2009年6月30日火曜日

青葉公園ツリーイング

今年で3年目となった厚別区のイベントの一環でのツリーイング。と言っても今年はこれがメインのようで、募集から漏れた人がいるほどの大盛況。リピーターの子供たちもいっぱいいて「やあ、しばらく!」ってな感じで、顔を覚えていてもらっているのは本当に嬉しいばかり。スタッフもこなれてきているので無理せず気張らずに、しかし馴れ合いにならずに取り組めた。


思えばインストラクターとして自分で仕切ったイベントの最初がここだった。あの時は自分でもテンパっていたなぁとつくづく感じる。

ハウチワカエデ

春先にとても素敵な赤い花をつけていたハウチワカエデが結実していた。葉っぱも特徴あるが、実も負けず劣らず魅力的な形をしている。ステキだねぇ。

実が熟して赤茶色になり、ヘリコプターのようにくるくる回って飛ぶんだぜ。スゲー形だな。

近所にオオモミジらしき?(この辺りの園芸種っぽい植えられたカエデ系はよく判らない)やつも結実していた。こっちはもう赤くなってきている。

コシアブラ

近所に今年発見したコシアブラも葉を広げていた。う〜ん、特徴がないなっていうか特徴が判りずらい。葉が出た根元の枝を見るといかにもコシアブラなのだが、これは葉っぱだけでは見過ごしてしまう特徴のなさだな。だから今まで気がつかなかったのだ。


葉のつけ根を見ると、いかにもコシアブラ。

2009年6月25日木曜日

シンジュ

最近一番毒性の強いツタウルシが至る処にはびこっていてイヤになる。全部ぶった切ってやりたいが、それは人間の勝手な行動なので慎むが、ヒトとしては増えすぎだろっと思う。これはニワウルシとも言われ、やっぱりカブレるのであまりお近づきになりたくない。でもシュンッとしてキリッとしてイイ感じの樹だな。


花はもうすぐ開くだろう。楽しみ!

ヒバリ

パトロール途中の道路の上に鳥がいた。何を思ったかアスファルトの真ん中にジッとしている。ヒバリは近づいてもギリギリまで逃げないので、面白いから自転車を降りてゆっくり近づいてみた。するとやっぱりある程度近づくと、クッと身を屈めこちらの様子をうかがっている。そこは草むらじゃないんだから丸見えなのに。車に轢かれんなよ。

ホオノキ

ホウノキの花が咲いていた。ホウの葉っぱは思いっきり傘のように開き、なかなか上に咲く花を見られない。それに数日で色気が悪くなりキチャナイ感じになってしまう。まあ汚くはないのだが、出来ればキレイに咲いているところを近くで見てみたいものだっと思っていた。ところに不意に見る機会が訪れた。ここは低い位置にあるので、あのスゲー実までじっくり観察できそうだ。

2009年6月23日火曜日

エゾサンザシ


ちょっと更新を忘れていたが、これは6月6日の写真。もの凄くキレイに咲いている。近くによるとイイ匂い。満開だ。あまり目立たないところにあるが、花が咲いたらすごく目立つ。でもこんなところ誰も着目していないだろうと思っていたら、防風林を管理している人なのか、研究者なのか、なんとピンクリボンがつけられていた。あまりイイ匂いだし、キレイなので一輪折って持って行こうと思ったけど、そこはそれ絶滅危惧種だしなぁ。写真だけにしておこうっと。

花アップ

ツルアジサイ

初夏の森でひっそりとしかし目を引く白い花。咲いている時期が長いので良く目にする。でもこれは花じゃないんだなぁ。ガクなんだなぁ。よく見るアジサイは栽培品種でまあるく咲いてるが、一般的な栽培品種と差別化するのに最近はガクアジサイなんていっているが、あれも全部ガクなんだろうか?
いずれにしてもこっちの原種のアジサイの方が好きだなぁ。

花の周囲からポッポッっと咲いてくる。カワイイ。

2009年6月19日金曜日

ノビタキ

数日前まで、スゥイーヒョ、ヒョイーヨ。と盛んにさえずっていたあぜ道のノビタキ達だが、田植えが一段落し草刈りが始まりめっきり姿が少なくなった。おそらくいくつかのつがいは巣作りに入っていただろうが、まあ仕方がない。
そして残ったノビたちも今日からは警戒音に変わった。普段フォトジェニックなヤツだが必要以上に近づかさせてくれないことが多いけど、子育てに入るとあまり逃げなくなる。一斉にどこのつがいでジェッジェッジェッジェッっと定空飛翔しあまり離れなくなる。




いい距離をおいて円を描くように巣の周りから離れなくなる。大丈夫。変なことはしないからね。巣立ったあとに残った巣を見せてね。
定空飛翔が多くなるので面白い写真も撮れる。

ヒバリ

ヒバリは近づいてもあまり逃げない。でも草むらの中にいるのでこっちも気がついていないことが多い。もうギリギリまで近づいて我慢できなくなるのか、不意に足元から飛び立つ。こんな近い距離で見ることができるのに、不意打ちが多いのであまり写真に撮れない。判っていて近づくとかならず逃げられる。やはりこういうヤツラは動かずじっとしているのが一番よく観察できる。

コヨシキリ

もうひとつこの時期この辺りに増えてくるのがコヨシキリ。彼の声は何時聴いても複雑でけたたましいけど飽きない。
正面から見た顔はなんかユーモラス。口の中がまっ黄色だ。

ツタウルシ

いつもの神社で隆盛だったツタウルシが、去年のお祭りの時にバッサリ刈り取られ清々していたが、ヤツはまだ死んでいなかった。同じイタヤにしがみつくように生き残っていた。まあこう見るとガンバレ!と言いたくなるが相手はツタウルシ。ちょうど花を咲かせて頑張っている。地味だけど結構キレイな花だった。あまり近づくとまたかぶれてしまうのでクワバラクワバラ。

2009年6月16日火曜日

オオジシギ

今年はオオジシギをあまり見なかった。数回飛んでいるところを見聴きしただけだった。あまりいなかったねーっとツレと話しをしていたところ、草むらから「ジェーップ、ジェーップ」と声がした。探してみると居ました。

草むらを鳴きながらウロウロ。警戒している様子もないので近づくと不意に飛び立ってしまった。

でも直後からディスプレーが始まった。こっちに向かって威嚇するように。低空でババッババっとカミナリシギの本領を見せつけてくれた。
ジェーップ、ジェップ、ジェップ、ジェップっと鳴きながら高度をとる。
尾羽を開きババババと勢いよく急降下。

2009年6月12日金曜日

アカハラとエゾセンニュウ

今朝カーテンを開けると、目の前の物干しにアカハラがいた。向こうもビックリしたようだが、こっちもかなり驚いた。うちの庭は一般的には手入れが行き届いていない荒れた庭だが、自分らではかなり自然に近い小さな自然だと思っている。それなりに収穫もあるしね。エゾヤマザクラやイタヤカエデは植えたものだが、それ以外にケヤキやヤマグワやミズナラやオニグルミなんかの樹木がいっぱいある。全部動物たちが運んで勝手に生き延びた樹だ。エサになるカエルや虫も沢山いる。必然的にビオトープというか食物連鎖が行われている。スズメバチなんかのよっぽど危害を及ぼされる恐れがあるヤツには出て行ってもらうが、それ以外は千客万来だ。
アカハラはどうやらサクラに巣材を運んでいるようだ。目の前に立派な防風林があるのにわざわざ庭に巣を作らなくても...と思いながらちょっと楽しみ。
アカハラと並び初夏の代表格にエゾセンニュウがいる。数日前の夜から新しいヤツが防風林に居着き、夜中中鳴いている。しかし「ジョッピンカケタカ」じゃなく「ジョピカケ」とかまだ変な鳴き方の若い奴だ。どうもあの美しいリズムのハリのある聞き慣れた声と違うので、そのヘタクソさが目立ち気になる。夜風呂に入りながら窓を開け、イイ声に聞き惚れるのだが、コイツは気になって仕方がない。そんなんじゃいい相手は見つからないゾ。

2009年6月8日月曜日

エゾハルゼミの羽化

最近忙しくじっくり近所を回ることがなかったので、土曜は半日かけてゆっくり回った。

エゾハルゼミの羽化を初めて見た。気持ちの悪い感じだった。
盛夏に鳴き始めるコエゾゼミの羽化は何度も見たことがある。抜け殻の背中を破りヨイショヨイショっと出てくる。出てきたらもう緑白色の”セミ”の形をしていた。しかし、エゾハルゼミは何とも奇妙なヘビトンボみたいなヤツだ。顔の部分は長いし、羽は広げているし、胴の部分は茶色と薄緑のシマシマだ。この写真ではいろんな状態のヤツがいる。

オオツリバナ

ツリバナは何箇所かで観察している。でもここのツリバナは何か違っている。葉も大きいし形も違う。調べるとオオツリバナだった。単に大きさが違うのかと思ってスルーしていたが、結構違いがあった。

ミズキ

アズキナシの美しい花たちに気をとられていたが、今年もミズキが咲き出した。全然違うのだが自分の中のイメージでミズキとアズキナシは近い印象があり(単に近くに咲いているからかもしれないが)どうしても比較してしまう。去年はアズキナシは咲かなかったのでよく判らなかったが、時期は微妙にずれていてミズキの方が遅いみたい。
送信者 ミズキ

スモモ

スモモらしき樹も結実していた。去年は熟す頃にすっかり鳥たちにやられていたらしく実らしいものは見なかったが、今年は頑張って続けて観察しよう。

エゾノコリンゴ

コリンゴも盛りを過ぎて散り気味。同じ枝から蕾も花も散ってシベだけになったものもあり不思議な感じ。。そういうものか。近くでエゾセンニュウが鳴きだした。

ウグイス

鳥はあまり見られなかった。唯一出てきてくれたウグイス。
声の確認だけだったが、クロツグミやキビタキ、センダイムシクイ、ヤブサメ、エゾセンニュウなど。

オオバナノエンレイソウ

結実。春先に美しい花で楽しませてくれたオオバナノエンレイソウ。今年は八重の花は探しきれなかった。結実が始まって(こういう言い方をするのか?)まだ緑色の実がやがて黒く変わってくる。

2009年6月4日木曜日

アズキナシ

うかうかしていたら近所のアズキナシが咲きまくっていた。開花のはしりを見逃した。でも、今年はいっぱい実をつけそうなので鳥たちも喜ぶだろう。それにしても美しい。何の根拠もないがこの辺りはミズキと隔年で咲き交わしているような気がする。

2009年6月3日水曜日

エゾハルゼミ

ちらほら鳴き声を聞いていたが、今日は急に暖かくなったせいか、いつもの神社で一気に鳴きだした。いたるところに抜け殻があり、ワラワラ木を登っているヤツやら、地中からでてきたものの草ワラで羽を伸ばしたためか、まだ上手く鳴けないヤツもいる。この声を聞くと一気に夏が近づいた感じがする。

2009年6月2日火曜日

イントラ向け講習

天候が怪しく土曜日は何とか持ったものの日曜日はカッパを着ての雨の中講習。ランヤードを使ったリムウォーキングやダブルクロッチ、リデレクトの伝達講習を行った。今までリムウォークだったものとの違いを体感し、可能性を見いだしてもらえた。雨が降り樹皮が滑り限界値が低かった分、余計ランヤードでの荷重分散やポジショニングを理解していただけたと思う。慣れないスプリットテイルでもメリットを感じてもらえた。でも一部問題もあり検討課題ができてしまった。