2019年6月22日土曜日

最近のフィールド



この辺りで十年前はあまり見かけなかった
オオヨシキリ。
最近はこの辺の河原とかでよく見かける。
分布が少しずつ北上している感じ。
以前、函館でオオヨシキリ見たって
喜んだことがあるので、よく覚えてる。

コヨシキリがジャズシンガーなら
オオヨシキリはさしずめ講談師のようで
アクセントが力強く、センテンスが短く
ビートがいちいち見得を切ってるようだ。


ビートと言えば、こちらも強烈
オオジシギ。
今年もいつもの放置草地に現れた。
今回はディスプレィは見せてもらえず
農業用のパレットの上でジ〜ェップ。
ココでいつもライバルと激しいバトルを
行うんだが、
農家のパレットの山積みで
今年は1羽っきりで、なんか淋しそう。
ジ〜ェップ、ジ〜ェップ言ってるが
あまり反応が無い。
メスも居ないのかな。


今年はキビタキが多い気がする。
キビタキの声を聴くとどうしても
探しちゃうんだなぁ。

林間に冴え渡る鮮やかな歌声。
姿も美しいし、見つけると清々する。


そして林間を探っていると
たまにこういうのを見つける。
2〜3日前の強風で巣ごと落ちてしまったか
落ちて穴が空いてしまっていた。
長径22mm短径14mm
この辺りだとアオジとかカワラヒワとか?
何だろう?
かわいそうだけど、仕方がない。
こうなったら高タンパクハイカロリー
他の動物の餌になって欲しい。


カワラヒワは、ケヤキの虫コブを突いてる。
家のケヤキは虫コブだらけなんだが、
ケヤキヒトスジワタムシ?
トドノネオオワタムシ?
虫コブを割っても中身は何もないことが多く
良く判らないんだけど、
ユキムシはヤチダモとトドマツを移動する。
両方の樹が近所には沢山あるので
そいつらがケヤキに着いているのだと
荒っぽく予想している。

でもカワラヒワがコイツらを喰ってくれる。


アカゲラも子育てに忙しい。

子は、どうしてあんなに鳴くんだろう?
ココに居るゼってアピールしているようだ。
親が餌を運んで来た時以外
ず〜〜〜〜〜っと鳴いている。
だからカラスやカメラマンが寄ってくる。

そして外敵が近づいてきたら、
親はちょっと離れた所で、キョッキョッ
威嚇とも偽傷ともとれる鳴き方で
巣から注意を引き離そうとしてるのに
子はおかまい無しに鳴き続ける。


アカゲラの子は、ちょっと気持ち悪い。
気持ち悪いって言っても、らしく無いからで
親とは色の配分や位置が違う。
嘴の付根から頭頂全体が赤い。
そして目の直上が白く、これが漫画っぽい。
何か白目むいてるイメージで
申し訳ないが、気持ち悪い。
少なからず巣立つ前の小鳥は
気持ち悪いことが多く、
なんか爬虫類と言うか恐竜っぽい。

元気に育て!


そして近所では、
クワの木が
いっぱい実をつけている。
まだ赤くて喰えないけど、
今年は大漁になりそう。
身体も心もムズムズする。


クワと言えば、こちらも気になるコクワ。
サルナシって言うよりもヤッパリコクワ。

むっちゃ花が咲いている!
って思ったら、よく観ると雄花だった。
甘い匂いの花がいっぱいだから
う〜ぉお〜!ってなったけど、雄花。
コレには実が成らん。


そしてこちらが、両性花。
この徳利状のプクッて所が美味しくなる。
周りについてるオシベ?的な黒いヤツが
実の中のプチプチになるのか?
でも外側だしな。
やっぱりさきっちょのフワフワの所に
受粉してタネになるんだろう?か。
今の時点で、花の大きさもさまざまで
この徳利状がそのまま実の大きさに
なるんだろうか?
だとしたら相当デカいゼ!
近所のジジィと壮絶な争いになるだろう。
熟前にさっさとジジィが採るから
私はロープで登って上のごどでかいヤツを
完熟状態で戴く。棲み分けができてる。

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