[ CE ]と呼ばれ、欧州連合加盟国で取り扱われる商品に付けられる基準適合品マークで、
CとEに見えるが、[シー]と[イー]ではなく、このマーキングがその印。
ヨーロッパノームっていう性能基準に適合してるけど、ソレはマークなんで、頭文字でないからシーイーではなく、そのシンボルマークのことになる。
EUの前身は、ヨーロッパ共同体で、そのフランス語が Communauté Européenne
で、その頭文字が元となってるようだが、CEという単語自体は略称ではないと言われるが、マークの使用許可は煩雑な各国適合を簡素化して商品を流通させるためのマークなんで、販売許可の基準は満たしているが、商品の強度とかを満たしているものじゃない。
昔プリンスだった人が、自分を表す印はこのシンボルマークだ!と主張して、ラジオで紹介するにも音が定かでないから困ったDJが[the artist formerly known as prince]って言ったことから「かつてプリンスと呼ばれた男」と呼ばれていた。メンド臭い。
プリンスは、元プリンスでも良いけど、
CEの場合そういう訳にはいかない。
それを証拠にチャイナエキスパートと
呼ばれる[ CE ]もある。
中国当局は存在を認めてないし、
欧州委員会もそのCEマークの存在を
認めていない。
ヨーロッパは、略称でないとしてるし
中国は存在を認めてないので
まさにグレーゾーンで殆どそれを確かめる
ことは出来ないが、
どうも字間(字と字の隙間)が狭いらしい。
簡単に全てに当てはまる訳じゃないが、
それは一往に見分けられて判断できる
「見た目」なのかもしれない。
ハッキリ言ってそんなものは信じる根拠にならないので、でもCE点いてるから大丈夫なんて思ってると、それはチャイナエキスパートかもしれないゼ!
CE EN795Bとか点いていても、それがチャイナエキスパートなら、アンカーデバイスの墜落に対するPPEの要件は満たしているとは思えない。
多くの有名なメーカーが中国に発注して、正規品でも普通に製品が中国で作られていて、厳密な素材適合や抜き出し検査を行なって市場に出回るのだけど、通常は金属製品の型は一定期間の使用後にヤレるんで破棄されるんだが、破棄される風を装って、その型が横流しされる場合が有る。そして同じ型を使って、やましいモグリ業者によって、いい加減な粗悪アルミ素材で鋳造されても、見た目に判んないもんね。
通常の正規品は、素材のマティリアル自体が企業秘密だし、出来上がったモノも厳しい3σMBSチェックで抜き打ちチェックされ、表示性能の以上の根拠が有る。
それ以上にR&Dにかかる費用もある。正当に研究開発されて、ソコにデザインファクター厳しいチェックが有って、さらに一定の商品チェッカーが居てサンプルを実地テストされ、意見がフィードバックされ、トライ&エラーされて商品が出来上がる。
そしてサプライチェーンにも管理や輸送にまで厳しい制約が有る。
超有名なペ◯ルだって、例えば日本国内で販売するなら、アル◯リア通しじゃないと売れない、扱えない。販売店だって一定の商品知識を持って自分でその商品特性を理解する研修やガイダンスを知ってないとダメだし、そうしないと販売すら出来ないんだ。
手間をかけてカネをかけて、自社製品のクォリティを維持する必要がある。
価格が高くなって当然だ。
それを、どこかで手に入れた型を使って、いい加減な工場で、粗悪アルミで作れば、もの凄くコストも安くできるが、販売ルートが無い。
サプライチェーンは厳しいチェックが有るから、もちろん通常ルートで販売できるはずが無い。何か聞いたことの無いメーカー作って、それらしいチャイナエキスパートでウソの認証点けて、アマゾンや楽天や個人売買的にメルカリで売ることになる。
完全パクリでロゴまで一緒の商品だってある。
ものだって写真しかないから、買い手は当然それがマトモなものだと勝手に思うだけだから、その根拠は何処にもないことが多いね。
商品について何か聞いてみようと思っても、一瞬販売するだけだから、そういう中華メーカーは直にドロンして連絡も取れない。そもそもそんなURLやメールアドレスや電話は始めからウソかもしれない。存在しないのかもしれない。
商品はその見た目だけでは判らない。
正当にR&Dされ、要件を満たすようにチェックされ、正当に評価され、そういう信頼を築き上げたクォリティが価格に反映された当たり前だから、その商品が高価なのは、その効果を使いたいから、その販売店の信頼も一緒に買う。
安く手に入れれば何でも良い訳ではない。
昔あるアーボリスト?空師?の講習を見た事あるんだけど、まあいい加減な凄技を見せつけるんだけど、確かにその人は凄いのかもしれないけど、誰でも出来ることではないし、その人は、正規で買ったら高いから、道具はアマゾンで買えばイイって言っていた。
そしてリスペクトも何も無く、見た目で近いものが有れば良いのか?知り合いに凄く巧く溶接する人が居て頼んだとか、ホームセンターで近そうなものを見つけて、自分で作ったことを自慢したり、勝手に自分の都合に合わせてツマミを着けたり改変しても何のこだわりもないし、ソコに至ったデザインファクターの何も考えず、パクる。ダサい。
Knock Offだろうが、何だろうが、ピカピカキラキラしていて、それらしく見えればいいんだろうね。
中国が全て一元的に悪いとは思わない。
中国でも救助イベントが有るんだけど、そこでチャイナエキスパートのモノ持ってきたらチェックで外されるようだから、中国人も中国製のギアは使わないらしいよ。
その方が賢明だね。
自分で自分のセーフティを決めてるからだろうね。
単にマネや見た目で小器用にツリーワークをやろうと思っても、そもそもが誰かのパクリを都合良く取り入れたって、凄技をてっとり速くパクッたって、それは出来るかもしれないが、疲れるし遅いし、すぐ行き詰まるんじゃ無いの?
そしてニセモノ集めて、エセ作業で、価格競争で、そんなヤツ疲弊すれば良いのさ。
笑っちゃうね。
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