2016年12月26日月曜日
モモの塒だったキハダ
以前はエゾモモンガの塒があって
去年からクマゲラがガスガスやり
大穴が空いてモモは居なくなった
大きなキハダがある。
そのキハダに近寄り眺めていたら
裏側から、くるくるっと回って
目の前で姿を現した。
コイツらは警戒しないのかね?
transPorter / rock exotica
transPorter / rock exotica
絶対に必要ではないけど、
あったらいいなぁって思っていた
ロックエキゾチかのトランスポーターを
手に入れた。
DMMのVaultとよく比較されるけど、
どっちが良いんでしょうかね?
何れにしても、絶対落としたくないものには
とても良いと思う。
知り合いがVaultを手に入れて、色々いじって益々判らなくなったけど、それじゃぁ私はtransPorterっつうわけで、これから使ってみて色々判ってくるんだろうけど、まあ、マニアとしては、EXPERT USE ONLY ってバーンと見えるヤツが良いと思った。
いわゆる、ハーネスに道具を下げるキャリツールの様なものだけど、プラスティックのキャリツールは、あまり重いものは下げられない。ひん曲がる。ハーネスにしっかり固定も出来ないし、枝の間をミチミチ登っていると、枝に引っ掛かって、ひん曲がってゲートが壊れる。 ワイヤーだと、よく引っ掛かって欲しくないときに引っ掛かって、ハーネスが引っ張られたり、モノを落とすんだよなぁ。
それに重いものは下げられないので、チェンソーは無理だし、ハーネスが引っ張られて痛い。しっかりとハーネスに固定できるのがイイね。まあ、そういう事情で製品化されたんだろうけど、同時期に発売されたので、明らかに対向意識だろう。
DMMのVaultは、ロックゲートとワイヤーゲートがある。このロックゲートが、最初は使い方が判らなかった。慣れるとどうってことないだろうが、とっさには難しい。一方トランスポーターはボールロックというか、上下のスライドでロックできる。
Vaultの方がスマートで、取り付けも容易だし、色っぽいフォルムも素敵。ツリーモーションにはコッチですね。だけどセコイヤのギアラックをかけるベルトのループは大きく開いているので、Vaultだとしっかり固定できない。フニャフニャ動いてアンバイが悪い。そこでトランスポーターだと思う。
transPorterは
4本のボルトで固定するので
開いたベルトにもしっかり着く。
グラグラしない。
たったそれだけのことだけどね。
これでチェンソーも安心だ。
でもこれだけでも重いんです。
う〜ん、やっぱり道具は
一長一短だよなぁ。
2016年12月24日土曜日
rehash or mimic????
先日韓国でREの代理店をしている方から、
アーボリストなら使うじゃないのって感じで
ハイドラを貰った。
トリプルアタッチメントスイベルプーリー
興味はあったが使いたいモノか?どうか
疑問だったし、でも良い機会だったので、
早速イメージできる項目を検証した。
自分なりのヒッチシステムや
ランヤードとしての結論は、??です。
webに紹介されてるように、恐らくの想定は
ヒッチクライマー的な使い方なのだろうけど
ちっともメリットを見いだせない。
折角得意なサイドプレートオープンに
何故しなかったのだろう?
とりあえずヒッチシステムに
使う用なんだろうとやってみると
プーリー自体がクローズなので
末端から突っ込まないと使えない。
スペースがタイトなので
アイ加工してたら入れられない。
プーリーとしてはその方が良いが
逆末端から延々と入れ替える。
その時点でウンザリです。
穴からのスパンが長いから、
ヒッチのブレイドから角度ができ
フェアリードには都合が悪い。
スムーズに上がらない。というか
折れ角が大きく抵抗になるし、
ブレイドを崩す傾向にある。
穴からプーリーまでの距離って
スゴく重要なんだと再認識した。
スイベルの意味が判らない?
フェアリードならブレイドと一緒の向き以外に動く必要を感じないし、逆に動くとブレイドを崩しがち。というか引っ張る向きに合わせて動くので、真っ直ぐに上げないと更に抵抗を生み上げにくい。
という訳で、ヒッチシステムには到底使いたくないシロモノだった。
それじゃ次はランヤード的なのはどうだろうとヤッてみたが、まあ、システムと一緒だった。
サイドオープンじゃないので、ペケットを使えればピント的な使い方もできたろうが、このつなぎ目はペケットとして使えないんだなコレが。
マニュアルでもXになってる。
(CEランヤードの最大のメリットは、このペケットとシンブルループだ思うが、CEランヤがイイ!っていう人に限ってあまり使ってない感じだよなぁ。使ってないならソレ頂戴な。もの凄く欲しい)
う〜ん、困った。
ちっともメリットを見いだせない。
唯一イイかな?っと思ったのが、
穴の内側に滑り止めのゴムがあり
そう簡単にカラビナが回らない
ようになっている。
これはメリットかもしれないが
システムには邪魔なだけかも?
そしてこの穴がHCより小さい。
元々rock'Oを使う前提だろうが
rock'Dだとめっちゃ入れにくい。
他のメーカーのものは使うな!
ってことだろうけど、例えば
UltraOだとかなり入れにくい。
更にゾディアックだと、
スパイン側にセットするのは
不可能ではないがムリって感じ。
これじゃ、いやはやなんとも。
とても好きなメーカーだし、愛してやまない製品も沢山あるんだけど、、、イラネ〜!ガッカリだぜ!
まあいろんなメーカーがアーボリスト用ってのを打ち出して、今後益々切磋琢磨して、どんどんイイモノが登場するのはありがたい。
しかし、商品開発にアーボリストが関わっているのか?っていうようなダサイR&Dを行ってほしくなかったな。こういう二番煎じというか、形ありきのモノマネにもなっていないようなシロモノとは思わなかった。モノマネというよりモノボケ?
購入する側の問題でもあるけど、誰かスゲー名の知れたアーボリストが使ってるの見て、新製品に直ぐ飛びつくヤツらや、環境や手持ちの道具の整合性を考えず自分の作業に大して必要もないモノをこれ見よがしに取り入れ、最先端!って雰囲気出してるヤツらも居るから、そういう人には是非手に入れてもらいたい。
ってここまで、底知れない悪態を突いたけど、
じつはとっても素敵なハイドラの側面もあると思う。
アンカーだ。
これはアーボリストにとっても使えるスーパープロダクトだと思っている。 ツーポイントのアンカーにはとってもメリットがあると思う。
クライミングのアンカーにツーポイントアンカーを使う人はあまり居ないし、ニッチなシチュエーションだけど、引き出しとして持っていればかなり強力な武器になる。それはヒッチクライマーにも出来ない素晴らしい使い方だと思う。
例えば心もとないアンカーのバックアップや
方向によって追従するイコライジングなど、
そして最大のメリットは架け替えだ。
まあ条件が色々あるが
1本の長めのアンカーロープがあって、
細かい枝を次々に処理する時などは、
ヒョイヒョイ移動できるので
これはイイゼ!
下からのセッティングはまだ??だけど
とりあえずスリーブでも何でも登ってしまい
ポジショニングしてアンカーを再構築します。
切りたい枝にアンカーを採る場合などは
もう片側をバックアップにして作業する。
終わったら、切った側のアンカーを解除して
架け替えるんだけど、
その時にスイベルの威力を発揮できる。
クルッと回しちゃえば、
すぐに次のアンカーに設置できるぜ。
システムが裏返しになることもなく、
位置や向きや高さが違ってもいい位置で
そのままで都合のいい枝に架ければ良し!
そんな作業する人は居ないかもしれないが
ツーポイントアンカーはGOOD!
システムアンカーが力のかかる方向に
向いてくれるのでストレスがない。
素晴らしい!
大きな対象には使えないが、
ちょいちょい登りながらサクサク切るときは
セカンダリがある安心感が作業を円滑にする。
ここで吼えてるコトはあくまで個人の感想です。それに自分のイメージが足りないだけかもしれない。そしてとんでもない間違いがあるかもしれない。
ハイドラは、俺はシステムには使わない。
とか言っちゃうことで、新しい考えや討論が生まれるのだと思う。海外ではそうやってトンネルビジョン野郎が知恵者と対等に意見の交換が行われている。「君きみそれは間違ってるよ」って教えてくれる人がいる。スゲー先生にアホな質問してもちゃんと応えてくれる。ハナクソ意見にも、ちゃんと応えてくれる環境がある。(でも英語力が無いから、ちょっと通じなかったりするんだけど...)日本人はそういう環境に馴染みないので、狭い範囲で自分のシンパに、彼奴の言うことは信用できない。とか言っちゃうみたいだもんな。
誰かの意見を鵜呑みにしたり、静観して一方的にダメ出ししたり。そして誰かがコウ言ってたモン!とか、自分自身に根拠が無いのってアブナイぜ。まだまだ発展途上の技術なんで、完璧な正解は無いと思って自分の考えを言う方がイイ。バカにされても良いじゃないか人間だもの。人間は間違う生き物だよ。
現にYouTubeなんかで、ギア変態がとんでもない使い方を紹介しているものが沢山あり、そういうの見て相談を受けることが多くなりました。そしてそういう人に直接質問したら、返答もないままいきなり削除しちゃったり、何の回答もなかったり、でもなんか映像になればそれが正解みたいな節があります。じゃなくてちゃんと煮詰めて行こうぜ!よ
お互いに発展できない業界はダサイ。老い先短い身にとっては、なんとかしたいと思っている。そういう環境を作りたいと思っている。
自分の言いたいことを言わないで、
表面上良い子を装ってても何も面白くない。
裏付けがなくたって、誰かが補完すれば良い。
軽々しいことを言えなくなるくらいなら、
罵倒された方がよっぽどマシだ。
四つ穴の肉球プーリーなんてどうよ。
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