2012年4月20日金曜日

ハクチョウとマガン

秋まき小麦の畑が日々彩度を上げている。
上空では大型の渡り鳥が騒がしく移動している。
今日はちょっと面白いことが起こった。
南西の方角からクワァクワァ
辺りに響く声を上げて
ハクチョウが飛んできて、
南東の方向からマガンが
ちょっと甲高い
キョワキョワッと鳴きながら
近づいてきた。


同じくらいの高度だったので
ぶつかるわけはないが
群れがどうなるかな?っと
ドキドキしてみていると、
一瞬躊躇した感じだったが
見事に合流した。


マガンとハクチョウが
混ざった状態で群れになり
一緒に仲良くカギになり
北に向かって羽ばたいていった。
なんか凄く納得し理を感じた。


上空から見たら多分メルセデスのマークのような動きだったろう。
エネルギーを無駄にしないサオやカギの飛び方で渡る鳥。
互いの群れの内角は80°くらいだったから、150%アップ。
ベクトルが変わって合力してエネルギーが増えたかな?

上空を飛ぶハクチョウたちはいろんな方向に向かって飛んでいる。
今日見ていた鉄道林の隙間にいると、すぐ頭の上を飛び去る。
カギになり力強く羽ばたいているのではなく、
何となく下がってきてるし、足を出してるヤツもいる。
行き先を追ってみると、

居ました。
200くらい集まっていた。
鉄道林と防風林が交差して
道路などない三角地帯。
イイ所を見つけるなぁ。


静かに首を背中に突っ込み寝ているヤツや、
盛んに溜まった水を探っているヤツ。
普段はなかなか入らないが
まだ残雪でズボズボの畦を
ゆっくり脅かさず近づくと、
警戒はしているが
別に気にしてないサという感じ。
近づきすぎると動き出す間合いがある。
こういう身体感覚を身につけたい。


大きい鳥を間近で見ると
迫力があるしなんか感動する。

端から見てると、
ただの怪しいオッサンだけど。

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