2015年12月29日火曜日

内地遠征



約1ヶ月、樹上作業やデザイン業で
内地に遠征していた。

あまり観たこともない樹木が多く
特徴や性質も判らないし
第一常緑広葉樹というのが
殆ど無いので珍しくて仕方がない。

現場に普通にみかんが成っている。
こういうのって道民にとっては
不思議でありがたく珍しい。


道具はあくまで自分の手先の延長で
自分方法の手助けにしかならない。
誰かの方法を真似ても
サイジングや目的が一緒じゃなきゃ
あまりメリットにならない。
決して道具は魔法の杖ではない。

いろいろ勉強になるコトが多く
様々な使い方が考えられる
GRCSは奥が深い。

2015年11月30日月曜日

Force, Gravity & Direction

Force, Gravity & Direction 合力と分力って、かなり嫌がられている。というか物理って言うだけでシャットダウンする人が多い。
かく言う自分でも昔はそうだった。何しろ数学が嫌いで高校3年間赤点続きで、卒業時に追追追試でダメで真摯な姿勢(如何に自分は数学が理解できないか?)というレポートで勘弁してもらったほどだ。

でも、しかし、「物理=数学」だと思っていたからで、いろいろ必要に迫られて(大体同じ滑車を使って向きが変わると「倍」って意味が分かんない。っと思っていた)知ってくると、何かソウじゃないな?って思えてきて、あれ、ひょっとして自然を観察するってこととあんまり変わらねぇなって思えてきた。

別に月にロケットを打ち上げる訳ではないので、厳密で正確な計算がテーマではない。なかなか開かないジャムの瓶のフタだって十分な物理だということに気がついてしまった。
そしたらこれが面白くって、今さら高校物理の参考書を買って、斜に構えて読んでみると面白い!面白いと同時に、なんて判りづらい本なんだ!これじゃ嫌いになるの当たり前ですネッと、みんな嫌いになるための学習を強いられていただけで、こんなんが流通しているコト自体が変なだけ。数論や代数や幾何学のような机上のじゃなく物理は身近でとってもファンキーなヤツだった。

仕事をしていると感じるのだが、先天的に物理を判っている人がいる。考えずに、経験からでもなく、何か判ってるっていうニクタラシイ人。そこで教えを乞うてみると、自分でも感覚的らしく「ガーって、ピンと、ダーってやれ!」みたいな感じになりさっぱり判らない。先天的に理解できていない人は、どうしようもない。
んで、そうじゃない人も理解するにはどうしたらいいんだろう?と、試行錯誤していた。
大体身近なコトなんで、身近なモノで説明できないはずがない。でもそれが難しいんだなこれが。

合力と分力を説明するにあたって、自分では「力と重力(質量)と方向」というキーワードが重要になってくるって判っても、さてそのそれをどうしたらいいのだろうと、ネタを駆使した中で、これは自分の中では、かなりイイ線いってる感じがするんだが、
どうでしょう?



洗濯ポールの場合は、荷重が支柱に載っかっている。
でも、洗濯ヒモだったら、支柱を倒す力になるよって感じなんだが、まあこれだけでは何のこっちゃ?なんだけど、これをミソにスイカやビリヤードやハンモックや弓を使って味付けしていこうと思う。面白いゼ!

凍った朝



今朝はちょっと冷え込んで
近所の原っぱも凍っていた。

こういうなんでもない水たまりって
もの凄くキレイだったりする。


ヒガラの群れが右から近づいて
エナガの群れが左から近づいて
わぁ〜なんか贅沢〜って上を見ていたら、
突然上空の枝を走るデカいヤツ。
急に出て来て真上を横切られると
結構驚く。

水辺のカモ



しばらく家を空けるコトになったので、
近所の水たまりに鳥を観に行った。
キンクロハジロ


遠くからだと何だか判らなかったが、
薮を漕いで近づいてみると
ヒドリガモだった。
エクリプス時期は何だか判りづらい。


ここにはオオバンが沢山いて
こんなにいっぱい見たのは初めてカモ。
そこをハシビロガモの一群が通り過ぎる。


コイツがなかなか近づけず
何だか判らなかったが、
ホオジロガモの若いヤツかなぁ?

2015年11月22日日曜日

4種の小鳥

20年程前に庭に植えた大手毬なんだけど、
土にケヤキの種が混ざっていたらしく、
そのケヤキが立派になり過ぎて
大手毬は陽当たりが悪くヒネクレてしまった。


雪虫は普通、トドマツとヤチダモの間を
行き来するが、環境がバッチリなので
ここのトドノネオオワタムシは、
このケヤキとトドマツを利用する。
弱った大手毬をケヤキを芯に冬囲いしたら、
その縄に雪虫が群がってしまった。

ここからが本題なんだけど、
その縄のすき間に群がってきた雪虫を
いろんな鳥が突きにくる。
ハシブト・シジュウ・ヒガラ・メジロ
4種、同時に1枚に収まることは中々無い。

美登位ツリーイングキャンプ


美登位で今年2度目のツリーイングキャンプ。
いろいろやりたいコトを持ち寄り
トライアルやプラクティスをやってみる会。
延べ11名参加かな?

レクリエーションで行う方法は
最もリスクが少なく簡潔な登り方で、
それだけだと思ってしまう人も多くいるけど
木登りはそんなもんじゃないゼ。
まさに、木を見て森を見ずって感じ。


アンカーが採れない空間に
フォーカスフローティングアンカー。
全て下からのセットで、三次元的に
任意のポイントにアンカーが設置できる。
もうコウなったら木登りって言えないけど
いろいろ可能性が広がる。

そして、新たな活動の動きもあった。
ツリーイングはいろんな可能性があるけど
その可能性をどう伝えたらいいのかな?
鋭意進展中、絶えずリフレッシュ!

2015年11月9日月曜日

Alloy Ingot


知り合いからとてもありがたい、
スゴ過ぎるとしか言いようがない、
合金のインゴットを頂いた。
手に取って震えました。
何にも使えないが、
欲しくても手に入らない垂涎モノ。
自分がマニアだと確信しました。
ありがとう!

目的やデザイン、プロダクトに
至った経緯や製品のテスト、
ソフトウエアに対して
敬意も尊敬もへったくれも無く、
出来上がったモノを見て
作れるってマネする輩がいる。
そんなバカタレじゃなく、
まして腕自慢の鉄工場のオヤジに
発注したバッタもんでも無い。

コイツが凄いのは、
ここから旋盤やフライス盤で
本物に削り出される過程途中の
インゴットっつうコト。
専門家じゃ無いから判らないけど
こうやってバリを利用して
台に挟めるんですね。
プロダクトの真摯な美しさは
途中でも十分現れていて、
凄くエキゾチックです。

ホチャレとエノキ



近くの川に
ホチャレてた。


そしてそのそばで
エノキを見つけて美味しく戴いた。

2015年11月5日木曜日

エゾリス近距離



久しぶりにあまり行かない所へ
唐突に目の前にエゾリスが現れた。
よく絵で観るクルミを咥えたヤツ。
向こうもジッとしてる俺に気づかず
目の前に出てきて慌てて走り去った。
喰うときは手に持つが、
咥えて走れるんだなぁ。



2015年11月3日火曜日

モヒなやつら



この辺りでは渡りの時期しか
お目にかからないカシラダカ。
もうすぐ雪が降り真っ白になる前の
車が行けるときの
近くの川原に現れた。
相変わらず、モヒってるねぇ。


そして、数日前ふと気づくと
庭にミヤマホオジロが現れた。
数回観たことがあるこいつは
いずれも庭で観ている。
こいつもモヒってる。
ピンが来てないのが残念。


今年は移動しているカラ類を観ると
ヒガラが多い。
昨年まではこんなに多くヒガラを
観なかったのだけど、
今年はやけにヒガラが多い。
いつも観られるモヒなやつ。

ツグミの群れ



まあいろいろヤなことがあると、
木に登って現実逃避するんだけど、
イイ感じの夕焼け前に
防風林のちょうど良い鳥道の股に腰掛けて
空が水色から紫・ピンクに変わる色を
は〜って眺めていた。
その時ちょっと嬉しく騒がしい
100羽程のツグミの群れが現れて、
目の前の枝にも留ってくれた。

道具を全部上げて地べたには形跡を残さず
ジッとしていると、
いろんなヤツらに会える。

2015年10月25日日曜日

髪の長いキャプテン

縁がありRope That RescueのReed Thorne氏を
招いたワークショップのお手伝いに行ってきた。
参加した方には非常に申し訳ないと思っているが、
私は単なるお手伝いとしてもあまり役に立てなかった。
自分では自分がもどかしく、不甲斐無く、
そしてあまりにも幼稚だった。
こんな気持ちになったのは小学校以来かもしれない。


考え方や組み立てのセオリーは
去年経験してきたことが大きかったが、
今回はもっとベーシックなことに気がついた。
根拠を自分にすること。
冗長したシステムがスマートじゃないこと。
習うことと教わることの違い。
そして言葉の意味が分からなくても、
感じられる気持ち。

どうも詩的な表現が多い英語なのだろうが、
基礎など全く無く、洋楽で英語を学んだ身としては
行間と言うか「間」のニュアンスで勝手に解釈して
勝手に理解することが殆どで、
でもアナガチそれは間違っていない気がする。
《BGM:Extreme/More Than Words》
コミュニケーションというのは、言っている内容より、
気持ちが大事だということに改めて気がついた。
何処かに打開点があるかもしれないと、
判らなくても目を見て話しを聴く。
言葉が判らないのはお互い様だから
心を読もうとした方が良いに決まってる。
通訳の方の話しだけを聞くのはもったいない。
トランスレートとして内容は伝わるけど
感情を言語化する表現は難しいに決まっている。
フレンドリーに仲の良いそぶりをしても、
本人がしゃべっている時に聞きもせず、
手法に終始していれば、本質から遠ざかる。
まして言葉の意味が分からない者同士であれば、
その内容云々ではなく、感情のみが伝わってしまい
その歯痒さが内容にも反映してしまう。
Rapid Amigo!
There is no right answer.
How to construed it is.

方法を紹介しに来たのではなく、
考え方を伝えにきたのだ。と感じてしまった。
だから余計もどかしい。
写真やビデオには映らない「何か」を感じる力。
部分的に都合よく切り取ってしまっては、
危険極まりないと思う。
切り取ってしまった画はArtではなく
行動の指針がArtな表現になる。
《BGM:THE BLUE HEARTS/リンダリンダ》
観光ではイイトコ撮りの写真で良い。
派手にカッコつけたスナップではもったいない。
だから冗談にしろ、Never come back!なんて言われる。
アリゾナに来い!と彼は言うのだ。

自分の身に置き換えて、アリゾナではどうだったろうか?
レベルが高すぎて、ついて行くのがやっとだったけど、
殆どBad!良くてもBetterで本当に良かったと思う。
カリキュラムは日に日にレベルアップし、
遅くて失敗して、皆には本当に迷惑を掛けたと思うが、
学び取るものが多かったと思う。

今回リードのそばに居ることが多かったが
話しの中で盛んに、それはテキストに書いてある。
テキストにあることを伝えにきたんじゃないんだ!
という気持ちが込もっている言い方だった。
そして、音楽で通じるものがあったので、
完全なコピーバンドには興味が無い。
下手糞でもチャレンジングが良いと。
どうしてもスキルを求めたくなるのは日本人だからか?
日本ではスキルってハウツー的な意味あいが強いが、
スキルを踏襲してもそれはスキルにならない。
practice, trainning, discipline の差が難しい。

リードとの短い雑談で、
皆テキストを読んだのか?
多分No、自分も巧く理解できません。
それは残念だ。これからは私もバケーションだ。

一年遅れだけど、この会話が妙に心に引っ掛かり、
帰ってから、Pat Methenyを聴きながら
辞書とグーグル翻訳とWeblio辞書で
イディオムを切り貼りし、
どうしても判らない文節は友達に聞いて、
酷く合点がいったコト、自分ではこう解釈した。

[ 髪の長いキャプテンのヤリスギ病 ]

「Redundatitis」辞書にも出てないゼ。

2015年10月8日木曜日

ケアシノスリ?



朝トレ自転車で走っていると、
電柱にノスリが居た。
ゆっくり近づいたんだけど、
さっと逃げてしまった。
良く判らなかったが、
モサッとした脚もとが
ケアシノスリのようだ。
もうそんな季節か。

ヒガラ



少しづつ秋が近づいてきて
散歩でもカラ類が目立ってきた。
いつもこの時期はメジロが目立つが
今年はヒガラに出会うことが多く、
このネグセ的なヤツが愛らしい。

カルガモ



用水路に今年生まれたカルガモが
集っていた。
脅かすつもりは無いんだけど、
姿を見られて慌てて飛び立つ。
ゴメンね。

2015年9月30日水曜日

コクワ



本当はキノコを狙いで行ったのだが
収穫はなく、でも、
そばに立派なコクワがあったので、
熟れ熟れのをその場で食べて
まだ少し若いのを採ってきた。
少しづつ軟らかいのを選んで、
毎朝食ヨーグルトに入れて食す。

カラビナの抜け殻

昔からゲージュツにはあまり興味がなく、美術館の「作品」より手に取れる「意匠」が好きで、富山の薬のパッケージとかに反応していた。
ただ一時期「梱包」に影響され、クリスト&ジャンヌクロードのヴァレーカーテンや包まれた島、ポンヌフとか、ピンクフロイドのアートワークを手がけるヒプノシス一派のストームとかジョージハーディが大好きだった。自然をどうにかしてやろうか的なエゴではなく、利用したアート作品やインスタレーションがビビッとくる。
それとは別にガの繭とかセミの脱け殻のようなものにもかなり引かれていて、確かにそこにあるテイだけど、中身は空っぽというヤツ。更なる飛躍を予感させつつも、まさに形骸化した物体としての無意味な存在。パッケージも商品を選択する段階では極めて重要な要素だろうが、実際に商品を購入した後は、中身の機能を享受するべく、破って捨てられてしまう的な存在。
自分では手短に、セロテープを使って手にぐるぐる巻いた後、綺麗に切り取って修復し「抜け殻」のようにするのが好きで、一時期ハマっていた。工具や日用品でやったり、自動車やバイクなんかも...アイデアは色々あったが、セロテープを買う金もなく、その気持ちはいつの間にかしぼんでいた。
ところが、だ、先日スコッチシートでステッカーを作る仕事の過程でピンセットで「カス」を剥がしていて、この発色が良いカスをただ捨ててゴミになるだけってのは悲しいなぁと思った瞬間、あのマユや梱包が蘇ってきた。
そこで、手元にあったカラビナでやってみようと。
何となく感覚は残っていたので、思い出しつつ作って良いフォルムが出来るようにカスをベタベタ貼付けてみた。



そして最終的には「脱皮」させ、
カラビナの抜け殻を作った。
Husk of Carabiner
これはなかなか面白い。
フィルムを延ばし引っぱり
貼付けてるので形状を記憶していて
グチャグチャにしても元に戻る。
このニセモノ感がたまらない。

Husk of Carabiner

2015年9月27日日曜日

1/1プラモ



家族が独立するとともに
ランクルは要らなくなったので、
いろいろ物色していたのだけど、
25年前の軽ワゴンにした。
サンバーディアス。
直4RRパートタイム四駆
ポルシェじゃん!



まずは傷みが激しい箇所を補修。
穴があいたバンパーを丁寧に
ラストクリーン(優れモノ)という
水性のサビ取りで加工。
そしてステンレス板を張りつけ
パテで埋めていく。



まあ、鈑金屋の様には行かないが
サビが広がらないのが目的なので
良しとしよう。



「ローラー刷毛で全塗装」という
まさにDIYな、1/1プラモ的で
本当に楽しみながら塗装。
マスキングが思ったより大変で
そこに時間を取られたけど、
マットのペイントはローラー刷毛
でも然程ムラにならない。




それで、こんな感じ!
Before and After
調色屋さんという所では
渋めの色を取り揃えている。
ローデシアンブラウンという
色もなかなかお洒落な感じ。
車の買い替えというより
このプラモ的なのをやりたかったんだけどね。
それでも25年前の車には見えない。

2015年9月18日金曜日

ステッカー




毎年行ってるレスキュー大会用の
ノベルティステッカーを
しこしこ作っていた。
作業は単純なんだけど、
この要らない部分のカス取りが
もっとも大変だ。
今年も良い大会になるとイイな!

このカスの再利用というか何か使う方法がないものかと画策していて、今の所なかなかファンキーなものになりそう。

2015年9月2日水曜日

単車Tシャツ

殆ど趣味なんですが、
ネタの図柄をアップしておくと、
欲しい人が個々で注文するドロップシッピングの
Tシャツネットショップがあり、
そこで最近古めのバイクの要望が多い。

RS750を描いたら思いのほか反応があり、
直接メールで連絡をもらって、
別バージョンを幾つか追加した。

多分RS750に乗ってる人なんだろうけど、
最初は愛知の方から注文があり、
岐阜・京都・大阪・兵庫・三重・静岡と
ツーリングで着ていて、それを見た人が
更に注文してくれているようだ。
週末ごとのツーリングで伝染している。面白い反応だ。


ベース色のバリエーションだったり、長袖だったり、
車体全体が絵になって「Z2」って字を
入れて欲しいとか、
まあ、反応があると、
こっちもノリノリで画を起したりしている。

オリジナルTシャツのお店 http://www.ttrinity.jp/shop/satoc/

ダイレクトインクジェットの印刷なので、シルクスクリーン印刷と比べるとクォリティは落ちるけど、フルカラーだし、こういうニッチでマニアックなネタが好きで、いいなあと思う画を、イイなぁって思ってくれる人が直接買ってくれる。
個人的には、スクランブラー系のが好きなんだけど、
売れるのはゼッツーなんだなぁ。

原っぱ幼稚園




何やら草原が騒がしいのは
ウブいやつらが多いから。
カワラヒワやニュウナイスズメやら
ノビタキやホオアカも
みんな集まってガヤガヤやっている。
近寄ると逃げるヤツや巧く飛べないヤツが
右往左往する。
もう秋の感じだけど、
草原はさながら幼稚園だ。



トックリバチ




ふと気づくと庭のバイカウツギに
トックリバチらしい奴の巣がくっついていた。
カッコいいフォルムだ!
しかし、数日したら無くなっていた。
危害を加えるような奴じゃないらしいので
その後の経過を楽しみにしていたんだが、
激しい雨とかで落ちてしまったのだろうか?
ちょっと残念。

2015年8月25日火曜日

石狩川河口



海鳥が見たくって、
石狩川の河口の先端まで行ってきた。
シギ・チドリは良く判んないが、
波が押し寄せて、ピチピチ跳ねる
ヨコエビなんかを突いている。
波打ち際をチョコマカ動き回る姿は
何とも愛らしい。




上空ではミサゴが飛び回っていた。
双眼鏡で覗いていたら、
前後左右キョロキョロし
巧く風に乗りながら、縦横無尽に飛び回る。
魚を探して急降下したりフラリヒラリ、
残念ながらハンティングは見られなかったが
精悍な顔立ちでカッコいい姿だ。




それはともかく、ペリカンが居た。
13年くらい前に、山口の宇部動物園から
逃げ出したヤツが来ていて
アオサギとのサイズの違いが衝撃的だったが
広い河口の対岸に居ても、かなりの大きさ。

それはともかく、ソレを狙うカメラ野郎が
海浜植物保護のため立入禁止の所に
ガツガツ入って大玉を構えていた。
鳥を見るのは好きだが、
単にモチーフとして写真を撮る奴は嫌いだ
そこまでして写真をとっても、ねぇ。
なんだかなぁ。

2015年8月16日日曜日

薮の子育て




この頃はヤブに近づこうとすると
ノビタキやホオアカが、ジャッジャッジャッと
今、子育て中だから近づかないで!
とばかり飛び出してくる。
だから遠回りするんだけど、
いつもの感じと違う鳴き方だと探ってしまう。
ちょっと鳴き声の間隔やトーンが違うと
気になってしまう。






そうして近づくと飛び出してきたのは
コヨシキリだった。
草原のジャズシンガーは長鳴きしてるのは
良く出会うけど、そういえば子育て中の
コヨシキリはあまり観たことが無かった。
おそらくメスなんだろうけど
そもそもメスに出会う機会が少ないので
何か嬉しい。けど、邪魔してごめんなさい。





コイツも子育て中なんだろうが、
警戒鳴きもしないので不用意に
近づいてしまうことが多く
ゲッと意外に大きな声で
ひと鳴きして飛び出すので
こっちが驚いてしまう。
でも今日は事前に姿を発見した。
さて、何処に居るでしょうか?