道内各地の雪まつりも一通り終わり
色々考えることもあるんだけど、
まあ良かったんじゃないですか。
最初の動機は純粋でも、
企業や行政が中途半端に介入して
目的を失ってしまったのも多い。
もっとシンプルに楽しめれば
素敵なのになぁっと思ってる。
そんなこんなで、林で見つけた
自然の雪まつり。
これは、ぼくにはもうガッツ星人にしか見えない。
これは、何か判らないけど
叫んでるのか、嘆いてるのか、
何か主張を感じる雪の固まり。
ゴーストバスターズって感じでもある。
こういうのって、
天井の木目が何かに見えるとか
雲の形が何かに見えるとか
そういった類いのモノだけど
何となく感じて
振り返ったり、見上げたりして
見つける面白い造形。
これはアカエゾの林に積もった雪
もう両生類にしか見えない。
こんなのが沢山で襲ってくる
ように感じてしまう。
落ちてはキハダの実で
目を付けてみると、もうカエル。
アカエゾだけにエゾアカガエルかな。
これはちょっと違って人工的だけど、
この辺りは、空が青く見えていても
地上はブリザードのような猛吹雪のことも多く
一方向から地表を吹き付ける地吹雪が
木の幹にぶつかって三角に積もってできた
何と言うか面白い造形に、
枯れ枝とかで彫り込みを入れてみた
トーテムポールのような雪のオブジェ。
ハイダのトーテムやアボリジニの砂絵
なんて崇高なモノではないけど、
何かやってみたくなり手を入れてみる。
そして朽ち果てる美しさというか、
始まりはみんなこんな感じじゃないのかな。
自然の情景は、これ以上何も要らず
有無をいわせず、圧倒的に、美しい。
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