2021年3月5日金曜日
キレンジャク
まだ実が残っているキハダに
何か1羽飛んできたんで、
ちょっと遠巻きに順光側に廻ってみると、
キレンジャクだった。
レンジャクはいつも群れで集まってるし
結構木の高い所に留るので
なかなか近くで見る機会が少なく
双眼鏡で見ていると首が疲れる。
でも今日は単独行動で、実を突きながら
ドンドン近づいてきた。
よく観れる地方ならイイが
この辺りではなかなかのレアキャラ。
鮮やかなコントラストの効いた色合いが
観ていても清々しくカッコいい。
本当は別の生き物を期待していたが、キレンジャクを近くで観れたのは感激。
少し風があって、冠羽がフワフワとなびいて、コロンとしたフォルムも相まって、なかなかキュートな印象だ。
キハダのドライフルーツを一生懸命突く。
近くで出来るだけ動かずいると、
最初は警戒しているようだったが、
そのうちコッチの存在を忘れたか?
意識しながらも警戒を解いたか?
5m先くらいまで近寄って来て
盛んに啄んでいる。
群れでいる時は、1羽が警戒鳴きすると
一斉に飛び立ってしまうが、
単独行動の時もあるのね。
レンジャクと言えば、あの鈴のようなさわやかな軽やかな音色の、チリチリッて言う鳴き声が印象的だけど、いつも群れでいるから、みんな飛び立つとき結構な音量の鈴の音が聞こえるのだけど、今回出会ったキレンジャクは1羽だけで、枝から枝に飛び移るとき、一声だけチリッて鳴く。
実が無くなるとちょっと離れた枝に移るとき、チリチリチリッって、距離と鳴き声の長さが比例してる気がする。もしかして、飛ぶ動作の時に声が出ちゃうの?
それが何とも愛らしく、暫く観ていたが、上空を猛禽が飛んだとき、逃げてしまった。
そして飛び立つ時にチリチリチリッって声が出て、その後鳴かなくなった。
飛び立つ一瞬に、ころっと丸っこい身体が重いから、ヨッコラショッって感じで鳴くのかな?一度飛ぶ体勢が出来ちゃうと鳴かないようだ。
綺麗な姿とは別に、動作に合わせてかけ声を出さないと飛べないのか?
オッサン臭いな。
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