2017年11月14日火曜日

ダブルブリッジ化

私のハーネスはセコイヤSRTです。それはアジャストブリッジを使えるから。これ一点。(これで荷重乗せたまま調整が出来たら最高なんだけど)
どうも、何とかモーションを欲しがる人が多いけど、図体のデカい外人じゃないし、ワンサイズなのでウエストの細い日本人向けじゃない。ウエストを目一杯締めてサイドのアタッチが身体の前に来てたり、ブリッジが長すぎてシステムのストロークが取れないなんてカッコワリィ(そういう人いるよね)モーションもセンターターネーションがあってフルボディ化できて、ブリッジが調節できて、小さめサイズがあればサイコーなんだが、結局フィット感がなければ七五三みたいで滑稽なフォルムになる。
自分的には最近はフルボディが良いなぁと、アーボリストもフルボディを使うべき!って思っている。なんかすげー高額なデバイス買ってストローク短く不自由そうにSRTやってるオタンチンを見ると悲しくなる。チェストクロールでフロッグの方が数段早いだろうしスマート。樹上で動く際にブリッジにチェンジして使い分けるって発想しないのかな?そしてこのアジャストブリッジはなかなか使えるヤツなんだが、製品を買うと予め付いているブリッジがある。今まで外していたんだが、敢えてこのブリッジも付けてみて、ダブルブリッジ化した。


講習で樹上に長時間ぶら下がってて、
アレコレ言ったりやったりするときは、
コイツにシステム2本組んで、
ダブルクロッチすると
結構安定して疲れないし、
レグループが楽になる。
まあ、動けないんだけどね。
動く必要がないときは楽だなぁ。
さらにチェストクロールで
体勢起したりするともっと楽!
向きを変えたりするのは
ブリッジなんで案外ラク。


以前は講習時には
自分のハーネスを貸す
ことがあったから
ギアのポジションがなかなか
決まらず試行錯誤していたが、
今は基本的にこのハーネスは
自分のものと決めて
ギア付けっぱなしなんで、
なんやかんや、やたら
付けたくなって重い。
ギアの量と仕事の速さは比例する。ので、これはこれでイカンな。

2017年11月13日月曜日

オムニブロック1.1

先日知り合いが持っていたオムニブロック1.1に若干の違和感を感じ(違和感と言っても、シーブやスイベルにガタがあるとか、サイドプレートに遊びがあるとか、そういったことじゃなく、どこ無く違いを感じただけ)MEETS NFPAだっけな?アレッと思い自分のヤツを出してきて比べてみた。

自分のはロックエキゾチカで、
もう一方はCMCだ。

すると、
MBSが違うでないの!びっくり!

こんなことってあるのかなぁ?

最近はロット毎の規格検査だから
変わったのかな?と調べてみたら
ロックエキゾチカは以前から23kNだし
CMCは以前から22kNだった。

シャーどうしよう、知らなかった。

なんかモヤモヤが残り、でも調べきれないし、どうしたものかと思っていたんで、師匠に会う機会に聞いてみた。
そしてら、もちろんロット毎のサンプル試験もあるが、メーカー独自の製品テストを行ってる場合もあるし、一応の規格の定義があるので、わざわざそれ以上の表記をする必要がないと判断するメーカーもある、差をつけてる訳じゃないよ、らしい。
ロックエキゾチカは自分の所の製品試験のデータから決めていて、CMCはNFPA規格の範囲内で過剰に表記する必要がないと判断したようだ。そういうコトってあるのね。製品に違いがある訳ではないので一安心だ。
最近はロープのMBSも年々データが変わるし、プロダクト年月ですら変わってる場合があるので、一概にこの〇〇のロープは強度が△△だよって、言えなくなってきている。講習なんかでも「そのロープ強度は幾つよ?」なんて聞いて墓穴を掘る場合があるので気をつけないと。クワバラクワバラ。

sleeve Sleeker



普通はフォルスクロッチで登ることが多いが
高さや角度で一度スリーブで登ってから
リングセーバーにリセットすることが多い。
北海道は雪害があるからかクロッチが狭くて
ロープスリーブが通り難いことがままある。
両端の口金にはツバがあり、
引く方向や無理に力をかけると
コイツが樹皮に食い込んで邪魔をする。
自分のヤツはグラインダーでここを鞣して
スムーズに通りやすくしているのだが、
それでも引っ掛かることがある。

そこで塩ビ管の径違いをジョイントする
継ぎ手を見つけ、ちょっと手を加えてみた所
これがなんと塩梅がいいい!
いちいち通し直さなくても後からでも
サクッとはめられる。


通常のセットアップを試みて
やっては見たものの上手くアンカーに
入らない。って時はコイツの出番。
タイイングしたスローラインも
この中に突っ込むように
そしてスリーブの口もギリギリで
つなぐようにすると、
見事に通ってくれる。

そしてスリーブを乗っけた後
コイツだけ回収できる。

まあ見たまんまだと都合が悪いので
秘策を施して工夫しないと
意外に使いにくいし
マネしてもダメだと思うよ。


最近お試しに戴いた径の太いヤツ。
アイ加工したロープもスルッと入って
フレキシブル部分も柔軟性があって
これはこれで使いやすいんだが、
これも御多分に漏れず引っ掛かりやすく
コイツをなんとかしたいなあと
思っていた所なので、
本当にちょっとしたことだけど
けっこう役に立っている。

この如何にも塩ビな感じがダサイけど
名前だけでもいにもカッコ良く
スリーブスリーカーと呼ぼう!

最近の鳥見とか



ガスっガスっと突くヤツが居て
ストロークがどうも長い感じがするので
探していたら、、オオアカゲラ
こいつに会うとなんか嬉しい。


電線に停まるノスリ。
風が強かったので、
フラフラガクガクして
何もここに留らなくたって
良いのに、微妙なバランスで
ずっと停まっていた。
今時期ツミやチュウヒを
多く見かけるが、
相変わらずノスリも多い。


どういう状況か判らないが
木の結構高い位置の枝に
ネズミが引っ掛かって
死んでいた。
猛禽が猟って喰ってる途中で
落としたか?頭だけ無い。


近所の河川茂みに
エノキを狙いにいったら
点在する三日月湖のひとつに
ハクチョウが溜まっていた。
奥の方にはチュウサギや
ヒドリガモ・コガモ
オナガガモ・カルガモ
カイツブリなんかも居た。


そしてこんな感じのヤツを
少し戴いてきた。
やっぱりエノキが好き!


河原にカモメが集まっていて
なんか漂ってるだけじゃなく
しきりにダイブしている。
さすがに潜ったりしないが
上流を向いて、ピョコンピョコンと
頭だけ水面に突っ込んでいる。
カモメがこんな動きを
してるのを見たことないので
不思議に思って見ていた。


どうも気になり橋のある所まで戻って
川を覗いてみたら、、、
こういうことだったんですね!

シャケが遡っていた。
結構おびただしい量で
よく見たら周りにもホッチャレてるのが
かなり上がっていて
そいつらを突いているヤツもいる。
カモメが沸騰していた。


いつもの年は数日ですぐに居なくなる
カシラダカ。
ここいらでは貴重な鳥見。
渡りの時期にしか会えないので
機を逃さないよう11月は足しげく探すが
今年はどうしたことか
10月の中旬からまだ残っている。
ふわぁっと冠羽を立たせる姿は
何度見ても飽きない。
また今年もホオジロ系の当たり年か?