2021年7月8日木曜日

シビリアンコントロール?

シビリアンコントロールて、文民統制だけど、一般を制御するっていう意味もある。
シビックを操作するのもそういうその一部だろう。
原子力は安心安全で、クリーンなエネルギーです。なんて、誰が言ったウソだ!
「危険」ということは、道具が危険な訳じゃなく、使う人間が危険なんだという認識が最も大切だと思う。そして人間は必ずミスをする。
車が悪い訳じゃなく、車を運転する人間が危ない。そして危なくない車を開発しても、事故は減らないんじゃないかい?オートマ限定とか取得しやすい資格を作ったら、事故は増え続けるんじゃないかい?資格を細分化して、簡単便利にしても事故は無くならないんじゃないかい?
道路を規制したって、安全な道にしたって、仕事で鬱積したストレスを酒で誤摩化し運転しちゃう人間が居れば児童の列に突っ込むトラックだっている。
川が氾濫した自然災害って言っても、それは単一樹種のいい加減な植林や所有者を不明瞭に出来る法規や残土の放置や安易な宅地化なんかが絡んでる人災じゃないの?自然に起きたことじゃなく、誰かが手を加えたことで起きてる人災じゃないかい?

日本の法律は、フルハーネスって言ってるけど、ホームセンターで売ってるモノより、なんとなく専門ショップの方が良いかな?って、アウトドアショップに来る人が居るらしい。〇〇電工やアマゾンよりなんとなくチャンとしてるってペツルを買いにきた奴らに、根本的に違うものだと説明できる方が良いに決まってる。

だいたい国家規格に準拠した資格を貰えるアーボリスト講習って、講師陣も本来辻褄が合わないコトを理解してるのかな?自分の商売に繋がれば何でも良いのかな?ソコを伏せて講習なんて出来ないと思うけど、お茶を濁すために講習中寝てても良いとか言うのかな?だからショップで選ぶ前に、根本的に違うものだと知ってる方が良いに決まってる。

世界基準のメイド・イン・​ジャパン品質!とか言ってても、それは国際適合じゃないし、国際適合バージョンは、日本の法規には適合しないってことを、水際で知ってもらうことは、とても素晴らしいことだと思う。

フルハーネス型墜落制止用器具は、フルボディハーネスと違うってことを理解していればそれなりの対応だって出来ると思う。電柱登る人たち向けの日本の規格では樹上作業が出来ないということだけでも、知ってるのと知らないでは大きく違う。少しだけ死亡事故を少なく出来ると思う。

私も色々な人に聞かれたり、相談されたりして、その日本の規格と整合性を取ろうとしたけど、結局根っこの所が違うから、ツリーワーカー向けには日本の規格を推奨できない事実に至った。その筋から、今なら誰でも講師に成れるって、特別教育の講師を打診されても断った。自分が言ってることと辻褄が合わなくなるし、そこをやんわり誤摩化して儲けることは出来ても、自分の根本をやんわり誤摩化す事が精神的に許せない。



良いじゃないか!「国が」とか「業界が」どうであっても、自分の考えて伝えてることをオボロゲでも理解してくれれば、少しだけ事故を少なく出来ると思う。
って自分の歩んだ道筋を提示して、各々がそこから発展させて考えてくれれば、ワークショップをやってる意味がある。
アイツはコウ言ってるけど、オレはこう思うっていう発想になった方が、それこそ単一樹種の林は脆いってのと同じで、正解じゃなくたって良くって、色んな発想があって、その発想を知り、自分が自分の考えに出来た方が強靭化すると思うよ。
正解を提示するだけならそっちの方がやさしいから、資格化するんじゃないの?

何をコウすりゃ安全なんて無いよ。そりゃ切創防止手袋やチェンソーパンツは必要かも知れないが、無くても伐れる条件と状態があると思う。全ての作業に当てはめて、そうやらなきゃダメ!って決りや規則が、危険を増長させる場面だって現場には幾らでも在る。エンピツを削るためにはナイフで軽く指を切ってみる方が良い。善後策や対処できる状態でを用意して軽い失敗から学ぶことの方が多いと思いよ。
許容範囲の失敗はセーフティに繋がるよ。

絶対やってはいけません!って言っちゃうから、事故は大きくなる。
絶対に落ちない道具よりも、落ちたときに自分を守ってくれる道具や、自分でどういう行動を採ったら良いかを考えてそれに備える方が良いと思う。
コレが良いです!とか、これで巧く行きます!とか、コレが速いですとか、誰かが使ってますって、成功だけ見せるのって、見せる方はラクだけど、見せられる方に学びはない。だってそんなんの役に立たないモン。
でもそれは、国家の決まりだし、こうヤレばいいとか必ず役に立つみたいな嘘をついて資格を出す奴らはどうかしてる。

ロープクライミング体験会とか、ロープ高所作業特別教育とか、リギング体験会とか、ウインチ体験会とか、伐木造材特別教育とか、アーボリスト講習とか、エラそうな資格や安全講習受講証明なんて無くてもイイという人向けに、生産林業じゃない森を守るための、自分自身のためのセーフティな活動を続けて行こう。

だいたい「ただ伐って儲ける」生き物を殺す生産林業の人間と、
その木を活かすためにどういう施工をした方が良いかを考える人では根本的に違う。
林業者が特殊伐採と言って木に登るのは止めて欲しい。

特殊伐採も林業も、効率良く儲けるために「機械化」してるんじゃないか?
機械化や道具に頼ることが森を守る事では無いと思う。
それを自然にやさしいみたいなアピールをされると、気持ち悪いよ。
お前らは生き物を殺して儲ける商売だろ!
オレたちは生き物を守るために考えるヒトだよ。

儲けることしか考えてないから、みっともない街路樹剪定になるんだろ。
一般市民に美しい形の樹木が、葉っぱの量を減らすってことをアピールせずに、葉っぱの量を増やして継続的に儲ける施工をすることが景観維持じゃない。
バツッと伐れば、ボファと生えて、葉っぱの量が増えて、益々掃除が大変になるっていう事実を隠してるから、高所作業車で手っ取り早く継続的にカネを手に入れるんだろ。
自分がやってる方法が、街にも木にも自分のセーフティにも景観にも適切じゃない事実を隠してるのかな?世の中が悪くなれば儲かるからかな?
それとも知らないのかな?
機器の適合や条件と状態を鑑みず作業が楽なテクノロジーを利用するすることが、どれほど危険が知らないのかな?
機械化が丁寧な作業を駆逐するとは思わないが「結果」に飛びつく姿勢がこれまで自然を破壊してきたことは明白だ。
少なくとも良好な仕事を知らない林業屋が特殊伐採と言ってることは間違いない。

作業の目的じゃ無く、方法だけのことを言ってるのかな?
でもそういう輩が偉そうな資格に頼って、行政がその資格の権利を握っているのは間違いない。分けも判らずテクノロジーを利用し、テクノロジーに頼っている。
結果だけが全て!と思っている人間が地球を汚してる。
言葉の判らない小さな子供がチェンソー振るのは危険!って思っても、
それが自分と同じだと思わないのかな?
残念!

ライオンテールがみっともないと思う人だっている。
みっともない業者に発注する自治体もみっともない。
ヘタこいて出入禁止になって、別法人が受注してヘタ業者に外注するのがみっともない。
インサイダー取引やカルテルで、皆に気づかれないように受発注するのがみっともない。
そういう構造がみっともない。

みっともない行政や業者はしょうがないけど、市民をオルグるのはやめてほしい。
本来の意味とは違うけど、シビリアンコントロールしないで欲しい。

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