オオハクチョウとコハクチョウの差が判断つき難く、意識はしているものの決定的な何かが判らない感じ。
最近辺りの田んぼにやって来て
落ち穂を啄んでるんだけど、
どうやら混じってる感じで、そばに居たから
じっくり見てやろうと粘った。
歩いて近づいたり、車を降りちゃうと、
のそのそ歩いて遠ざかるか、飛んじゃう
のでケツしか見えないことが多い。
近くに良いポイントが有り、
人通りも車通りも無い意外な三角地帯に
集まるけど、でもここは冬期通行止めで
4月1日から踏切が開くので
ソコに車を横付けして、
始めは警戒されるけど、
そのうち警戒されなくなる。
一番判りやすいのは嘴の色のバランスというか色状態だけど、コレが個体差で結構バラバラなんだなぁ。大きさの差は20cmくらいなんで、並んでくれないと良く判らない。
そんな事どっちでも良いけど、同定するのが目的ではないけど、なんか悔しい。
判る人に聞くと「あっアレはコハクで、コッチがオオハク」なんて言われると、悔しい。
いつかその違いが判るようになりたいと思っているが、なかなかそんな機会が無く、春のこの一瞬が一番警戒されず近づけるので、毎年チャレンジしている。
そんな中今日は明らかに大きさというか
フォルムが違う個体が、混ざっていたので
じっくり観察できた。
首延ばしたり、嘴を泥に突っ込んでいるので
サイズというよりも、胴体のボリュームって
いうか、足の太さとか、羽の付き方とか、
腰下の盛り上がりとか、表情というか、
コレは良く見てないと判らないレベル。
一発で見分ける人のポイントが知りたい。
嘴の色バランスも明らかに違う。
こういう奴らが並んでくれると
違いが判りやすく、じっくり見てると
それなりに違うポイントが発見できる。
こうやってみると、黄色い部分が
明らかに違う。
やった〜!念願の違いを見つけられた!
鳥を見始める前は、スズメやハトやカラスという身近な奴らとのサイズ比較くらいしか方法が無かった。
ハシブトガラとシジュウカラの違いすら見出せなかった。
季節や環境や状態や声や飛び方や停まり方や時間やその前後関係を判断基準に加えると、数種に限定されるので、そんなに難しくないって事に気がつくと、面白くなる。
生活習慣というか、別種が混群になることを知ると、多くの群れの中に混じってるレアキャラも探せるようになる。
でもヒシクイやシギ系はまだまだ判らんな。
特に似たような奴らが集まってると探しきれないし、ツグミなんか個体差が有り過ぎて判断の決め手がブレる。
いつも同じ見方をしてると判らないことでも、観るポイントや探す視点を何となく知ると、面白くてしょうがない。
そして年間で1回でも今までに出会ったことが無いヤツに会うと、ヤメられない。
そんな事どうでも良いことだけど、嬉しいのサ。
それが趣味ってものだろう。
家に戻って、数種の図鑑や資料で探して確認する時のワクワク感がたまらない。
今まで念願だった、オオハクチョウとコハクチョウのポイントが判断ついて、今まで出来なかったコトが出来るようになると、本当に些細なことでその違いが自分で判断つくようになると、もの凄く嬉しい。
でも、家で図鑑を見ると、、、
嘴全体が黒いからアメリカコハクチョウかも知れない。
そういうがっくりくる時も併せて面白い遊びなのね。
ただ今まであまり意識できなかったポイントが少しだけ判った気がする。
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