2018年8月24日金曜日

DMM Parfect O



DMM Parfect O
小ちゃくても充分な要件を満たすカラビナ。
コイツがなかなか市場に出回らなかったが
やっと手に入った。
対称でコンパクトな楕円形のプロファイル
何かもう、小ちゃくて、手に馴染み
最高に塩梅がいい。
さすがにゲートの開くスペースはアレだが
何たってこのサイズ感が堪らない。

横方向の長さも短いので
登って荷重が抜けるとヒッチコードは
アイがマイナーになることがあるが
これも屈曲がキツいのでなりにくい。


Ultra O と比べて、メジャーアクシスの
ストロークが15mmも短くなっている。
ヒッチコードをタイトなE2Eにしても
スプライス部分はどうしても硬くなり
4wrapのディスティルで17.5mm。

私のような、チビがシステムを組むと
ハーネスのブリッジにスイベル+
ウルトラO+ヒッチコードで30.5cm
これが29cmになる!
これはチビにとってかなりありがたい。
な〜んにも考えず、欧米人のように
何とかモーションを履いて
メッチャ手を伸ばして登っても
若干下がるってロスるんだぜ。


登ってって一旦止まる時、
少し下がるロスを抑えたいから
エイッ!ッてヒッチを上げる。
コイツが15mm短くなると、
その時に肘に余裕ができるので
余計な力を使わなくなる。
デバイスで楽にはならないが
使い方や考え方で楽にできる。
素敵。



トリプルアクションは
何かフィールが違うので、
従来のモノと比べてみると...
ヒンジ部分がちょっとずつ
変わってる。
新しくなるにつれて
ゲートを若干廻す感じで
引き上げてから再度廻す感じ。
これは注釈は無いが
最近はこうなっているようだ。


年代によってゲートの
ローレット模様が若干変化
してるだけかと思いきや
キーロックノーズも
少しずつ形状が変わっている。
ちゃんとしたメーカーは
ユーザーからフィードバック
したフィールやデータで
改良されているのだろう。


しか〜し、付属のマニュアルを
確認していたら、
なんとMBSデータが違ってる。
ウェブで確認しても
A597は24kNだけど
マニュアルは25kNの記載。

まあこれはご愛嬌でしょう。
そのうち変わると思うけど
このマニュアルはレアものか?

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