
歩いているときに防風林を渡っていった100羽ほどの群れを見た。留まってくれなかったのでレンジャクっぽかったけど確認できず。また別の群れがやってきて、さっきのはシメだったよう。
近所の大木を攻めてきた。樹高は30m以上で周りの木から飛び出している。枝張りが複雑で、いきなりトップのは掛けられないのでアプローチが難しい。18mくらいのところからとっかかり、2人でアタックしてルートを造っていく。視界が開けた位置から投げ返し6回ほどデイジーでつないで150ftのロープが足りない位置まで行った。
上に行くとまだ登れるアンカーを作れるが、時間の関係で今日ここまで。でも周囲の樹冠を見下ろす感じになり、林越えに平地の畑や丘陵地帯が望め、実に爽快だった。イベントでいろんな人に登ってもらい、ツリーイングの楽しさを感じてもらうのも素敵だが、気心の知れた仲間と楽しみながら攻めるという感じのツリーイングはまた格別だ。
いつもアオジくんたちが勢いよく飛び出すポイントから、ちょっと違うチッチッチッっと声が聞こえた。近づくと藪から飛び出してきた。飛び方も留まる草の位置も違うので、注意して近づくとカシラダカだった。まだ冬羽に成り切っていないのかはっきりしない。ここではこの時期しか見たことがない、渡りの途中であろう。
この時期は雪が積もる前にあとどのくらいの時間が残されているか、やり残したことはないのか、何かに急かされている感じがする。行く季節を惜しむようになる。積もったらそれはそれで楽しいんだけどね。明日からまたしばらく天候が悪い予報。手稲山の雪も消えないし、朝里岳はもう真っ白。



