2019年2月3日日曜日

BEALのツリーワーク用ロープ



BEAL biloba 11.5mm
EN1891 typeAで30kNと高強度で軽い。
シースがポリエステルで
コアがポリアミドの
メカニカルデバイスのDdRTに特化した
クライミングライン。
ブレイド構成が特徴的で
プリクションヒッチには向かないのかな?
ってな訳でヒッチコードで登ってみたけど
何の問題もなさそう。
時代は機械式なのだろうか?
ダブルブレイドなんでどうせなら
アイ加工しようと思ったが、、、
コアとシースの割合があからさまに違い
これは難敵だ〜ね。
製造者末端アイ加工は18kNの表示あり。


Beal Gikgo 12mm
EN1891 typeAで破断荷重が27kN。
同じべアールのバオバブと同じ製法で、
より細くより軽くしなやかで扱いやすい?
とあるが、細くなったが、
しなやかな感じがしない。
どっちかっていうと硬い印象。
イメージとしてエールとかの16st.だが
一般的な16st.よりも細い感じ。
12mmって言ってるけど、7/16かな?
ユニコアでコアとシースのズレは無い。
シース率は69%らしい。
荷重の受け持ちの表示は無い。
何か情報が無さ過ぎで良く判らない。
でも表面の平滑性が高そうで
ちょっと硬く芯がしっかりした感じなんで
ランヤードにはもってこいかも?


ユニコアはどういうものか?ちゃんと見たことが無いけど、スプライスできるって書いてるし、これでサムソンの16st.のやり方で出来るゼって人もいるので、早速バラしてみる。いわゆる16st.はコアで荷重を受け持っていないので、シースの引き入れで良いのだけど、まあファイバーがいちいち硬く、一筋縄では行かない。そしてどこがどうユニコアなのか理解できない。まあバラしたらユニコアもなんも無いけどね。
そんなこんなで、サムソン方式で3度トライしたが....惨敗。硬くて引き込めねーよ。ムリ。誰か出来る人がいたら教えてチョ。
個人的にはアイ加工は諦めたんだけど、ポジショナー2に突っ込んでみたら、メッチャ相性がいい。メカニカルデバイスとの相性はスコブル。これはカーンマスターを越えたかなって思うけど、ノットでコネクタ接続するのは個人的にイヤだし、どうにかならんかなぁ。

アイ加工はいつもは失敗から学んで、改善していけるのだけれど、データを変えてやっても、同じ所でつまずく。っていうか引き込めないのだ。両方5回トライで10連敗。これはキズつくなぁ。これ以上やってもロープの無駄が生まれるだけなんで、ヤメた。
両方ともメカニカルデバイス向けよ!って言ってるから、これはもうアイ加工がもってこいだけど、メーカーの製造者末端アイ加工は、デカい。デカ過ぎてカラビナ回るし、気に入らん。どうしたもんかなぁ。

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Bealのロープ2種類、Ginkgo Biloba だけど、これ、イチョウの学名の前半と後半なんだな。ラテン語の生物の種や分類に付けられる二名法をそのまま2種類のロープの名称として付けたのは、ツリーワーカーを意識してだろうが、単純なのか、凝ってるのか、判らない。
でも、べアールのロープ、なかなか良いと思う!大好き!

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