2010年9月13日月曜日

ヤマグワ

8月の中旬頃から防風林の林縁にあるヤマグワの葉に網をかけたような
塊を見かけるようになっていた。


始めはクモの巣がかたまって
掛かったように見えていたが、
数が尋常じゃない。
それに日に日に覆っている葉の
領域も大きくなっている。
クワばかりではなく
近隣の他の木にも
広がっている。



よく見ると、小さな毛虫が
ウネウネたくさんいるので
ガの幼虫だなっと思っていたが
毛虫をよく見てもなかなか
腑に落ちなくて、
なんだか判らなかった。


気にかけていたもののなんだか判らなくて、
悔しく思っていたところ、
知りあいのおひさんおつきさんがブログで紹介していた。

クワゴマダラヒトリ

どうも状態からして同じ幼虫だと思う。


それにしても、艶やかで繊細な
キラキラとした薄いネットは
柔らかいFRPの繊維のようだ。
スケールイメージで置換えると
ハンモックみたいで
実に気持ちよさそうだ。
横にデカイ毛虫がいたら、
ちょっと気持ち悪いけど。

2 件のコメント:

snowman さんのコメント...

おぉーーー、これ知りたかったんです。今年は異常に多いですよね。何かなーと。日本はなんかよからに事態になっているのかと心配していました。クワゴマダラヒトリというんですね。これ一度大量発生すると何年か継続するとか。そう言えば、今年の春雪融け時期に木の根の方にたくさんの毛虫を見たという人がいました。これだったんでしょうか・・・それにしても自然って怖い・・・です。

satoc さんのコメント...

私も決め手に欠き良く判らなかったのですが、同じツリーイング仲間の樹木医さんに教えてもらい、おそらくクワゴマダラヒトリだろうと思います。図鑑をみてもなかなか判りませんよね〜。いろんな方に助けられやつとです。