2013年11月20日水曜日
ツリーイングT−2講座
先週末T-2講座を行った。
会場の美登位創作の家でも
一週間程前に降り積もった雪が
消えずに残っていて
気温的にはそれほど寒くないが
寒々しいトレーニングになった。
陽が差すとダウンでは暑く
脱ぐと寒くていられない。
登るときは結構動くので暑いし
ギアやメソッドの説明の時は
ジッとしているので底冷えする。
SRTは1本のロープを如何に登るか
がテーマなので、それはもう
いろんな方法があり、
その方法にはそれぞれ
メリットとデメリットがある。
Aの登り方にはA'の道具を使うが
B’の道具を使ってもOK。
しかしC’の道具は使えない。
C’を使う場合はCの方法じゃなきゃ
上手くいかない。
一番怖いのは安易に方法を選び
メリットだけで道具を選ぶこと。
まあヤリたくなるのは判るけど、
条件がそれぞれ違うので
一概に方法だけで道具を選べない。
自分の都合で安易に道具を選んだり
この道具を他の登り方に転用する、
そういうイージーなクライミングが
大きな障害や事故を誘発する。
また、方法に合致した、そして
自分の登り方に合った道具選びを
見つけることがとっても重要だ。
ホムセンで売っている自転車は
自転車としての機能はあるけど
それでは楽に無駄なく走れない。
刃物も磨がないと疲れるし危険。
道具に身体を合わせるんじゃなく
目的や条件を理解した上で
機能を果たすよう道具を合わせる。
そしてDdRTと大きな違いが
ボトムアンカーだ。
アンカーの構築も様々な方法があり
それこそイージーに設定すると
目的を果たさず機能しなかったり、
最悪、崩壊の恐れだってある。
何だってそうだけど、
YouTube等で見た方法などを
自分の都合で安易に取り入れ
気にしないでどんどんヤル人が
増えてきたので、怖い。
条件とポイントを判って
はじめてメリットを活かす
効率的な登り方が出来る。
そういうコトを目的とした講座を
目指している。
寒い中、アグレッシブに
エキサイティングに、
良い講座になった。
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