2013年12月24日火曜日

邪魔なランニングエンド

樹上で枝を避けながら動いていて、いざ作業に取りかかろうとすると、
自分のランニングエンドが通ってきた枝に絡んでうっとうしいことが多い。
変に荷重がかかり引っ張られ、良いポジションが取れなかったり、
ランヤードと絡んで思う通りに向きを変えられなかったり、
とにかく邪魔でしかたがなくなる。
巻き取りリールのようなモノもあるが、それはそれでデカくて邪魔そう。
何か良い方法は無いかとあれこれ考えていた。

そんな折にちょっと用があり百均に行った。
「コレ必要か?」っと思うようなくだらないものが沢山ある。
そこで見つけた「メガネ拭き」
プラスティックに柔らかいタンポのようなものが付いていて
挟んでメガネを拭くものらしい。
ランヤードの末端を挟むのにちょうど良いかも?って
何か企んで試行錯誤するためには百均は素晴らしい。
とりあえず試しにと1個手に入れて工作してみた。



とりあえずハーネスにつけてみると
挟む力が弱く外れてしまう。
そこで、鰐口クリップとかに使う
絶縁キャップを根元側から入れた。
柔らかいプラスティックなので
適当にテンションが掛かり
これが意外に調子がいい。


あと、これもイイかも知んないと
「物干にハンガーを掛けるヤツ」
も手に入れたので、
これにも絶縁キャップを入れた。
こっちは挟む力を強める為ではなく
単に水色が気持ち悪いし、
滑り止めにもなる。
ひとつは園芸で使うソフトタイを
ぐるぐる巻いてみた。


物干の方は自分の正面側の
ごちゃごちゃをスッキリさせる為で
メガネ拭きはランヤードを
一時的に引っ掛けておく為のもの。
きわどい動きをすると
巧くいくかどうか判らないけど
案外良いかもしれない。


そのまんまだとカッコ悪いので
ちゃんとした細引きで
フィッシャーマンズでループにして
こうして見ると、あたかも
ソレとして売ってるモノみたいに
完成度が上がって良くなった。


良い悪いは別として、必要から生まれるプロダクトは
それなりのフォルムになった時、案外マトを得てることが多い。


* * * * * * * しか~し、ここまでやって実際何度か運用していると、
低温のせいか、単に百均の粗悪プラスティックのせいか、
メガネ拭きは根元からあっさりと折れて使い物にならなくなった。
本来の使い方をしていないので文句を言えた義理ではないが、
使い勝手が良かった分だけ口惜しく思い、工作意欲に火がついて、
何か無いかと探した結果、ホームセンターに良いものがあった。



ひとつはピンセット。
先をクルクルとラジペンで巻き込み
絶縁キャップを入れこんだモノ。
もうひとつは配管のフランジ。
本来はどう使うか判らないが、
ゴム冠にカッターで切れ目を入れ
パイプの末端保護キャップをはめた


そのままではネジレが出るので
都合良く溝があるので、そこに
洗濯バサミのバネをはめ込むと
これが実にイイ感じ。
挟む力も丁度良くネジレも出ない。
フランジが68円キャップが23円
バネや2mmの細引きを入れても
総額100円以内で収まった。


決定版にならないかも知れないが、
おそらく機能は全うすると思う。
* * * * * * *
まだ実際には使ってないが、
前回の失敗で条件を理解して
改良したのでこれは良いと思う。

クリスマスに何ヤッてんだろ。


0 件のコメント: