2010年7月29日木曜日

アオジ


アオジのメスが虫を咥え
盛んに行ったり来たりしている。
人なんかに構っちゃいられない。
もう忙しくてタマランわ。
子育て中。


オスはというと、
6月頃盛んに鳴いていたが、一時期終息し、また最近イイ声で鳴いている。
春よりも数段ハリのある、艶っぽい、よく通る声のような気がする。
何回くらい繁殖するのだろう?
声に磨きを掛け、また別のメスを誘惑するのかなぁ?

ツルマサキ


6/29
ちょっと開いているが
まだショボショボの花。
クルッと巻いた葉に隠れて
申し訳なさそうに咲いている。





7/7
相変わらず地味だが
確実に花開いている。
色合いも少しクリーム色に
なってきたように見える。
もう少しで終わりかな?

2010年7月26日月曜日

川とトンボ

トンボってもの凄くカッコイイ。
綺麗な水の近くには、かならず美しいトンボがいる。
貪欲に調べて覚えようという気が起こらないのは、
おそらくトンボが美しいと思う環境のせいだろう。

昨日とはうって変わって晴天となり、気温も上がり暑苦しくなった。
そういうときは綺麗な水辺に行きたくなる。
多忙な日常からの逃避も含めて、透き通った流れる水が見たくなる。
そこで「あ“〜きもち〜!」と
水に浸かったり流れたりすると
精神状態がトキハナタレテ、
気持ちが潤って一杯になると、
何もしたくなくなり、
もうとにかく美しいものに
目がいくだけ。


カワトンボとかイトトンボとか
言っていたが、もう正確には
カラッキシわかりません。
ただ、キラキラな流れに、
キラキラ舞っている、
宝石のような美しい
キラキラトンボでした。


こう考えてみると、
カワセミやオオルリも
青が特徴だし、
トンボも青いのが目につく。
川の辺りは青色が
都合の良い色なのか?


漠然と均翅目は川に多い
と思っているが、
羽を開いて止まるタイプのヤツは
もうカラッキシ種類が判らん。
今の時期コイツが我が物顔で
飛び回っていた一番多く
目についたキラキラトンボ。


ヘビトンボ(トンボじゃない)
体長50mm以上はあった。
ようやく葉っぱに
つかまっている感じ。
ヘビトンボの顔って
かわいいよなぁ。
それにしてもデカいヘビトンボ。
乾いたモノがなく
レンズの水滴が取れず、残念。


蛇足、ハナアブ?
おそらく甲虫を捕まえて
それを咥えたまま
ブンブン飛んでいて
異様な光景だった。
食事中邪魔したかな?
コイツもずいぶん居た。

美唄ツリーイング

暫くさぼっていた。
降水確率80%以上を押してのイベントだった
ので覚悟していたが、雨の中のツリーイング。
神話をも崩す雨男が居たか?
それでも子供たちは元気いっぱいで、
ビショビショになりながら
木登りを楽しんでいた。スゲー!

まあどうしても、
後始末やギアメンテのことが頭をかすめ、
忘れていた雨に濡れるって楽しいって感覚を
子供たちに教わったようだ。


対象の木はカンバの仲間。
外国産のカンバの仲間というコトしか判らないらしいが
樹皮だけで見ても、この辺りの一般的なカンバと違う。
樹皮が横裂じゃなく、ヤマナラシやドロのように
ダイヤ型もしくは縦裂で、幹の高い方に行くにしたがって
白の部分が多くなる。葉も鋸歯が粗でちょっと違う。
そういえば近所の防風林にも、
あきらかに違うカタチの葉の
シラカバが混じっている。
実はコイツも違うなっと
思っていたが、
樹齢が若いのでまだ幹に
縦列がないだけかもしれない。


カバの種類は、シラカバ、ダケカンバ、ウダイカンバ
あと、シダレカンバやヤチカンバやアポイカンバを数カ所で見たが
どれとも違う。
後日手元の資料で探してみたが、数少ない図鑑では
シルバーバーチかな?
ネットで調べても、ホワイト・グレー・シルバーなどの色や
産地でいろいろ、見方もいろいろ、よく判らない。
でもひとつ判ったことは、大好きなアイスランドのアーティスト
björkってカンバの意味だったんだ!

2010年7月16日金曜日

アリスイ子育て

モズを見に行って見つけたアリスイ夫妻の抱卵が終わったようだ。
不用意に近づいたシラカバで、逃げずにキョッキョっと警戒?していたので
あまり近づかなかったのだけど、近くの草原でまた見かけた。

どうやら元気に育っているようだ。
なんと追った先の枯れ木に6羽発見。
一度に4羽育ったのかなぁ。
まあ、なにはともあれオメデトウ。
なかなか飛ばず動かず、うねうね動く
たぶん子供たちに、忙しそうに餌を運ぶ
2羽の親?なのかなぁ?
幼鳥はまだ胸の模様もはっきりしないし、
縞に見える黒っぽい帯もまだらな感じ。
でも一丁前にベロをペロペロしている。



別の日に、よく小鳥が留まる
姿を見つける灌木に、
アリスイがいた。
チイチイ細い声で鳴いて
キョロキョロしている。




見ていると、やってきました。
親が来ると、幼鳥は
声のトーンが大きく高くなり、
なんか、虫をほおばって
慌ただしく口移しで渡し、
またサッと飛び去って...を
繰り返している。
下が親、何か咥えてる。




この個体だけかもしれないが、親鳥は尻尾がほとんど見えない。
並ぶと一目瞭然。
飛んでる姿を見ると、カワセミかコウモリかっつうほど
尻尾が見あたらない。
何処かで無くした?こんなもんかなぁ。

2010年7月14日水曜日

ミズキとキアシドクガ


キアシドクガにやられ
ほぼ全ての葉が無くなった
ミズキ。
でも土用芽というか二次展葉で
新しい初々しい葉っぱが
伸びていた。



横の白樺の幹には
夥しい数の蛹の殻が
くっついていた。




とりぱんでお馴染み
ツタンカーメン。
ちょっと
気持ち悪いけど
カッコイイなぁ。

マイマイガ

キアシドクガに換わって、最近隆盛なマイマイガ。
先日のイベントの時も、調子に乗って、ぶら下がった枝から飛び出し
飛び移ろうとしたとき、横の枝にコイツがいて
思いっきり体当たり状態で、ツブした。
気に入っていたTシャツに緑色のブチができて....残念。

触ると毛が痛いので
枝に移らせて
別の所に連れてくが
予想以上に
動きが速くアセる。




アップで見ると
なかなか格好イイ。
背中のブチブチは
ツートーンの
お洒落なヤツ。
でも嫌い!

ホタル

7月の入ると、夜に良く外に出て、
うちのそばの用水路と防風林が交差するスポットにコウモリとホタルを見に行く。
夕まずめに行くと盛んにコウモリが川の上を飛び、
ギリギリの明るさの薄暮の空に、パタパタと飛ぶ姿が素敵。
こどもと一緒に行くと、鳴き声がするので見つけやすいそうだが、
私にはさっぱり聞こえない。クッソー!


でも、ホタルは見つけられる。
最近防犯の意味か明るい街灯が
つけられて、ホタル観察には
向かなくなったが、
それでも暗がりに進むと
緑白色のホワッとした
明かりのツブを見られる。
フラッシュを焚くと
興ざめだな!



こういうのも
なんだかなぁな感じ
マーガレットの上に
止まっていた。

カミキリムシ


何カミキリか
判らないが
キョーレツな
卵管を持ったメス




横から見ると
お腹がパンパン
イイ形してるなぁ

2010年7月13日火曜日

山の手ツリーイング

山の手児童会館の隣接するふもと公園でツリーイングイベントを行った。
ふもと公園といっても住宅街のど真ん中の今までにやったことがない環境。
しかも対象の木はニセアカシヤ。
そう書くとなかなかハードルが高く厳しい印象になるが、
実にゆったりリラックスして木登りを楽しんでいただけたと思う。

こういうことをやっていると肩書きと口ばかりで行動しない輩が多いが
企画運営していただいたツリーイング仲間は
物静かな方だが情熱的で真摯な取り組みでとても好感が持て、
夢を実現する行動力がある。
今年で4年目の青葉公園でのイベントも元々この方が仕掛け人だった。
常々「こういう形でイベントができたらなぁ」って話していたコトを
実現してくれたのである。
「木登りを体験してもらう」という理想に近いカタチでイベントができた。
本当にありがとう。



2日間のイベントで、
1日目は大人対象のスタッフ向け企画で、
翌日の子供向けにお手伝いいただく方に
リスクや楽しさを理解していただくもの。
大人が楽しそうに公園で遊んでいるのは
実に愉快だった。
そして2日目の子供向けイベントは
午前12名と午後6名の子供たちに
2時間たっぷり木登りを楽しんでもらった。
高低差がある複数のロープに数回登れ
次々と別のロープで挑戦する子、
1本をじっくり登る子、
高さは無くとも自分のリミットを少しずつ押し上げて非日常の体験に満足する子、
個性とはこういうコトだなって思った。
待っている間も持て余すわけでもなくツリーモックやスラックラインで
自分なりに楽しみを見つけられる。
周りの大人は、早くとか高くとか言うがそうじゃないんだ!




個人の感じ方や姿勢は様々で
我々がそれを感じ
くみ取ってあげられないと、
遊園地のアトラクションと
変わらない物になる。
それじゃあ相手が自然の遊び
としては魅力的じゃない。
スタッフはいつも忙しすぎる。



我々みんなが感じている木登りの魅力を、子供たちに伝えられなくっては、
早く高く登ったという結果を求めすぎるオトナと変わらないじゃないか。
盛りだくさんにする必要はないし、我々に余裕があればちゃんと
こども達の感じ方を見つけ、アドバイスすることができる。

いろいろ反省する部分も見えてきたけど(自分のこと)
今後はできるだけこういうカタチでできたらなぁっと思う。
本当にスバラシイ野遊び体験だった。

2010年7月9日金曜日

オオバボダイジュ

春から続けてみていた、オオバボダイジュを纏めてみた。


5/20
芽が割れ、葉が開き始めた。
結構大きく膨らんだ芽だが、
肉厚で大きな葉が入っているよう
には見えない。




5/28
若葉が広がってきている。
もうすでに虫に食われた痕が
若くて柔らかいからか。




6/11
葉はすっかり広がり、
胞から芽が出てきていた。
胞はピンクというか肉色で
何か色っぽいなぁ。



6/16
胞も大きく緑になり
花芽がますます膨らんできた。
気になるのは、毛虫。
何だろう?



6/30
よく見ると丸かった目に
スジが出来てきていて
萼っぽい感じになっている。
花は近い。




7/7
本当はいっぱい花が咲いてからと思ったが、気の早いひとつが、先を黄色にしていた。


気になるのは、毛虫。
イイ感じで食い荒らしている。
木としては問題ないようだが、
木登り人としては毛虫は嫌いだ。
それに今週あたりから、
やたら白いチョウ?が
ヒロヒロ舞っている。


コイツじゃないんだけど、今、この辺りで大発生しているガちゃんがいる。

シロチョウ


モンシロチョウなのか?エゾスジグロシロチョウなのか?
ほとんどチョウは判らない。
この美しい姿には、息をのんで見入ってしまう。
一見白い蝶々が美しく舞っているように見えるが、でも、コイツじゃない。

キアシドクガ


シロチョウではなく、
やたら舞っているヤツの正体は、
キアシドクガのようだ。
6月中頃にここでも紹介したが
ミズキを偏食する厄介者。
毒はないが、毛はカユい。




よく見るとかわいいんだけどね。でも、異常な数がヒラフワ舞っているのは、
あんましありがたくないなぁ。


サービスカット
うちの庭のキアゲハちゃん。
無造作に生える三つ葉が大好きで
毎年現れるモリモリうんこの
小気味良い幼虫だ。
毛が生えてないのが好きだな。

2010年7月7日水曜日

アリスイ


モズがカッカッカッカッ
けたたましく鳴いているので
草原に見に行った。
今年はずいぶん多く見る。
しかし、何か変な感じのヤツが。
あれ、モズじゃない。
双眼鏡で見ると、
ペロッてベロが出てきた。




さっと近くのシラカバに飛び立つが、寄っても移動しただけで、
遠くで鳴くアカゲラのような鳴き声で逃げようとしない。
あきらかに2羽で鳴き交わしている。
もしかして子育て中?失礼しました。
あまり近くでアリスイを見たことがなかったので、
よ〜く観察したかったが、ひとまず退散。

なんか、アリスイとかヨタカとかってミョ〜な感じがして
好きなんだよなぁ。

ヤマグワ


イイ感じに色づいてきた。
色のグラデーションが美しい。
黒くなったヤツをひとつ戴く。
まだスッパイが清々しい
夏の味だ。

ハリギリの黄緑


葉が茂ってウニ芽はドコだか
判らない。
葉の色が濃い緑の中に、
若々しい黄緑の葉が出ていた。
何かの要因で日当たりが
良くなった場所に慌てて
葉を伸ばしているのかな?
短枝を使うのかな?

2010年7月6日火曜日

洞爺湖カヌーキャンプで


毎年恒例になっている秀岳荘の
カヌーキャンプのイベントで
ツリーイングをやってきた。
当日は完全に雨の予報で、
会場の洞爺湖畔も曇りがち。
ではあったが
結局一滴も降らずに無地終了。



登るとバーンと洞爺湖が見える
大きなミズナラに13本掛ける。
脇に生えていたツリバナの木は
以前は背の高さほどだったが
今は登るために邪魔になるほど
高く育ち細引きで引いて確保。





2日間に渡るイベントで、
夜は様々な方と生ビールの懇親。
冷えたビールはサイコーでした。
翌日はメインイベントの
水上カヌー運動会。
綱引やビーチフラッグ、リレー
大変盛り上がっていた。


カヌーに乗って、飛び込んで、湖で泳いで、遊んで、そして
ツリーイングに来る。
雨は降らなくともハーネスがビショビショになる。
でも、子供たちの笑顔を見ると、まあ、しゃーないか。

オニグルミ


6/8
雄花が垂れ下がり、
雌花がチリチリと立ち上がり、
もう咲き始めた。
雌花はまだ綺麗なピンク色。



6/10
雌花が妖艶な色になっている。
なんとも色っぽい感じ。



6/15
すでに花は終わったのか、
花の根元の子房が膨らんでいる。
ピンク色のトゲトゲした
細かい毛で覆われている。



6/29
もうすっかり花は終わり、
子房の先にクシュクシュになって
くっついてる。
膨らんだ実の部分は、
張りが大きくなり
自己主張しているよう。
どのタイミングでピンクの毛が
無くなるか興味深い。

アキグミ

最近ちゃんと出来てないが、いろいろ近所の夏の花が咲いている


アキグミ
黄色い花がプチプチと柑橘系の
良い香りを振りまいている。
ハチやチョウもたくさん現れ
忙しなく御利益に預かっている。