アーボリストロープの末端を廃棄した。
ロープは状態の良い冷暗所で未使用保存しても、
約5年目で性能が低下してくるらしい。明確な規定はないので
各団体が独自のレギュレーションで規定している。
重大な傷害があった場合は即時だし使用頻度によるが、
業務使用の場合、1年〜3年で廃棄するところが多い。
良い状態で使い続けていても、いかんせん汚れる。
汚れたら当然洗う。
洗うと使い心地が良くなる。
なんというか、着古して風合いが馴染む胴着のようだ。
目に見える品質のチェックも当然行う。
でも中には洗わない人たちもいる。
先日ツリーイングの集まりで、この話題になり
まあ、各自バラバラの状況で、これといって決めてもなく
だからといってそのままにしておくのはちょっとマズイ。
それなりの金額なのでそんなにポンポン買えるわけでもないし、
使っているロープには愛着もあるし、
洗って使い続けると、馴染んでノットも作りやすくなり
ますます塩梅が良くなる。
だからといって使い続けていいワケでもなく、
「その時」を何時にしようか悩む。
このXTCは良く洗うので、非常に手に馴染み使いやすい。
正確なログではないが、年間に平均で30日程使い、
使用頻度でいうと100回くらい。
ということは今まで約400回程使用したことになる。
そろそろ潮時だ。
パーソナルスタンダードを決めようと心に誓い、
「毎日使って1年半(約500回)で破棄」
どうでしょう?甘いかな?
いずれにしても、こういうところに明言して自分を追い詰めることにする。
手元に残しておくと使ってしまいそうだし、
切り刻んで使えなくした方が踏ん切りがつく。
そして切った短いロープはツリーイング講座の時
ノットの訓練やロープの構造を理解してもらう説明の時にリユースする。
使用限度というか悪い見本として見せるのにも使える。
まだまだがんばってもらわないと。
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