2009年2月27日金曜日

ギンザンマシコ


家に戻り図鑑で確認すると、ギンザンマシコのようだ。初めて見た。赤が鮮烈なオスは図鑑で見て覚えていたがメスを意識していなかった。オスも見てみたいしまた会えるような気がして今日はギンザンマシコのオス狙いで防風林へ。今日も居ました。かなり近づいても逃げない。くちばしの周りにいっぱいヤニを付けながらトドマツの冬芽を食べている。昨日は気がつかなかったが、とても細い声でピュルルピュルロっと遠くで聞く鴨の声のよう。こいつの声だと思わなかったが、群れが飛び立つと聞こえなくなった。メスばかりの8羽の群れ。メスだけの群れなのか、それとも季節で色が変わったりすることはないのかなぁ。積極的ではないにしろ鳥を見始めて十数年経つ。それでも毎年新しい発見や出会いがある。奥が深いなぁ。

??マシコ


ハギマシコ狙いで防風林を歩くがなかなか会えない。遠い方のモモンガ穴まで出かけるが、この巣穴もしばらく使っていないようだ。カラ類やゲラ達、カケス、ヒヨドリなどいつものメンバーで、今日は注目すべきことはないなと思い戻ろうとしたその時、数羽の群れが飛んだ。ゆっくり近づくと見慣れないコロンとした薄グレーのヤツ。頭から胸にかけて光沢のない黄色。マシコの仲間だと思うが知らないヤツ。一心不乱にトドマツの穂先を食っている。

2009年2月26日木曜日

ベニヒワ

久々に防風林を歩く。今年はハギマシコを一度も見ていないのでかわいいアズキちゃん狙いで行ったが見つからない。針葉樹にキクちゃんの声がしたので待ってみると、今年初認のベニヒワが現れた。トドマツの枝先を動き回り虫卵を食べているようだ。

目の前に現れた厳つい表情のメス。

くちばしがちょっとブレてるが、胸まで赤いオス。

キレンジャク


冬に防風林にやってくるレンジャク。今年はキレンジャクが多いようだ。今年はポプラの高いところに留まっていることが多く、なかなか近くで見られない。と思っていたが、他の鳥たちにつられて初めて庭にきた。でも君たちが好きなモノは何も用意していないよ。

室内からだし天候が悪かったのではっきりしない写真だけど、ワックスウイングの赤がちゃんと見える。

2009年2月24日火曜日

アトリ


アトリの数も先々週1羽、先週3羽、今週は11羽に増えてきた。さすがアトリ(集まる鳥)だ。いつもは渡りの途中なのか数日しかいないが、今年はずいぶん長居している。

2009年2月23日月曜日

ヒガラ


最近すっかり定着したようなヒガラ。チョコマカと動き回りなかなか写真を撮らせてくれない。このちょっと汚れたような色合いと寝癖のような頭頂部がかわいい。

シジュウカラ


先日来体調を崩しあまり外に出ていない。家の中から鳥見。
いつも庭に来る小鳥たちの代表のようなシジュウカラ。防風林を渡る個体群が次から次へやってくる。
この首の後ろの薄緑というか黄色がステキ。

2009年2月19日木曜日

クマゲラの食痕

今年はまだ姿を見ていないが、近所には来ているみたいだ。ガスガスむやみに掘って散らかした感じが主張している。

ツタウルシ


去年から家の前の防風林にツタウルシがはびこっていた。葉っぱはキレイだし実は食えるし嫌いじゃないのだが、数年前コクワにやられて以来、カブレ系のヤツラにやられるようになってしまったので、ちょっと防風林の中へっと思っても二の足を踏んでしまう。それに去年の春先に愚息が防風林に秘密基地を作った。枯れ枝等のカベ材は豊富にあるのだが、それをつなぐモノが無く、樹に絡まったツタをベリバリはがし使ったそうだが、見事に一週間後全身くまなくやられていた。まあそやって覚えていくのだが。
雪が解けてヤツラが元気になる前にホント勝手だが駆除した。すんません。

2009年2月17日火曜日

アトリ


モノトーンのカラ類が多い中、なんだか賑やかな模様のヤツが庭にいた。今シーズン初認のアトリだ。春先に稀に単独で寄ることがある。カラ類が食い散らかしたヒマワリの種を拾って食べている。自分では割れないようだ。嘴の下になんか付いてるぞ!

2009年2月13日金曜日

エゾリスの足跡


ずいぶんはっきりとした足跡があった。積もった雪が解けて、ガリガリに固くなり、その上にまた雪がさらっと積もると、はっきりした足跡が見つかる。指の感じまで判る。

2009年2月10日火曜日

シラカバ

シラカバ
白樺の皮はガンピと呼ばれ、薪としてはあまり重宝されないが、皮は簡単に手に入るし火付きが良いので優秀な焚き付けとして暮らしに役立っている。簡単に剥がれるのでこんなシマ模様になっていることもしばしば。どっちが本当の樹皮なんだ。

水分が多く腐朽菌にやられやすいのか、風で途中から折れたシラカバは中から腐っていく。そしてペリペリ剥がれ弱い感じがする樹皮だけが残る。不思議ですね。

アカゲラ

アカゲラはいつも姿を見せてくれるかわいいヤツだ。フォトジェニックだしね。こいつは枯れた枝に留まっているが、この後ドンドン登っていき、先端近くまで行って飛び立とうとした瞬間、足下の枝が折れて出鼻をくじかれ、折れた枝と共に数メートル落下した。こういう瞬間を見るとたまらなく幸せになる。

2009年2月9日月曜日

オオワシ

週末に用があり日本海側を北上した。トンネルが多いけど、海沿いになるとすぐに海鳥を探してしまう。
今回の収穫はオオワシ。河原でシーズンに2-3度見ることがあるが、さすがに海沿いだと高確率で出会える。しかし、鳥を見つけて、後方確認し、車を寄せて、ハザードを着け、カメラを取り出すと、どうしてもちっちゃくなってしまう。
海沿いの道を走ると、すぐ止まってしまうので、なかなか目的地にたどり着けない。


岩礁があればヒメウやウガラスなんかの珍し目のヤツらを捜すが、さすがにそう簡単には見せてくれない。遠くに岩に数羽のウが見えて、何か色が違って見えたので撮ってみるが、やはりウミウ。それにしてもずいぶん色が違って見える。

2009年2月3日火曜日

ヤナギ

1月の気温は観測史上2番目の暖冬だとラジオが言っていた。間近で芽吹くヤナギを見つけたのには驚いた。1月にヤナギの芽吹きを見たことがなかったので、改めて暖冬なんだなぁと感じた。せっせと冬芽に写真を集めなければ....

カシワ

丘の斜面に取り付いてきた。ガリガリの雪でスノーシューが噛みつかず恐かったが、何とか登り近づくと、やはりカシワだった。この辺りにカシワはほとんどないし、遠景では1本に見えた物も数本の塊だった。冬でも少数葉が残るナラ系だろうとは思っていが当たった。



手に取るほどの場所に冬芽が見えないのが残念。

近くにある、これもまたあまり見ないサワシバのところへトラバして行こうと思っていたのだが、このカシワのすぐそばにサワシバもあった。


いつも歩いている防風林を眼下に見て少しだけ良い気分になった。

冬の花火大会

町内会とPTAで冬の花火大会というモノを手伝ってきた。工夫がない教師陣やゼロエミッションの考え方にちょっとうんざりしたが、子供たちは冬の夜を楽しんでいたようだ。