2011年10月31日月曜日

ヤマセミ


キノコや野鳥や釣りやツルの実
欲張りな目的で清流に行った。
残念ながら食えるほどエノキは
無かったが色々稔り多かった。
川を遡上するシロザケ。
岸にはホチャレた残骸が多数。


ちゃんと観たことがないという
家人の要望もあり
狙ってヤマセミを観察。
やっぱカッコイイよなぁ。


釣り人が近づいてきて残念ながら
ダイブ&キャッチは観られなかったが
けっこうゆっくり観られた。
キャッっと鳴く声と一緒に羽を開いて
冠羽と尾が持ち上がる。面白い。
魚影を感じるのか水面を覗くとき顔を傾け
身を低くして狙っていた。


一瞬、真正面を向いたら
頭がもの凄く細く見える。
なんかスゲ〜な。

冬近し(近所)


家の周りでは先週初霜が降りた。
本格的な冬の前に、小春日和。


空には20羽以上のノスリが
サーマルでグルグル。
鷹柱がたっていた。
ノスリのワンメイクは
なかなか迫力があって素敵。


防風林ではカシラダカがいた。
家人は昨日シマアオジを観た。
私はどうも相性が悪く
ココではまだシマアオジに
会ったことがない。
悔しいなぁ。



ここ数年だと思うが秋には
ダイサギを観る機会が多い。
枯葉の湿地に映える白い姿。
かっこいいなぁ。
この後ハントに成功し
仙人のような風体と裏腹に
でかいウグイを丸呑み。

2011年10月27日木曜日

ロープの末端処理(根拠なし)

ロープの末端処理にはホント難儀する。
切りっぱだと解れてくるし、
ビニールテープで巻くとネトネトに剥がれてくるし、
シュリンクラップは硬くてイヤだし....
「ビニールテープで最初にキツ目に巻いて、
収縮する分を予想しだんだん緩く巻いて、
百均で買った包丁をコンロで熱して焼き切る」というのが定番だった。
- - - - -
そこへ PLASTI DIP という合成ゴムのコート剤をハンズで見つけた。
ディップタイプで工具の柄とかにコーティングするもので
絶縁から滑り止めまで多岐にわたる使用範囲で
NASAの人工衛星にも使われている?という代物。
(NASAが出てくると何かいきなり胡散臭くなるのはナゼ?)
まあ、トライアルと思い、ロープの末端に使えるかな?って
先端をドブ漬けしてコーティングしてみた。
まあ、ホツレないし・ネトネトにならないし・硬くもないので
いいかな?って思うが、漬けすぎるとゴワゴワになるので加減が難しい。
そして使い続けていると対象が柔らかいモノなので剥離してくる。
- - - - -
ロープの末端処理など毎日行うモノでもないし、
しばらくそういう機会もなく忘れていて、剥離を直そうと思ったときには
残りが缶の中でしっかり固まってしまっていた。
USAのいい加減なフタのパッケージでディップタイプなので、
日が経つと残りがどんどん硬くなり、一年も経つともう余った分は使えない。
400gも入っているけど、ロープの末端に使うだけなら20gで充分で、
確か2,500円くらいで、もの凄くもったいないことをした。
それに、結局イイ末端処理の方法は、その後も思いつかなかった。

そんな時、ランバージャック!!のフリップさんの記事で、
(いつもお世話になっています)
コーティング剤 Dip-It Whip-It や Maxi Jacket の紹介があり、
(ちょっと目的は違うが)これはイイかなっと思って検討していた。
しかし、必要になったらすぐに使いたいし、
でも海外モノはすぐ使えないし割高になるし、
とりあえずハンズに Dip-It Whip-It があるかもしれないと思い、
行ってみたら....

Dip-It Whip-ItやMaxi Jacket は
無かったけど、
PLASTI DIPのスプレータイプが
あるではないの!
容量は少ないけど充分なので、
買ってしまった。
これで残りが固まって
使えなくなることもない。
イイんじゃないの!

でもコレがまたやっかいというか
何というか、、、使いにくかった。

要するにスプレーなので飛散しすぎるので目的の所だけに吹けない。
そして塗料は何でもそうなのだが一度に厚く塗れないので、
解れなくなるまで何回も同じ作業をくりかえす。。。また使えね〜や。

しかし、ロープ径と同じくらいの容器
(瞬間接着剤のフタが15mmなので)
まずそれに吹いて、液体を溜めて
そしてロープをドブ漬けしてみた。
(前の写真の左脇にある黄色いヤツ)
そうすると、粘度はシャバシャバだが
適当に揮発分が飛んでロープに
染みこんでいく。
2.3回繰り返すともうバッチリ!
先端部分にしみこみ
硬くしかもしなやかに、ホツレもない。


いちおう何処まで染みこむか解らなかったので、ヤレロープで実験した。
先端3cm位に漬けて輪切りしてみると、内部にはそれほど浸透せず(5cm程度)
しかもロープ径の太さが保たれるので末端処理には最適な感じ。

う〜ん、
今の所イイ方法!
.....だと思う。
多分。
おそらく。
今後継続して使用してみます。


※ケミカル系の処理のため、物質間の変異等はまったく考慮されていない。
荷重の架かりにくい末端のみの処理なので、さほど危険はないと思うが
まったく根拠がないのでなんとも言えません。
ただ、自分の使用感というか「ひょっとしたらこんなのもイイかもしれない」
という程度のコトなので、それはマズイでしょ!ってことがあれば
知らせてください。

2011年10月20日木曜日

ノスリ


最近散歩途中でよく行き合う
コロンコロンのノスリちゃん。
用水路の水門がお気に入り。
目の前を横切るだけなのだが
やっぱり飛んでいってしまう。
ゴメン。

ベニマシコ


ピッポ、フィッフィッと
本当に優しい声のベニマシコ。
こいつに会うと秋を実感する。
まあ年中いるんだけど
今の時期この辺りにいるヤツは
おそらくもっと北から
引っ越してきた個体だと思う。


霞がかった秋空に
タラのパカッと開いた赤い茎と
ベニマシコのヒッフッが
何ともゆったりとした時間を
感じさせてくれる。
朝の素敵なひととき。

エナガ


エナガの数も多くなってきた。
動きが速いし樹冠を移動するので、
あまり目立たないけど、
数がまとまるとけっこう賑やか。
ピンクの背中が愛らしい。
冬芽の隙間を盛んに啄む。

秋の混群


静かな防風林を騒がしく移動する
枝先から枝先に移動するヤツ
草むらから出たり入ったり
ワンカットに
メジロ・シジュウカラ・アオジ
ハシブトガラの4羽が入った。
ピンきてないけど...

2011年10月18日火曜日

美登位T-3


先週末T-3講座を行った。時折雨が混じったり、
強風だったりの生憎の天候だったが、
なかなか静かに熱い講座だったと思う。
T-3はそれまでと違い、
正解の形が確定していない。
自分で見つけなければならない。
正直言って最近までは、
メリットも感じられず方法を模倣していた
感も否めなかったが、
今では自信を持ってこれが木登りだぜ!
って言える講座になってきた。

アドバイスをするが結局は
自分で方法を見つけ出さないと
どうにもならない。
しっかり目的を持っていないと
道具すら選べないから
最も難しいのだと思う。


一定の条件下での安全はあまり自然にマッチする方法ではなく、
やっちゃいけない!という決め事がかえってリスクを高めていると思う。
理由を解らずに形で理解していると範疇以外には対応できないし、
安全の形は状況で判断し資器材を選ぶことが重要なので、
フリクションヒッチの巻き数が何巻きという決めごともない。
だから代表的フリクションヒッチも
一様に5巻きが安全というわけではないと思う。
誰かがそう言っていたとか、Webにぶら下がっていたからという理由で、
ソレを模倣するような一元的な対応が最も危険だし、
言われたからやるのでは話しにならない。
習うのではなく、なぜ?を大切にして、
納得し咀嚼するまで受け入れないほうが良い。
マイギアはもちろんのこと、
使う資器材の基礎データすら
理解せずに、
昨日まで大丈夫だったから
今日も大丈夫という
根拠にならない根拠をベースに、
幼稚な知識で木に登るとなると、
出来ることも限られるから
縦方向だけの言うなれば
ミノムシ登りになる。


個人差はあるが必然的に高度と共に恐怖も増すし、
何しろ一瞬で死ねる方法だから余計動けなくなる。
例えば樹上が恐いと感じるのは、
得体の知れないことが多すぎて漠然と恐いと思っている人が多いのだと思う。
ひとつひとつ分解して理解して複合化すれば自分の安心感に繋がるし、
限度を知ればそれ以上のことをしなければよい。
後は根拠を積み重ねてその限度の幅を広げていけばいい。

人はどうしても自分の都合の良いように
物事を捉えるので、今ある状況下で
何とか方法を見つけ出そうとする。
チカラ技で行けたり経験上の方法を
無理矢理当てはめたりする。
思考の幅と視界がどんどん狭くなり、
そのうち機能停止して、
そこから一歩も進めなくなる。
まあ単純に見えていないコトが殆どなんだが、
その理由を自分以外の
道具や状況のせいにする。(あー耳が痛い)


それでも、自分が大変な思いをして到達した枝先に、いとも簡単に行ける人がいることも事実で、経験云々ではなく、重力方向とベクトルを理解し自然の力を利用する空間のイメージが出来るかどうかに係っていると思う。だから楽しい。
理屈の知識をとことん理解すると、目の前の空間イメージは急速に開けて、可能性も広がってアイデアも生まれてくるし、今まで見えていなかったリスクにも気が付く。そういう木登りを目指したい。

上空ではクワックワッと
ハクチョウが渡り始めていた。
今年初。
稲刈り後の田んぼで
落ち穂を啄んでいた。

2011年10月13日木曜日

オオジシギが

近所に妙な野地がある。
暗渠して地固めして道路が区画してあるが、
農地でも宅地でもなく、雑草ボーボーの原っぱ。
おそらくバブルの後期に一儲けしようと登記したがハジケてしまい、
宅地になることなくそのまま放置されたような悲しげな感じ。
でも適当に高低差があるため、水はけが悪い所と良い所ががあり、
湿地っぽくなったところは草原の野鳥にとって絶好の住み処。
それに道路っぽい所があるから簡単にアプローチできる。
このところオオジシギをよく見かける。
一つがいが営巣していたのは知っていたが
渡りの準備で増えたのか今は10数羽いる。
腰高の草に隠れているので見えないけど、
歩いていると不意に横からグエッって
飛び立つからこっちも驚いてしまう。

今日は防風林を渡るクマゲラの声を聞いた。シーズン初。

灯油缶カエル


食卓から見える野バラに住み着いている
カエルくん達。
このカットには5匹いる。
なにを好きこのんでココにいるのか?


灯油タンクの足の上がお気に入り。
同じ所にいるのに、模様が違う。キレイ。


もうそろそろ冬眠の準備か、
身体が黒くなっている。
それとも煤けた葉の風合いを擬態してか?

2011年10月6日木曜日

オシドリ


開発を免れイイ感じに放置され、
外来種含めて多様な自然が
自立しつつある防風林。
それ沿いに農業用水路がある。
適当に人が近寄らず、水場や
農耕地があるので
オシドリには良いのカモ。


何処にあるのか解らないが、毎年営巣している。
あの美しい姿を樹木の上で初めて見たときには驚いた。
イメージとしてはあり得ない...(イメージが足りないだけだが)
水辺で浮いている水掻きがついてるカモが、木の股で休んでいた。

カラスに狙われて、数を減らす仔カモに心痛めながら、
それでもしっかり毎年育っている。
今はエクリプスで地味な姿だけど、また来年楽しませてくれるだろう。

2011年10月5日水曜日

美登位が地デジ化!


先週末美登位でT-1を行った。
キャンセルで参加が2名と寂しかったし、
初めてというほどずっと雨にやられたが、
それなりに充実した講座になった。

ソレよりも驚いたのが、美登位宿泊棟が
地デジ化していた。
まあテレビなんか見ないのだが
利用されている形跡があまり見られない
宿泊棟の設備が充実してきている。
覗くとウヨウヨと生き物がうごめく
目に浸みるポットン便所も簡易水洗化
されたし、これでお風呂が良くなれば
引っ越して来たいぐらいだ。

秋は何処へ


先週一気に寒くなり霰が降った。
庭のまだ緑々してるアジサイの
ロート状の葉に氷のツブが貯まり
カエルくん達はいずこへ。
うかうかしてたらカケスが
里に下りてきていた。
まだ心の準備が出来ていない。