイングではいつもお世話になっているイタヤカエデ。専門家でもなかなか判らないというか別に分ける必要もないのだが、なぜアカイタヤというのかが疑問だったが、ひょっとしたら判った。同時に同環境で咲いている2本を比較してみると、まさしく違う樹のようだ。葉が完全に開き茂ったらほとんど見分けがつかないが、たぶんこの違いなのだろう。
    

  左;アカイタヤ         右;エゾイタヤ
※コレは私見なので本当かどうか判らないヨ



ピンがちゃんと来ていないが同時期同環境の2本


ちなみにこれはハウチワカエデ。かわいらしい赤い花。とっても好きな花だ。

2009年5月21日木曜日

ウグイス

樹の芽花を撮ろうと藪に入り、でも風があり上手いアングルで撮れなくて、しばらくじっとしていると、ウグイスが出てきた。「オマエあっちいけ!」っとばかりそばで警戒鳴きを繰り返す。藪でピンが合わずカッコワルイ。

ニュウナイスズメ

ニュウナイスズメのオスの頭の色が鮮やかになり、いよいよ繁殖行動らしい。メスは全然スズメっぽくなく、でもこのくらいの小鳥はみんなスズメっていわれるので、間違いじゃない。ツーショットが撮れた。

ホオアカ

ホオアカがやっていた。まだやってきたばかりからかあまり特徴的な鳴き方はしていない。そばにいる小鳥たちに影響されヘンな鳴き方になるのが面白い。

エゾサンザシ

注目していたエゾサンザシが葉を広げ、芽が上がってきていた。5月15日

今日はもう咲きそう。5月21日

エゾニワトコ

ニワトコも芽が上がってきている。プチプチの浅緑の花芽がかわいい。

これはもう半咲き。浅緑から白っぽくなっている。
そして咲き出すと、クリーム色。もうしばらくすると色が濃くなり、黄色っぽくなる。

2009年5月20日水曜日

エゾノウワミズザクラ

暑かったり寒かったりで、樹も調子が悪いのか、あまりキレイに咲いていない。でもこの花、好きだなぁ。何ともいえず可憐でイイ感じ。
この花を見るといよいよ夏鳥達が揃ってくる。今は横でキビタキが鳴いているが姿は見えず。


スモモ

体調がおかしくなりちょっとパトロールに行かなかったら、もう咲いていた。一年通して観察しても、やっぱり決め手が判らない。


スモモが咲いているということは、エゾノウワミズザクラもそろそろと思い見に行ったら、咲き始めていた。

2009年5月15日金曜日

森は動き出した

この時期は爆発的に生命が動き出す感じ。
樹木達は一斉に芽吹き、葉や花をつけ、したたかに戦略的に自分のテリトリーで自己主張している。
いろいろ回りたいが、あっちこっちでいろんな活動も盛んになり、じっくり樹木観察というわけにも行かず、気がついた時に写真に納めている。この時期の森は本当に活気付いていて、私のその中に佇み、森からエネルギーをいただいている。

オオデマリ 芽吹き


オオデマリ 芽吹き
シンメトリーの美しいポーズ。


オオカメノキこっちはもう咲いていた。オオデマリと似た感じだが、こっちの方が透き通ったイメージが好き。葉のシワシワ具合や花のふわっとした質感がステキ。


違う場所のオオカメノキ。
こっちは花に黒いつぶつぶがない。少し違うのか?


ヤチダモの雄花
グモグモしたちょっと不気味なヤツ


イタヤカエデ 芽吹き


ムラサキハシドイ
ライラックももこもこ膨らんできた。


カシワ そろそろ開き始め


ミズナラ
もっさり開いてきた。


ノリウツギ
この、真上を向いて整列している感じがイイ。


ツルアジサイ
盛夏になり、美しい花をつける頃にはノリウツギと似ているのに、今は全然違う。もう花芽が上がってきている。


クサギ
冬芽は大きくなってきているが、まだまだ堅い。花や実も特徴的だが、冬芽としてなかなか表情がありイイ感じ。

2009年5月14日木曜日

オオルリ


レスキューポイントのため移動できずに川岸に張り付いていると、オオルリが鳴きながら近づいてきた。ちゃんと見えるいいポジションに行きたいが動けない。
双眼鏡では見えるがあまり遠すぎて写真にとってもなんだか判らない。
ヤマザクラとのコントラストが綺麗だった。

カワガラス

最近トランポで川に行くことが多い。レスキューロープを構えながらも、雪代で水かさが増えたチョークストリームは実に心地良い。
カワガラスの求愛かっ?と思ったが、もうヒナの季節だった。あの機敏に飛び回るつややかな肢体とは全然違い、幼鳥はゴマダラのホシガラスみたいなヤツだった。まだおぼつかない足取り(あまり飛ばない)で川岸を行ったり来たり。親から川虫やら小魚をもらっていた。

おねだりカワガラス

すぐ足下まで飛んできて、威嚇していたのかなぁ。

2009年5月11日月曜日

ミズナラの★


北海道でのツリーイングのイベントでよく使われる樹木としてミズナラがある。子供たち相手だと結構キャッチーなテクニックで、ウケがいいし気持ちをぐっと盛り上げる方法で
「ミズナラには星があるんだゼ!」というのがある。
冬芽をひとつちぎって見せる。中の髄が★の形をしている。ナラ系のカシワ等もキレイな星形をしている。これは結構ウケるよ。
今までなかなか上手く写真を撮れなかったが、大きな芽を見つけ撮ってみた。なかなか。

ナナイチョウ

街中にある公園で面白いものを見た。
ナナイチョウ?
イチョウが枝分かれして、たぶん洞になっているだろうところからナナカマドが伸びている。寄生ではないがこれは共生なのか?本家のイチョウはまだ堅い冬芽だが、ナナカマドはもう葉を開いている。

留萌川

ゴールデンウィークで道北実家巡りでのこと。
留萌の実家はあまりキレイではないが川のそばにあり、住宅地ながらもそれなりに生き物が棲んでいる。まずはミサゴ。
さすが海のそばだけのことはある。白い頭が見え隠れしながら、素早く通り過ぎていった。

アオサギ。これは自宅のそばでもよく見るが、川に張り出す枝で休んでいた。まさかここからダイブはしないと思うが、水深もそれなりにあるので立ち込んでの猟には向かないらしい。

ウミアイサ。これも海のそばだけあって、川に入ってきている。コガモやマガモと一緒に羽を休めていた。ヤナギの隙間から見ているので気がついているようだけど、あまり逃げない。胸の網目模様が綺麗だった。

2009年5月8日金曜日

コムクドリ

レンギョウも咲き出し、そこに現れたのがコムクドリ。防風林では盛んに巣作りしているのを見るが、あまり庭にはやってこない。でも今日は庭にやってきてレンギョウの花をむさぼり食っていた。どことなく華奢な感じがする(ムクドリとの比較だが)コムクドリは何かマヌケっぽく見えてかわいい。

カタクリとエンゴサク

庭の雪が解け、クロッカス、ヒヤシンスなどの花も咲き、桜が芽吹き、ナニワズ、福寿草、の野草系も咲いた。
カタクリとエゾエンゴサク、エンゴサクの方はもう終わりだが、このカップルが一番好きだ。何とも春を感じさせてくれる。