2016年3月28日月曜日

春を呼ぶ渡り鳥



家の周りでも雪が融けはじめたが
民家が無い農道は冬期閉鎖され
未だに踏切も店じまいしている。
でも雪融けが進み
こうなると加速度的に春が近づく。


そんな行き止まりで人が近づかない
農道には、渡り鳥達が居る。
北帰行の中継地で有名な宮島沼も、
まだ氷が落ちていないので、
この辺りの地面が出た田んぼに
たくさん集まってくる。


コハクチョウは警戒心が緩いので
結構近くまで寄れるが
マガンはなかなか難しい。
でも、ここでは平気なようだ。


個体によってバラバラな
腹の不規則な横じまが美しい。


ハクチョウが数羽集まって
言い争いをしている。
何か知らないけど
二手に分かれて盛んに鳴いている。
それはスワンソングでは無いが
響き渡る美しい声は、春を呼ぶ。

2016年3月24日木曜日

喧噪


細長く伸びる林の真ん中に、
多数で陣取りガヤガヤ
出待ちしてる輩がいると、
ヒトが入っていない時には
定時にやって来た生き物も、
ソレを避けてるような気がする。
今は一時のパパラッチが居なくなり
静けさを取り戻した林に、
最近あまり観ていなかったヤツらが
渡っていく。

カケス



平地よりも斜面の方が陽当たりが良いのか
今年はあまり雪がついていなかったのか
雪解けが早いようだ。
遠くに車の喧噪を聞きながらだけど、
ここに来ると何か落ち着く。
ただボ〜っと樹に寄っかかり
見るとは無しに樹を見ていると
必ずと言っていいほどカケスがやってくる。
青い羽根がとても美しい。


こっちの様子をうかがうように
付近をフワリフワリ回って
首を傾げて見ている。
今日はゴジュウカラとヒヨドリの
鳴き真似をしていた。
慣れたけど、コイツには本当に惑わされる。
時としてキツツキのドラミングなんかも
真似するから面白い。

2016年3月22日火曜日

いろいろ初認



今年はもう雪も大分落ち着いて
すっかり春めいてきている。
3月17日はポカポカな陽気で
家の窓からでも
カワラヒワ・ムクドリ・ハクセキレイ
ハクチョウ・マガン・ヒバリが初認だった。


そして相変わらず、コイツもやってくる。
家にいない間も、ほぼ毎日
猟りにやってきていたようだ。
カッコイイ!

甘い汁



久々に寒い北海道に戻って
雪の中をワシワシ歩くのが楽しくて遠出した。
斜面に立っているイタヤカエデに
エゾリスが2頭戯れていて
よく見てると、
たまに逆さまになっている。


2頭が交互にソコを舐めているようだ。
面白い格好でペロペロ。

後で確認してみると、
コクワのツルが強烈に枝を押していて、
イタヤカエデの枝が湾曲していて、
そこから樹液が滲み出している。
リスもやっぱりちょっと甘い水の方が
旨いんだろうな。

巣崩壊



北海道に戻ってみると、
数年前から住んでいたエゾモモンガの巣が
クマゲラにガッツリ掘られていた。
アリでも居たのかなぁ?
モモンガが使っていた巣材やなんかが
見られて面白かった。


ここは最近コマーシャルなポイントなので
人があまり来なくなれば良いんだけど。
最近は注目を集めているポイントが変わり
そっちの方が人が集まっている。

でもそこも騒がしくなっているので
また別のポイントに移動してるようだ。

自分も喫煙者だけど、
タバコとか捨てなきゃ良いのに、
もう自分勝手に我が物顔で振る舞う
カメラマニアが大嫌いだ!

2016年3月21日月曜日

一足先にハル



仕事で約1ヶ月家を空けていた。
まだまだ北海道は冬なのに
一足先に「春」を味わってきた。
今年は2回春が来る。
北海道ほど爆発的な春では無いが
それでもやっぱり、春は春。


作業場に遊びにきたジョウビタキのメス。
北海道ではなかなか会えないので
特に嬉しい。仕事とそっちのけでパチリ。
イイ感じの林縁なので、
エナガ(これも北海道のシマエナガじゃなく)
頭に黒ラインの入ったヤツや、
クロツグミやセグロセキレイに
一足先に会ってきた。
朝、近所の里山や荒川の土手に寄ってみたり、
普段見られない奴らに会ってきた。


そして仕事っちゅうのは
公園のデザインと造作・施工まで
これはなかなかエキサイティングで
普段出来ないことを色々やった。


当初予定していなかった仕事が
追加になり、
日中は造作して、
ホテルに帰ってデザインして、
そのままプレゼンして、
稟議が通って造作・施工という
強行スケジュールで
1つのホテルに追加で16連泊。


まあいろんな意味でエキサイティングだった。