2008年11月4日火曜日

WRCとシマフクロウ


息子にせがまれWRCラリージャパンを見に行ってきた。といっても無料で入れるセレモニアルフィニッシュ。でもピットギャラリーで待っていると、帰ってくるラリー車はなかなか迫力があったし、シャンパンシャワーというのも初めて見た。
話は変わるが過激な自然保護を訴える団体からは、ラリージャパンはとんでもない悪役になっている。百害あって一利無し!問答無用である。確かにある報告を見ると、これはとんでもない自然破壊だ、とも読み取れる部分もある。小さい動物に与える影響はさることながら、林道が砂埃まみれななることなんか、山奥にこっそり作る砂防ダム工事車両の通年被害の方が絶大だろうし、爆音が与える影響もよく判ってないみたいだ。1-2日だしね。それよりもスズキなどのメーカーが、売上げの一部を「シマフクロウ基金」に寄付していることの方が興味深い。又聞きではあるけど「これで今年の冬の魚代が確保できた」そうだ。種の保存法にも認定されているシマフクロウは、人が近寄らない環境で人が給餌しないといけない状況だ。人間と折り合いを付けワイズユースの方向に持って行くことの方が大事だと思う。何処かの団体のようにラリージャパン反対!シマフクロウが住める森にしよう!とかいってシラカバ一種の植林を繰り返すことの方がよっぽど偽善的で自然破壊だと思うのだが...

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