2008年4月7日月曜日

オナガガモ

オナガガモ
そこにオナガガモが多数休んでいた。ドンガイの枯れ林の陰からそっと覗く。首の白すじとその名の通り長い尾が特徴的。嘴の襲いブルーもカッコイイ。

水たまり

4月6日
幾春別川と石狩川の合流点のそばに、河川改悪工事でできた水たまりが多数ある。旧石狩川、篠津運河や旧幾春別川など人間は何処まで自然をいじり続けるのだろう。どっかから土を運んできて、ようかんを切ったように整備護岸され、地ならしし、そのくせ管理はせず、外来種がはびこるための環境づくりが進んでいる。
まあそんなこといっても仕方がないが、それでもヤナギやハンの仲間は育ってきている。ニセアカシアに負けずにがんばって欲しい。
土手に登るとかなり広々しているので、ハクチョウやらカモたちがあちこちから飛んでくる。飛ぶカモ類を見るには絶好の場所だ。篠津運河の方には上空にオジロワシらしい影が見え、慌てたカモたちが一斉に飛び立ち、小鳥のように群れで猛禽を攪乱する飛び方をしていた。カモがあんな多数で群れて不規則な飛び方をするのを初めて見た。

ヒドリガモ

ヒドリガモ
今は茨戸川になっている石狩川の蛇行跡と直線改修(改悪)して無理矢理作った立派な堤防の間にできたちょっとした水たまり。河畔林がありアシやススキが多くぬかるので、まず人が誰も来ないカモたちにとってはこの上なく安全な場所。そこに5-60羽程度のヒドリガモの群れが、堤防をはさんで茨戸川と行ったり来たりしていた。
黄色のモヒカンのカワイイヤツ。ビューンビューと勢いよく甲高い声で鳴いている。コガモのピッピッとマガモのグエグエと混じって騒がしいくらいだった。

ヨシガモ

ヨシガモ
頭の形と後ろ羽が特徴的な美しいカモ。頭の色は光の加減でいろいろに見える。胸やおしりの点がクリーム色でステキだし、背中の白い部分と尾の縞模様がカッコイイ。人間の勝手な解釈だが、色も形も優雅で誇り高い貴族のよう。ホント勝手だが....

ハシビロガモ

ハシビロガモ
カモ系の嘴はどことなく滑稽でかわいらしく大好きだが、こいつは強烈な個性だ。他のカモたちに比べると乱暴に嘴がデカイ。顔つきもどことなく凶暴そうに見える。給餌のために独特な形になったのだろうが、そのF1のフロントノウズのような嘴を至近距離で見てみたいものだ。


左オス 右メス

遊水池

4月5日
元々泥炭の土地柄だし、石狩川の蛇行跡が多いので、水鳥たちにとってはいい羽休めになるのであろう、大きなホームセンターのそばにある遊水池に鳥見に行った。最近めっきり増えたアオサギやピッピッと笛を吹いているようになくコガモ、カワラヒワ、ムクドリたちがいた。

2008年4月3日木曜日

フクロウ

昨日の夜、久しぶりにフクロウの声を聞いた。
夜1時頃、結構近くで盛んに「ホーッ、ゴホッホー」一声目とそれに続く間隔が短く、力強い気がする。巣箱を使わずとも近くに獲物や雌を探しに来ているに違いない。