2008年6月23日月曜日

DRT同軸レスキュー

懸案だった体重差があるDRT同軸のレスキュー(ビクティムが子供)をやってみた。ビクティムとレスキュアーの体重差が2倍以上のある場合は、ゆっくりではあるが登ってしまうので、やはり注意が必要。最初5mの高さにいたビクティムが、最終的なレスキューポイントは7m程になり、2mも上がってしまったことになる。また、高さに対しての恐怖心や力を使いすぎてから動けなくなった意識があるビクティムを助けにいく場合は、だんだん高くなって恐怖心を増長しかねないので難しい。ユレや動きに対しては、レスキュアーが声を掛けながら注意をして静かに登れば大丈夫だと思う。7分台のレスキューになった。対大人の体重差があまりない場合は4分台で助けられたことを考えると、DRT用のロープ径とストップの相性もあるが時間がかかりすぎる。
体重差が3倍以上ある場合は現実的ではない。一番てっぺんのスリーブの口にブレイクスがあたるまで登っていけない。どんどん押し上げてアンカーに対してスリーブが回転するまではいかないので、不可能ではないが、不安を増長する結果になる。

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