2015年2月23日月曜日

キレンジャク



この冬はナナカマドの実が豊作だったが
日が経つにつれ黒ずんでマズそうになってる。
だからか、この辺りに集まってきている
キレンジャクは、ハリギリの実狙いのようで
樹冠の高い所に集まってることが多く
なかなかあの美しい姿を観にくい。
それでも今日は低いナナカマドに集まってる
群れを発見できて、
よ~く観ることができた。

不思議というか、何とも素敵な次列風切羽が
素敵すぎる!



2015年2月21日土曜日

ロックエキゾチカ



昨年アリゾナに研修に行った時、
ビナの向きやノットドレスに
非常に厳しく注意された。
まっそういうもんだっと思って
忠実に行っていたのだが、
のちに、ロックエキゾチカの
コマーシャルに使うかもしれない
から突っ込み所を潰したい。
ということだった。




そして最近、ロックエキゾチカの
アリゾナボーテックストライポッド
オンラインギャラリーに
行ったときの写真が使われていた。
自分が映ってコッパズカシイし、
ダメダメな感じだったのに、
写真だとそれが判らないから、
これは、なんか、かなり嬉しいゾ!




2015年2月18日水曜日

穂別の大ミズナラ

いつも楽しませていただいた穂別の大ミズナラが先週末切り倒された。
色々思う所もあるのだけど、不甲斐無さと憤りでモヤモヤしている。

元々ここは林業が盛んな町で、先住民も入植した先人も、集落を見渡せるこの巨木を残すことにしたのだろう。


これだけの立派な樹は、
大方しめ縄が巻かれてることが多く、
運良く(運悪く)百名木のような指定も受けず、
許可を取れば自由に登って遊んだりできたのだ。

確かに昨年はしっかり水を
上げられなくなっている枝があり、
一部の枝は展葉が小さく元気がなかったし、
枝張りも風の影響を受けそうな感じだった。

詳しい事情は判らないが、
この樹の下には1992年に
ここに移設された施設があり、
その屋根に枯れ枝が落ちて被害があったようだ。


しかし、行政が枯れた枝の撤去や手入れの方法を考えたり、調べたり、財産を守るべく巧く立ち回れば、何も伐倒しなくても良かったと思う。
自分ではこの樹がそうなる前に会いに行きたくもあり、(自分がどう頑張っても行政の決定は覆らないだろうというあきらめから)会いたくない気持ちもあり、本当に複雑だった。
アーボリストとして高所伐採の知識や技術はなかなか伝えることが難しく、ましてなにも肩書きも実績もない身としては、なす術もなかったし、そういう行動に出なかったのが今になって本当に後悔している。
行政の悪口を言うつもりもないし、どっちかと言うと自分の不甲斐無さに落胆しているのだけど、「町が持つ森林の歴史を大きな財産として、大自然とともに生きた先人の情熱と汗の継承とともに、森を活かし育てる思想を育む。」とか言いながら、20年ちょいのインフラを守るため、江戸時代から残っていたミズナラをバッサリ逝ってしまうのは、どうかと思う。


2015年2月15日日曜日

キクイタダキの後ろ姿



防風林の真ん中辺に
まだ低いエゾマツ?の樹帯がある。
小鳥達はゆるい混群を作って
移動している。
細く繊細な響きを聞くと
ジッと待っていると
姿を見せてくれるんだよなぁ。
カワイイ。


2015年2月9日月曜日

エゾモモンガの滑空

先月末から地元を離れ、暫く暖かい所に居た。


それは後にヤル事にして、
久々に地元のフィールドに出た。
やっぱり雪がある冬の方が馴染む。
ワシワシとスノーシューで登り
眺めの良い所へ行くと、
何か下の方で気配を感じて、観ると
忙しなく昇り降りしている
エゾモモンガに出会った。



丁度斜面だったので
ゾントレベルで正面に居たヤツが
パッと飛翔した。慌てて胸位置で
シャッターを押しつつ
眺めていたので、こんな綺麗に
撮れてると思わなかった。
写真を撮るのが目的じゃないので
まあ偶然ですが…


自分では全くと言って良い程、写真のセンスがないので、
でもフィールドにはカメラを持参する。
それは状況証拠のためで、いい写真を撮ろうという目的ではない。
知り合いのフィールドカメラマンは朝夕リサーチして
確信を掴み、ジャストの時間にふらっと向かってスゲェ写真を撮る。
生き物の習性や環境に応じて、しかも短い玉でスゲェ写真を撮る。
カメラや器材が好きなんじゃなく、
生き物が好きだと言う気持ちが写真に現れている。
こんなのを見ちゃうと到底太刀打ちできない。

最近いつものフィールドにそれと相反する様なカメラじじいが
エゾモモンガ狙いで集まるようになり、辟易している。
まあ、自分の土地じゃ無いから文句も言えないのだが、
私からすると、珍しい写真を撮りたいがためのカメラマンは下衆の極み。
モモンガのSEXする所を撮りたがってる、パパラッチ。
我が物顔でドカドカと防風林の一部を占拠し流れを遮断し、
ガヤガヤしゃべってるは、飯は喰うは、タバコは吸うは。
彼らでは無いと思いたいが、明らかに生息する生き物に影響が出ている。
繊細なバランスの所に、お邪魔しますっという姿勢が見られない。
静かにLeave No Trace出来無いものか。
まあ、モチーフはできるだけ珍しいものが良くて、
ソレを撮った自分がスゴいとか思うんだろうな。残念です。
何処かで鼻の穴を大きくしたドンナモンダイ顔のカメラマンが撮った

エゾモモンガのSEX写真を見たら、ハナクソ野郎だと思うことにします。