2008年6月6日金曜日

木花の終わり

春先に咲く木たちの花が一段落の感じ。まだ実にならないけど花もない、ちょっと中途半端な時期かも。今年の冬芽から逐次観察していて、いくつか押さえそこなったが目標の70%くらいは観察できた。今まであまり注目していなかったし、いつもそこにあるので鳥や虫より簡単と思っていたが大間違いだった。鳥は図鑑を見て情報を整理し、季節と環境と声でだいたい絞って探せば良い。木は図鑑を見ても季節や環境で全然違って見えるので図鑑を熟読してもあまり役に立たない。しかも幼木と成木と老木で違うし、出始めの葉と大きくなってからでは色も形も違う。全く奥が深くて困ってしまうくらい楽しい。
オニグルミ
ちょっと気持ち悪い大きな雄穂が落ちて花が終わり、残った雌穂。まだ結実には早く、花が終わったよってな感じ。

キタコブシ
花は咲き乱れる感じで、春の到来を感じさせてくれた。終わった後はちょっと気持ち悪い。この筆先見たいトコの根本が膨らんで、もっと異様な実になるのだろう。

ミズナラ
これははっきりしないが、雄穂が終わり、ドングリがつくのがこの位置だからたぶんこれが雌穂だろう。

ズミ
あれほど隆盛だった花も終わり、これから実になるであろう部分。これはこれでキレイな感じがする。もうあのむせるような匂いもない。

ヤマグワ
クワもまだ未確認の事柄があるが、これは間違いなく花の終わり。出てきたときから形はもうあの甘い実の印象があった。ボコボコの花の方が雄花序で、実の形がある方が雌花序?

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