2008年8月7日木曜日

利尻の生き物

トラノオの仲間
結局どこにも載っておらず、誰に聞いても判らなかったが、今回一番素敵だと思った花がこのトラノオの仲間。ちゃんと調べていないし、いい加減だが、コイツ好きだなぁ。

チョウチョ
スンゲーカラーリングの蝶がいた。焦げ茶と白の羽で身体が黄色と黒。コイツもよく判らないがとても近所にはいないタイプの蝶だった。

イワギキョウ
利尻岳には登れないが、勧められてポン山<444m>に登ってきた。頂上では360度の展望が素晴らしく、ちょうど良い時期に当たったイワギギョウが盛りだった。以前からお店や屋台ではなく、自然にあるヤツを見てみたかったという念願が叶った。頂上の瓦礫にへばりつくように頑張っていた。この清々しい色合いのブルーの他に白いヤツもあった。

シャクジュウソウ
コイツを初めて見たときは、なんだこりゃ、ウラナリ?モヤシ?アルビノ?などいろいろ考えたが、こういうものだと知ってビックリ。しかし変わっているよなぁ。

コエゾゼミ
山道を歩いていると、ポトッと落ちてきた。短い利尻の夏に思いっきり鳴く短い命のセミ。子どもの手なのででかく見える。

イブキトラノオ
トラノオの仲間で初めて見た。今が盛りとあちこちで咲いている。先がほっそりしたトラノオのイメージとは違って、猫じゃらしのように見える。

エゾニュウ
ぼんぼりをいっぱい付けたニュウ。とにかく目立つ。でも今年はエゾニュウが特別に多く咲いているらしい。

ハス
利尻南部に南原湿原とオタドマリ沼の湿地帯がある。珍しい植生でいろいろ見たが、よく判らない植物がいっぱい。水面にあり見やすく判りやすいハス。いっぱい咲いていた。

コウホネ
ハスとは別な場所に勢力を伸ばしているコウホネ。まだ少なかったが黄色の花がかわいかった。写真は遠くてよく見えない。


写真には撮れなかったが、花は他にもいっぱい見た。しかし名前を思い出せない。
鳥は、コマドリがどこでも鳴いていて私は残念ながら見られなかったが、カミさんが感動していた。初認はオオジュリンのメス、ヒメウくらい。
礼文島は明らかに植生が違う感じがして、珍しいものや変わったものがいっぱいあり、止まってばかりで距離を稼いで観察できない。花のシーズンオフだったが充分堪能できた。利尻島はあまり本土と変わらない感じがした。でもぐるっとまあるい一周なので、天候や山の見え方、植生が違うのでいろいろ楽しめる。
一周55kmで車で走ればちょうど一時間。時計の針と同じ動きになる。と言われたが、止まるとじっくり観察したいものばかり。まだまだ堪能し尽くせない。

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