2015年2月9日月曜日

エゾモモンガの滑空

先月末から地元を離れ、暫く暖かい所に居た。


それは後にヤル事にして、
久々に地元のフィールドに出た。
やっぱり雪がある冬の方が馴染む。
ワシワシとスノーシューで登り
眺めの良い所へ行くと、
何か下の方で気配を感じて、観ると
忙しなく昇り降りしている
エゾモモンガに出会った。



丁度斜面だったので
ゾントレベルで正面に居たヤツが
パッと飛翔した。慌てて胸位置で
シャッターを押しつつ
眺めていたので、こんな綺麗に
撮れてると思わなかった。
写真を撮るのが目的じゃないので
まあ偶然ですが…


自分では全くと言って良い程、写真のセンスがないので、
でもフィールドにはカメラを持参する。
それは状況証拠のためで、いい写真を撮ろうという目的ではない。
知り合いのフィールドカメラマンは朝夕リサーチして
確信を掴み、ジャストの時間にふらっと向かってスゲェ写真を撮る。
生き物の習性や環境に応じて、しかも短い玉でスゲェ写真を撮る。
カメラや器材が好きなんじゃなく、
生き物が好きだと言う気持ちが写真に現れている。
こんなのを見ちゃうと到底太刀打ちできない。

最近いつものフィールドにそれと相反する様なカメラじじいが
エゾモモンガ狙いで集まるようになり、辟易している。
まあ、自分の土地じゃ無いから文句も言えないのだが、
私からすると、珍しい写真を撮りたいがためのカメラマンは下衆の極み。
モモンガのSEXする所を撮りたがってる、パパラッチ。
我が物顔でドカドカと防風林の一部を占拠し流れを遮断し、
ガヤガヤしゃべってるは、飯は喰うは、タバコは吸うは。
彼らでは無いと思いたいが、明らかに生息する生き物に影響が出ている。
繊細なバランスの所に、お邪魔しますっという姿勢が見られない。
静かにLeave No Trace出来無いものか。
まあ、モチーフはできるだけ珍しいものが良くて、
ソレを撮った自分がスゴいとか思うんだろうな。残念です。
何処かで鼻の穴を大きくしたドンナモンダイ顔のカメラマンが撮った

エゾモモンガのSEX写真を見たら、ハナクソ野郎だと思うことにします。

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