2010年4月15日木曜日

樹液ツララ

昨年晩秋に基線川沿いの飛び出した枝を見事に払われ、
好きだったズミが根元から倒され悲しい限りだった。
どうしてああ直線的な刈り方をするのだろう?
庭木とかでもヨーカンのように四角く刈られたヒバとかを見るとガッカリする。

その剪定というか枝払いの醜い刈り痕に面白いことが起きていた。



もの凄い量の樹液が垂れてツララになっている。
ミズキというだけあって春になり、水を勢いよく吸い上げているのだろう。
ちょっとツララを折ってアイスよろしく舐めてみた。
ちょっと渋みがあってあまりおいしくない。
まだ木自体の活動が始まったばかりなのか、切られた所に気づいてないのか、
非効率的に地面から水を吸い上げているのだろう。
オレンジ色のヤニのような保護物質?は出てきていない。

切り方に敬意がないとこうなる。
切り口が自重で裂けて傷口が広がり痛々しい。

木に関わることが多くなり、
いろんなヘンやゲセンが多くなるが
林業が重労働なことは判る。
だからといって適当でよいとは思わない。
カフカットしろよ!とは言わないが、
せめてそこまで成長した生き物に対し
敬意を表して、受けと追いで外皮や甘皮を
傷つけることなく切って欲しい。
そんな手間じゃないだろうから
ミスマッチカットの方がよい。


シラカバも元気よく?樹液を出していた。
シラカバの方は薄めたポカリのようでほんのり甘く旨い。

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