2008年11月28日金曜日

シメ


歩いているときに防風林を渡っていった100羽ほどの群れを見た。留まってくれなかったのでレンジャクっぽかったけど確認できず。また別の群れがやってきて、さっきのはシメだったよう。

ヤマガラ


一緒の混群でヤマガラがイイものを見つけたらしい。

キクイタダキ


中学校のエゾマツの辺りが騒がしい。ヒガラが騒がしく飛び交っている。ひょっとしてと思い近づいて待っていると、いましたキクイタダキ。立て続けに確認できたので、やはりひょっとしてこの時期この時間帯には特に現れるのか。

エナガ


いつもの防風林を歩いていて、エガナの群れに遭遇。亜種シマエナガの中に、眉が黒めの亜種エナガが混ざっているのか?今まで見たことのなかった。

2008年11月26日水曜日


イタヤカエデの枝先に7cmくらいの巣を発見。綺麗に密に丸く編み込んでいる。なんの巣か判らないが、今度よく観察してみよう。

キバシリ


キクちゃんと一緒にやってくるキバちゃんも舌をチョロチョロだして虫卵物色中。
この辺りでは一年中見られるはずなのに、冬場にしか見たことがない。鳥見ヘタクソだからかなぁ。

キクイタダキ


今日は暴風が落ち着いているので久々に防風林脇の雪畦をザクザク神社に向かう。裏手でジッとしていると、キクイタダキが登場。

ブレたが黄色い菊を見せてくれた。チョコマカ忙しいのでなかなかうまく撮れない。でもハチドリ並みに停空飛翔する姿を見ることができた。

2008年11月25日火曜日

ニセアカシヤ伐採

旧小学校グラウンドの周囲の木に登り数本剪定した後、裏のニセアカシヤの駆除を行った。元は裏山スキー場だったところらしいが、放っておいたためドンドン更新増殖し生息域を伸ばし、今はとんでもなく近寄りがたくイタイ林になっていた。直径親指大から20cm程度、高いものは10m近くの樹高で、とりあえず手鋸でバンバン倒してゆく。薪としては高級品なので整理し有効活用するそうだ。
そこの裏山には昭和30年代に緑化植樹としてニセアカシヤが盛んに植えられていたそうで、辺り一面ニセアカシヤだらけ。この山全部を在来広葉樹の林にする壮大な計画があるそうだ。とても私の世代だけでは手におえる代物ではない。

キンクロハジロ


11月22日お手伝いで剪定&伐採のため三笠に出かけた。天候も落ち着いたし、途中幾春別川のインレットの沼にいつもカモ類がいるので寄ったが、6羽程の群れしかいなかった。いつもここにいるキンクロハジロ。エクリプスだろうはっきりとしない色になっていた。

吹雪


11月21日昨日のイスカ?がまた居ないかと朝のパトロールに向かったが、とんでもない吹雪になった。防風林脇の畦は風上側が原野なので、思いっきり吹きっさらし。片側真っ白になりながら途中まで行くが気持ちが萎え帰ってきた。風の音で鳥の鳴き声も姿も見えない。

イスカ


11月20日トドマツのトップに群れが来た。大きさからしてシメかなぁと思ったが、妙に赤い個体がいる。でも朝日の加減で赤く見える感じもする。双眼鏡で視認できる距離まであとちょっとだったが飛び去った。20羽ほどの群れで個体の色が明らかに違った。シメのように羽に白いところがなかったので、多分イスカかなぁ??とりあえず撮った写真では判然としなかった。

まだアオサギがいた。最近越冬する個体がいるみたいだが、ここでは無理でしょう。

2008年11月18日火曜日

オジロワシ空振り


3日間続けて通勤の時オジロワシを見つけていた。この辺りは若い個体が多いが、見るのは尾羽も立派な成鳥。昨日は2羽見たので気になって、ちょっと早めに家を出て鳥見通勤。しかしこういうときに限って出ないんだよなぁ。残念。
気を取り直して、トンネウスに行くと、マガモ・カルガモに混じって、カワアイサ(エクリプス)がいた。


ここでも小鳥は、ヒガラが多い。場所によってはシジュウカラやハシブトガラよりも数が多いかも。


ノスリ君が電柱にいた。バイクで通り過ぎて停車。慌ててカメラを取り出すが飛び去った。

2008年11月17日月曜日

27m越え

近所の大木を攻めてきた。樹高は30m以上で周りの木から飛び出している。枝張りが複雑で、いきなりトップのは掛けられないのでアプローチが難しい。18mくらいのところからとっかかり、2人でアタックしてルートを造っていく。視界が開けた位置から投げ返し6回ほどデイジーでつないで150ftのロープが足りない位置まで行った。
上に行くとまだ登れるアンカーを作れるが、時間の関係で今日ここまで。でも周囲の樹冠を見下ろす感じになり、林越えに平地の畑や丘陵地帯が望め、実に爽快だった。イベントでいろんな人に登ってもらい、ツリーイングの楽しさを感じてもらうのも素敵だが、気心の知れた仲間と楽しみながら攻めるという感じのツリーイングはまた格別だ。

2008年11月13日木曜日

ヤマゲラ


数日前からヤマゲラの声を確認していた。しかし姿は見られなかった。防風林の間の道を走っていると、不意に鳴き声がした。それも近そうなので、鳴き真似で呼んでみたところ、すぐそばまで来て確認し、慌てて方向を変え飛び去った。飛び去った先には林がないので、仕方なく電線に留まったのだ。ヤマゲラが電線に留まる姿を見たことがなかったので、とても滑稽に見えた。


この時はもう8時過ぎだというのにまだ氷点下だった。とても綺麗な霜の花。

冬芽

キタコブシ
ケブケブがもう出てきてるのか。

ホオノキ 
葉痕がグルグル。

イヌエンジュ
今年は咲かなかった。花芽が上がっていたのに...

エゾイタヤ
冬芽の隙間に虫卵っぽいのが見える。こういうのがカラ類のエサになるんだ。

アズキナシ
今年は咲かなかった。来年に期待しよう。

オオバボダイジュ
実がケブケブだったが、冬芽もケブケブ。

キタコブシ
もう赤い実は飛んでしまっていた。

2008年11月12日水曜日

こおり


今朝はまた一段と寒くバリバリ。レンズが曇る。自転車もそろそろおしまい。急に留まろうとすると、凍った路面が滑り危ない。



神社の水盤が葉っぱの形に凍ってキレイ。

11月10日


数日来微妙な感じで初霜?初氷?という感じだったが、月朝は明確に初氷。道路脇の水たまりはパリパリになっていて、秋まき小麦の畑も真っ白、神居尻も真っ白になっていた。


今まではあまり見なかったが、今年はずいぶん平地の林縁でヒガラを見つける。ヒガラを見つけるとどうしてもキバシリやキクイタダキを探してしまうが、この時は一羽のみ。

2008年11月10日月曜日

カシラダカ


カシラダカをちゃんと撮ろうと、休耕地の野地というか藪に向かった。なかなか姿を見せてくれず、あきらめて戻った。ところが家のストーブの前で暖まっていると、庭の桜に怪しい影。よく見ているとカシラダカだった。わざわざ撮りに行ってもダメだったのに、茶の間から撮れた。そんなモンか。

ハイタカ


パタパタふわりふわりとハイタカが飛び去った。いままでオオタカとハイタカの区別がなかなか難しかったが、先日詳しい鳥先生と一緒の時2羽同時に見る機会があり、飛び方の違いをはっきり認識できた。これからは間違えなさそう。

イカル


防風林の上をちょっと大きめの小鳥の群れが飛び去った。夕暮れが近づき、あちこちから群れが集まってきて、防風林伝いに山へ戻っていくようだ。数日前にシメを初認したがこれはどうやらイカル。暗くて見えにくかったが、この場所で見たのは初めて。それからここ数日ヤマゲラが鳴いている。最近見ていなかったので見つけたいなぁ。

カワラヒワ


もう居ないと思っていたカワラヒワも飛び出してきた。夏場いつも身近にいるので「なぁんだカワラヒワか」とガッカリして気にも留めないが(失礼な話しだが)なんか数が少なくなると、シャッターを切ってしまう。

ベニマシコ


この頃、鳥たちの移動時期なのか草原に聴き慣れない声をよく聞く。アオジのチッチッとはちょっと違うチッチッと草の根元を飛び回るのは、多分カシラダカ。なかなか姿を見せてくれない。藪に分け入ると予想以上の数が飛び立つ、ゴメンネ。そんな中、ヒッフッっと鳴くベニマシコは、比較的見やすい位置に留まってくれる。なかなか近づけないけど、心が安らぐ優しい声が嬉しい。

草の名前は判らないが、枯葉色の野地にパッと白く目を引く綿毛。霜が降りた後もぽつらぽつら残っている。キリッとした寒い朝、幸せな気持ちになる。

2008年11月7日金曜日

ヤマブドウ

今年はヤマブドウが良いみたい。しっかり量もついて大粒。鳥たちが食料にする分を差っ引いても、ずいぶん落ちてくる予感。わざわざ取りに登ったり、無理矢理揺すって落としたりせずに、風が吹いた後、雪の上にゴボッと房ごと落ちている80%減くらいの貴重な実が旨いんだよなぁ。天然干しぶどうになったものや貴腐ブドウのように甘いのがある。でも冬のツリーイングで登るときには、上でちょっといただく。贅沢な甘くて濃厚な楽しみでもある。

カシラダカ

いつもアオジくんたちが勢いよく飛び出すポイントから、ちょっと違うチッチッチッっと声が聞こえた。近づくと藪から飛び出してきた。飛び方も留まる草の位置も違うので、注意して近づくとカシラダカだった。まだ冬羽に成り切っていないのかはっきりしない。ここではこの時期しか見たことがない、渡りの途中であろう。

山並

この時期は雪が積もる前にあとどのくらいの時間が残されているか、やり残したことはないのか、何かに急かされている感じがする。行く季節を惜しむようになる。積もったらそれはそれで楽しいんだけどね。明日からまたしばらく天候が悪い予報。手稲山の雪も消えないし、朝里岳はもう真っ白。

ズミ

ズミの実も熟し、しっとりとした飴色の色合いになってきた。これからだんだん無彩色に被われる辺りの景色に、まぶしいクリムゾンレッドが映えていた。

2008年11月4日火曜日

エゾニワトコ狂い咲き

今日は札幌市内でも初雪が降った。しかし11月にしては日中の気温が高く、暖かい日が続いていたためか、いつもの野原ではエゾニワトコが芽吹き始め?いやいや狂い咲き。グレーと茶色の林にいきなりまぶしい緑がひときわ目を引いた。

防風林ハルニレ


日曜日天気予報では雨だったが午前中晴れたので、前から狙っていたハルニレでツリーイングをした。ツタウルシの繁茂が激しく二の足を踏んでいた木だが、もうこの時期は平気。下から見て枝の張り方が立派だったので登ってみたかったのだが、思った通り楽しい木だった。リムウォークがバリバリできて、高いアンカーを取ったらどこにでも行けそうな気がする。そんなに高い木ではないけど辺りが開けた畑なので気持ちが良い。ぼーっとぶら下がっていると、70羽ほどのムクドリの群れが現れ「同じ木」になった。鳥と一緒に木に居るというのはこれが実に心地よく不思議な一体感がある。フンの攻撃には辟易するのだが...雲行きが怪しくなり、昼過ぎに突然突風が吹き出し、撤収準備をしているとあっという間に激しい雨になり、逃げるように帰ってきた。

WRCとシマフクロウ


息子にせがまれWRCラリージャパンを見に行ってきた。といっても無料で入れるセレモニアルフィニッシュ。でもピットギャラリーで待っていると、帰ってくるラリー車はなかなか迫力があったし、シャンパンシャワーというのも初めて見た。
話は変わるが過激な自然保護を訴える団体からは、ラリージャパンはとんでもない悪役になっている。百害あって一利無し!問答無用である。確かにある報告を見ると、これはとんでもない自然破壊だ、とも読み取れる部分もある。小さい動物に与える影響はさることながら、林道が砂埃まみれななることなんか、山奥にこっそり作る砂防ダム工事車両の通年被害の方が絶大だろうし、爆音が与える影響もよく判ってないみたいだ。1-2日だしね。それよりもスズキなどのメーカーが、売上げの一部を「シマフクロウ基金」に寄付していることの方が興味深い。又聞きではあるけど「これで今年の冬の魚代が確保できた」そうだ。種の保存法にも認定されているシマフクロウは、人が近寄らない環境で人が給餌しないといけない状況だ。人間と折り合いを付けワイズユースの方向に持って行くことの方が大事だと思う。何処かの団体のようにラリージャパン反対!シマフクロウが住める森にしよう!とかいってシラカバ一種の植林を繰り返すことの方がよっぽど偽善的で自然破壊だと思うのだが...

Pentax optio W60

最近PENTAXのOptioW60という防水カメラが手に入った。結構手荒に扱っても大丈夫そうなので、子どもに持たせて撮らせてみた。いろいろ面白いことを考えるもんだ。

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気がつくと、もう一年以上これを書いている。あらためて読み返してみると、なんだかなぁだけど、役に立ちそうな部分もある。はずかしい間違いや勘違い、無知の遠吠えいろいろあるが、継続は力!一部の人からも評価してもらっているし続けてみることにする。
写真のフォーマットを変えたり、時事ネタや自分の思うトコロ・感想なんかも加え(そうなるとtreeing_satocというのはふさわしくなくなるかも)ちょっとリニューアルし、樹木に関しての部分は別ページを設け私的ベータベース化しようと思う。