2008年1月21日月曜日

野幌森林公園

1月19日
今日はバックカントリースキーを抱えて、野幌森林公園に行ってみた。大沢口にはバリバリのクロカン野郎から、歩くスキーのオバちゃんまで多種多様の人が集まっていた。早速双眼鏡片手に歩き出すが、歩くスキーのルートは散歩の人たちも多くしっかり踏圧された小道になっており、長靴で歩く人の方が多かった。その脇の新雪をスキーで歩くが、道がしっかりあるので、長靴に人たちと変わらないスピードなので、なんだか妙な感じ。
道筋にフクロウが休んでいるハルニレの洞がありそこがサンデーカメラマンのスポットになっている。曰く私もインターネットでちょっと調べると、同じアングルのフクロウの写真がわんさか引っかかる。どんな状態なのかと思い物見遊山で出かけた部分もあるので、同じ真名の狢だが、正直驚いた。私も何度かこの森林公園で夕まずめに飛び去るフクロウを見たが、バツーカ砲のごとくみんな3000mクラスやデジスコ三脚を持って歩いているのだ。しかもそこらの自然には興味ないのか、一目散に向かっている。皆フクロウ狙いのようだ。
野生のフクロウを見る機会はそう多くないだろうが、この場所で観察できるという情報が流れているため、そこに見に行くというのはどうも、動物園に見に行くのとあまり変わらないような気がする。しかしフクロウもイイ迷惑だ。沢すじの対岸なので必要以上に近づけはしないのがせめてもの救い。しかし、そのうち沢を渡りもっと近づく輩が現れても不思議ではない。
今日は留守のようでちょっと安心したが、もしあの場所にフクロウちゃんがいたら、水着アイドルに群がるカメラ小僧や記者会見の会場のようにヒトが集まっている図を想像するとちょっとコワイ。ダメとは言わないがちょっと食傷気味だ。
帰りに大沢口に戻ると、団体ツアーのような20名ほどの人たちがフィールドスコープをそれぞれに持ち「さあ行くゾ!」ってな感じでワイワイ向かっていた。何も全員が持って行くこと無いだろうと思ったが、仕方がない。
特に珍しい鳥には会えなかったが、珍しいヒトを見た感じがする。
桂の巨木の樹幹にヤドリギの赤い実と黄色い実が一緒に着いていた。

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