以前より欲しかったレスキュー系の道具に出会う機会があり、ロックエキゾチカのロックスターとスイベルプーリーやスターリンのロープをやっと手に入れた。
アーボな世界ではヨーロッパ系の
DMMとかトイヘルベルガーとかが、
かなり人気だけど、
それとは少し方向が違う、
でもかなり有効なプロダクトの
ロックエキゾチカやスターリン。
関係ないのも混ざってるが。
DMMのリギングハブも良いが、
ロックスターリギングプレートは
同軸近くで操作できてガチャつかず
加重しても穴位置があまり
変わらないので角度などの
エネルギー計算もしやすい。
フローティングアンカーなど
三次元的な構成を考えると、
UFOやロックスターは素敵!
それからスイベルプーリーのOmni-Block 1.5 P51 狭い移動範囲で倍力を構成して、ハウルプルージックを入れ替えなきゃならない時に極めて有効。
アレコレ試してみたくなる。
DMMもそうだけど、単純にプロダクトとしてグッとくる形やアルマイトのヌラヌラした感じや色合いが堪らない。本質ではないけれど、手に持つ感じって重要な気がする。
ソフトマティリアルも、ヨーロッパのエールやニューイングランドといった系が好きで、アメリカのサムソンはどうも手に馴染まなく好きではない。
でもレスキュー系で信頼が高いスターリンの6mmコードはプルージックとして大好き!
しなやかで食いつきもよく最も使いやすい。レクリエーションで使うフットループは、固いと使いにくいことが多く、全部スターリンのパワーコードと決めている。
そのスターリンが作っていたアーバーなRIT(Right In Trees)というプルージック。これも前から興味があり、バスケットで使えば22.3kNでヒートレジスタントのすげぇヤツ。これもハウルプルージックで使いたい。
そしてそのスターリンがアーボリスト用のDdRTロープを出してきた!
Tendril / Starling
テンディルって言うのか?「巻きヒゲ」って意味らしい。
チェコのTendonというスタティックロープがあるが、何か似た音だけど、
こっちはアメリカ製。
7/16in.カタログでは11.1mmって言ってるし、実際握ってみるとかなり細く感じる。細く軽いので収納もコンパクトになるし、なかなかのモノ。
スターリンのロープはガチガチに固く、ノットもドレッシングし難いイメージがあるが(スタティックなので?)ダブルブレード構造だからか、しなやかでピンチテストしてもイイ感じ。ABSは6,000lb.と少し低めだが、伸び率も低く、ANSI Z133にも準拠している。
まだロードテストで数回しか使っていないが、8mmのe2eプルージックとの相性も良いようだし、ブレイクスヒッチも充分に効く。
ただ、ReviveXのクライミングロープクリーナーでとことん洗ってから使ったからか、めちゃくちゃ外皮がズレる。
数回の使用で15mほど登って
降りてくると、
ズズッとズレる感じが気持ち悪い。
別ロープで登り、樹上でセットし
しっかりとエンドから
自重でミルキングしていくと、
150ft.で34cmもズレた。
その後はズレもなく、快適だし、しなやかさも失っていないから大丈夫だと思うが、今後の使用でどう変化するかが楽しみだ。
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