2008年7月30日水曜日

コウモリ

最近に我が家のブームは夕まずめにコウモリを見ること。
今まで存在は知っていたが、見たことがなかった。
夕飯時に外に出ることがあまりなかったからだろう。
意外に簡単に見つけられるので、もうオドロキ。
暗くて写真は撮れてないが、防風林が切れる用水路の上空を
鳥とは違うドンクサイ飛び方で何匹も渡っていく。
なんていう種類のコウモリなんだろう。結構デカイ。

2008年7月28日月曜日

ちょっと遠出のパトロール

子どもがバイクに乗りたい!っということで、乗せてやった。が、タダ乗せただけでなく少し遠目のところに行ってきた。石狩川の河口付近から厚田方向の丘を回って普段通らない使われなくなった農道や林道を走り回った。大体が雑草に被われ道らしい道がないようなほとんどヤブを走った。子どもの本意ではないにしろ後ろに乗せてもらうヤツは黙って乗ってろだ。
シオカラトンボ
今シーズン初認。コイツを見るとなんだか嬉しくなる。目のグリーン色がとても鮮やかな個体だった。前に目がグリーンぽいのがメスで青っぽいのがオスだと聴いたことがあるがホントか?

子どもの観察力はスバラシイもので、驚かされる。この時期よくある草。あまりよく観察したことすらなくセリ科だと思うが名も判らない草。開ききる前の萼に被われた形が何ともかわいらしい。自然のつくるカタチに見惚れていると、トーチャン!新しい発見だ!この花の真ん中には黒っぽいヤツが必ずある。始めゴミかと思ったが全部についている!っと教えてくれた。でも花の名前を聞かれて答えられない自分が情けない。
蕾が被われた何とも素敵なカタチ。

真ん中に黒っぽい花が1っこついている。
誰か知ってたら教えて!この花の名前は何ですか?

麦の刈り取り

始まった。麦畑の中で巣作りするノビタキの巣立ちが済む頃にちょうど刈り取り作業が始まる。これは小さめのだが、農道の交差点を一度で曲がりきれないキョーレツにデカイ刈り取り機もある。近くで見るともの凄い迫力でカッコイイ。

今日の鳥見

ハイタカ
かなり上空高かったし、逆光気味だったので判然としないが、たぶんハイタカ。尻尾のシマガはっきりしなかった。双眼鏡で追い続けて危うく太陽を見そうになった。

ホオアカ
もう小鳥が飛んだと思えばほとんどホオアカ。高枝に留まってさえずっているのもいれば、不意にヤブから飛び出すヤツもいる。胸の模様や眉班も個性があり、連日同じ場所で見る個体の違いがちょっとだけわかった。

ノビタキ夫妻
もうほとんど営巣・巣立ちが終わったようで、中にはまたさえずりだしたのもいる。この夫婦はずっとこの場所を離れず、近づくと思いっきり警戒している。したのヤブに巣があるのだろう。警戒が終わり、鳥たちが離れたら藪こぎしてみてみよう。

シナノキとオオバボダイジュ

オオバボダイジュ
こちらはつい先日の花が終わって、もうすぐさま実になっている。もこもこでいっぱいついている。一つとって嗅いでみたが、もうあの清々しい香はない。

シナノキ
オオバボダイジュに少し遅れをとってシナノキが咲いていた。というかもう終わりかけていた。若干黄色みが強く、若干時期がずれ、花の雰囲気も若干違う。匂いはほとんど同じ。よく見ていても違いがわかりにくい。

キハダ

しばらく目を離していて気がつかなかったが、どうやらこれは実のようだ。花を見逃してしまった。ザンネン。やはり一度にいっぱいチェックすると、どうしても見落としがある。来年はそのチェックもれの木たちを集中的に観察しよう。

キタコブシ

実がボコボコしてきました。このボコボコを見ると、小さいとき巣から落ちたスズメを拾ったことお思い出す。まだ目も開いていないアカピッピに、ヒエの練り餌をはし先であげると、すごい勢いで食べる。食べるんだけど、羽もない皮膚のみの内蔵がパンパンに膨らんでヒエの形のままボコボコして見えるのを鮮烈に覚えている。

2008年7月24日木曜日

ホオアカ

この時期の畑の代表選手。以前はへたくそなエゾセンニュウだと思っていた鳴き声も、今ではしっかりホオアカに聞こえる。なかなか近づけさせてくれないから、うまく写真に撮れないが、いつも決まったところで鳴いてくれるので観察には事欠かない。

メジロ

幼鳥祭り開催中の神社でのメジロ。動きが激しくあまりうまく撮れてないが、双眼鏡ではバッチリ見えた。小型の鳥たちが丘の麓沿いを回って来ると、必ずあそこのヤマブドウの蔓に留まる。鳥道になっている。今度ツリーイングでそばの上空から見てみたいが、しめ縄が巻いてあるので許可してくれないだろうなぁ。

ツルマサキ

近所に何カ所かチェックしているツルマサキだが、なかなか藪こぎをする気になれず近づかなかった。たいてい暗めのところで、木漏れ陽を利用してと思うが、なかなか天候が合わない。のでズルして望遠で近づいたが、やっぱりドアップで見てみたい。

エゾニワトコとノリウツギ

あちこちのエゾニワトコの実が赤く熟してきた。そしてノリウツギの乳白の花が(本当は花ではないが)涼しげに咲いている。北海道に夏が来た!っというイメージの清々しい紅白のコントラスト。これからぐんぐんと暑くなって短い夏を急いで楽しまなきゃっていう感じ。

木や草の名前が判らなかった頃、ツルアジサイもノリウツギもハシドイもオニシモツケも判断がつかなかった。というか付ける必要がなかったけど、ツルアジサイだけは好きと思っていた。今でも結構怪しいのだが、ひょっとして今まで「きれいなツルアジサイ」っと思っていた中に、ノリウツギも混じっていたのだろうか?とても涼しげできれいなノリウツギの花。咲き始めは花の付き方が尖って見えて、ハシドイのような印象があり、装飾花が開くとツルアジサイに見えていた。今見ると全然違って見える。

2008年7月22日火曜日

ツリーイング+αキャンプ

3連休を利用してのんびりキャンプに行ってきた。目の前から湖を望む林間にテント設営。オオバボダイジュがちょうど咲き誇っていて、辺りは良い香りが漂っている。とりあえず林間から湖を望む。雨まじりのあいにくの天候だが、イタヤとミズナラとオオバボダイジュとハルニレの樹間は意外に雨に当たらない。明日はあそこまで漕いで行くゾ。

DRTを組み、ハンモックを張り、ファルトカヤックを組み立て、遊びまくった。近所にあるダウンリバーで有名なスポットに昼食がてらひやかしに行くと、ツリーイングの仲間に次々に会い、おまけにキャンセルが出たので一緒に行こうとラフトに誘われ、家族で空知川を下ってきた。偶然とはいえ約束無しに北海道の真ん中で3人のイントラが集まるなんてコトあるんですね。

ドクターフィッシュ
湖を渡り対岸に上陸。キャンプ場側にも居ることはいたが、人気のないショアには小魚がいっぱい。黙って立っていると、ドクターフィッシュのごとく、足をつついてくる。くすぐったい。

エゾイワナ
ツリーイングにカヤックにガサガサにラフトと夏を満喫するキャンプだったが、ひとつ心残りが釣りが不調だった。今年から遊漁料がかからなくなり勢い込んで糸をたれたがボウズ。ウキゴリしか釣れない。帰り道心残りからとある渓流に入り、何かいないかなあと探ったら、いきなり出ましたエゾイワナ25cm。川のアメマスは体高があるとても美しい魚体。もちろんリリースするつもりだったが、不用意に当たったのでガッツリ針を飲み込んでしまってバーブレスでも外せなかった。申し訳ないことをしました。だからしっかり美味しく頂きました。

2008年7月17日木曜日

近所の鳥たち

幼鳥祭り開催中!
いつもの神社がやたら騒がしかった。今年生まれたばかりの小鳥たち、ゴジュウカラ・ハシブトガラ・シジュウカラ・ヒガラ・ヤマガラ・キクイタダキ・キビタキ・コサメビタキ・メジロ・アオジ・コゲラ・アカゲラ・ヒヨドリまでもが一緒になって飛び回っている。まだ羽がバッチィ色の垢抜けない感じで、好奇心いっぱいでドンドン近づいてくる。家族や同族単位から近縁種が一緒になってユルーイ群れを作り、新しい世界の勉強をしているらしい。
コゲラ
幼鳥はグレーの色が淡く少し黄色がかって見える。元々コゲラは落ち着きが無くせわしく動き回るが、幼鳥があまりにも忙しすぎるため、親がどっしり構えて見守って居るように見える。親の貫禄だ。
鳥ではないがクワガタ
目の前のイチイの木からボトックワガタのメスが落ちてきた。木のない熱い砂利の方へどんどん行ってしまうので、余計なお世話だったが、木に留まらせてやろうと捕まえたら、思いっきり挟まれた。顎が小さい分もの凄く痛い。
コヨシキリ
草原のジャズシンガーはエゾニワトコがお気に入りらしく、毎日同じ木の同じ場所で演奏している。線路脇のため汽車が通るたびに慌てて逃げるが、すぐさま同じ木に戻ってくる。良い声だなぁ。
ノビタキ
子育てが一段落したのか、近づいてもあまり警戒音を出さず、またさえずりに近い鳴き声で歌っている。この辺りの代表選手だが、もうすぐ麦の刈り取りが始まったら巣ごと刈り取られてしまうので、まだ子育て中の個体は早く巣立ってほしい。

2008年7月16日水曜日

カミさんが鳥の巣を見つけた。先日来この辺りに近づくとノビタキたちがすごい勢いで警戒していたので、あまり近づかなかったが、もう巣立ったのであろう。サイズ的にちょっと大きめで、ノビタキ?とギモンも残るが、それらしいヤツらも居なかったし多分そうだろう。それにしてもこの辺りは朝夕に犬の散歩や日中トラクターが入ってくるところなので、無事巣立ったのであろうか心配になってくる。

イヌエンジュ

イヌエンジュの花が心配になってきた。かれこれ3週ほど前にようやく花芽が伸びてきたと思っていたが、その後あまり変化が無く、何か枯れてきているよう。よく判らないがこの状態で2週間というのはどうもおかしい感じがする。何かの要因で花を付けるのを止めてしまったのか、他の枝に芽を探すが何処も同じ感じ。

2008年7月15日火曜日

クリ

クリの花も咲いていた。こちらはどうもなじめない自分的にはクッサイに分類される嫌な匂い。でもかわいい雌花が素敵。成熟したときにイガイガを連想できる。雄花の方は穂になっており、ふさふさした長くて白い雄花序。こいつがものすっごくクサイ。やっぱりオスの匂いだ。

オオバボダイジュ

期待していたオオバボダイジュが咲き始めた。3日間見なかったら一気に咲いていた。それにしても清々しいイイ匂いだコト!思わず深呼吸してしまう。花の付き方も今が盛りという感じでモリモリついている。ここのオオバボダイジュは葉がとてもケブケブで柔らかく、始め本当にソウかぁ?と疑問だったが、胞が伸びそれらしい形になって今ではもう何処から見てもオオバボダイジュにしか見えない。

2008年7月14日月曜日

美登位DRT

昨日のDRT認定講座はこぢんまりとしつつも内容はアツい講習会だった。
参加者の皆さんはノリがおとなしい反面、内に秘めた情熱がフツフツと感じられた。課題をそつなくこなしたので、いつもよりオプション多めでツリーモックを参加者のみで張ってもらえたし、SRTも全員トライできたし、ミニビナレスキューまで実践でき、内容豊富でした。夜にはセンパイたちが登場し、ロープワークならぬロープマジック教室になったが、とても楽しくスムーズに講習会を進められ、参加者に助けられた感があった。今回の参加者の中にペルーに行って虫を捕る!という昆虫屋さんがいて、いろんなきっかけでツリーイングを始める人がいるもんだなぁと、情熱が人を動かす事に改めて感心した。

アカエゾゼミ
日曜日の午後、この時期いつも見られるアカエゾゼミがワシワシとカラマツを登っていた。この子は今晩羽化するんだろうな。羽化までは見ていられなかったが、ここではなぜか日中に羽化か見られる。一昨年のツリーイング体験会の最中に20-30匹のセミの集団羽化を目撃、なぜこんな日が高いうちに羽化するんだろう。ひょっとして「ヒトは捕食動物ではないし、間違って落ちても助けてくれるような親切?なヤツら、それにコイツらが居ると他の捕食動物も近寄らないので安心サ!」ということを見越して日中に羽化するのだろうか?それならすごいしたたかだなっと妄想を膨らませてしまう。

2008年7月10日木曜日

ヤマグワの実

今日のパトロールの目的は、クワの実を採ること。黒く熟して甘い実がたわわになっている。高いところはスローラインで引き寄せるが、引っ張っているうちに一番美味しい完熟の実はポロポロ落ちてしまう。透明のビニール傘とかを逆さに構えて採った方が良いかも。それでもタッパにびっしり採れた。まだまだあるし、ヒヨドリだけに独占させるのはもったいない。

2008年7月9日水曜日

ツルマサキ

咲き始めていた。ヤブが濃くてこの場所には入っていきたくないから、望遠で撮ったけど今ひとつキレイに撮れない。他の場所もあるが、まだ咲いていないし、そばにウルシもあるし、そのうち完全防備して接近して見てみよう。

エゾニワトコ

サビタやヤマグワと同じく低中木でこの時期に色づきはじめる。まだ所々青みがかっていてまばらな赤だが、そのうち真っ赤に熟す。この赤は結構暴力的な色合いで、濃い緑と補色の赤の組み合わせで目が痛くなるほどだ。

ノリウツギ

そろそろ芽が上がってきて咲きそう。この場所で何本もかたまって防風林の中間層を彩っている。まだ青みがかった芽だが、装飾花が開く頃には淡いクリームがかった白になる。サビタという呼び方の方がスッキリと情緒があり好きだ。

2008年7月7日月曜日

八剣山サクランボツリーイング

日中30度を超えた炎天下の中、八剣山の木登りも無事終了しました。
こちらは広い敷地の1本のイタヤカエデだったし、プログラム交代の3チームということもあり、結構楽しめた。下見はしたものの一度も登ったことがないので、朝早くから現地入りし、13本のロープを掛けた。枝の張り出しが大きいこともあり、徒長枝が結構枯れていたけど、確保ポイントが沢山あり剪定作業はスムーズに行く。イベント本番まで時間があったので、スタッフも皆登って遊べたし、いいツリーイングだった。時間も10分長い40分だと、気持ち的にも余裕が生まれ、最低でもこのくらいの時間は必要だと感じました。
サクランボも美味しかったし、果樹園でのイベントはサイコーでした。

気持ちよくって裸足で登る少年

厚別中央公園ツリーイング

連チャンのイベント週末、土曜日の青葉公園のイベントは無事事故もなく大盛況のうちに終了しました。当日時間の都合を付けて来ていただいた仲間に本当に助けられました。32名の子供たちを3本の木で行うイベントとしては、4名のスタッフでは本当にキツかったので大変助かりました。子供たちのイキイキとした笑顔がなによりのご褒美でしたが、1チーム30分では正直シンドイですね。考えねば...

初めは怖がっていた小学一年生が、登るたびにだんだんいい表情になり、最後はフット無しでスルスル登っていた。