2011年7月20日水曜日

アカハラの子育て


うちの庭は野鳥にとって
三つ星レストランのようだ。
子育て真っ最中のアカハラは
芋虫を何匹も咥え往復する。
朝早くからグルグル飛び回る。

庭は人工で園芸種も多いけど自然に近い。
理由があってワイルドだけど、
一般的には手入れされてないヒドイ庭と言うことになる。
いわゆる雑草が蔓延り伸びたい方に伸びる植物。
でも四季折々に隆盛になるザッソウたちは多彩だし、
それ目当ての動物も増えることになる。
アカハラもそんな仲間だが、それにしても頻繁に行ったり来たりする。
何度も何度も現れる。いつも思いっきり虫を咥えてる。
迂闊だった。

こんなに近くに、というか
庭に巣があったなんて!
いるじゃね〜か!4羽も!
お母さんはうちで猟していた
訳ではなく運んでいたんだ。
黄色い口を思い切り広げて。
もうずいぶん大きくなっている。

最近オオタカに興味を奪われ、そんなに注意していなかった。
朝飯の時「う〜ん、君も朝ご飯だね」なんて思っていた。
でも、一応住宅街だし、犬猫も多いし、
いままでカラ類やせいぜいカワラヒワが巣材を運び、作るかな?
なんて程度だったので、まさか中型のつぐみが子育てに成功するなんて。
観ていると親が餌を運んできて、黄色いくとを広げても声は出ていない。
幼鳥はどうも、ギャーギャー騒ぐイメージがあったので、気が付かなかった。

親のいない隙にちょっと覗きに行くと
まだ頭の上に羽毛が残りひょうきんな表情でこっちを見ている。
4羽とも無事に巣立ってほしい。

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