大きく育ってしまった木の枝処理があり行ってきた。
庭に大きく育ってしまったドロノキが3本とトドマツ1本。
トドマツは伐倒するが、
ドロノキはエゾリスが来るから
下の方は残してほしいとのこと。
陽をたくさん浴びて
見事な樹形なので、
上だけ落としみっともなくなって
しまうのは忍びない。
が、しかたがない。
胸高直径80cm程のこの大木は電線や電話線に阻まれなかなか困難。
引き込み線等の段取りをしてから後で着手。
とりあえず、手の付けやすいドロとトドから手を付ける。
隣地にはみ出している枝を払い、フェンスに当てないようリギングする。
スタティックリギングを目指し、バランスを考え吊るが、
対象でない下の幼木シラカバに阻まれなかなか難しい。
グランドの関係で今日はここまで。
Before and After
トドマツは伐倒ということで、軽く考えていた。
やっと最近手に入れたスパーの威力が発揮されると息巻いて、
下から登りながら枝処理して...と思うが
実は上部でヤマブドウの蔓がグチャグチャになっており
枝払いしても、つるリフティングされていて落ちない。
それどころか中ぶらりんの状態で何本も下がってしまい大変危険。
しょうがないので、込み入った枝の中に無理矢理身体をねじ込み、
上の方で枝先までリムウォークしてツルきり。
屋根より上の高さで隣のオオドロノキと繋がっていたり、
下の木に絡んでいて、一筋縄ではいかなかった。
結局、切った枝5本くらいが一塊でグンっグンっと段階的に落ちるので
逆に落下が抑えられ安全に降ろせた。
ツル切りに手間取ったため、トッピングカットまで行かなくあえなく日没。
下に溜まったツル絡みのボサ処理やそれに絡むロープの取り回しなど
課題も見えてきた。
Before and After
作業後、施主と野鳥談義になり、
この辺りでも昨年来なかったレンジャクが今年は多いとのこと。
枝落としの最中も樹冠にレンジャク・ツグミ・カラ類・エナガなどが
やってきてイイ声で鳴いて和ませてくれた。
周りも住宅で囲まれた土地柄、中継地的なオアシスになっているのかも。
彼らが移動の途中で一休みできるポイントとして何とか残したい。
それから、ヤニでギトギトになったスパー。
金属部分はぬるま湯で洗いメンテするが、
ベロクロの部分はどうやったらベタベタが取れるのか
テレピン油で落とすがいまいち。考えなくては...
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