2008年4月29日火曜日

北大

4/26から北海道の外あそび野郎どもが浮き足立つ「セール」が始まっている。大体10%OFF、メンバーズバッグと合わせて15%OFFはけっこうありがたい。どうしても必要なものやすぐなくなるものはこの機に仕入れておかないと、というわけで6mmのパワーコードを多量に買った。まあ、その他いろいろシコタマ仕入れた。それでついでに近くの北大の中を散歩した。
春の新歓コンパが盛んに行われ、辺り一面ジンギスカンくさい。

オオカメノキがもう咲いていた。ビックリ。うちのはやっと葉が伸びてきたばかりなのに。


シナノキとオオバボダイジュ
この二つは似ているので、なかなか違いがわからないし、並んで立っているところ無いのかなぁっと小野っていたら、ありました。ドカーンと2本並んでいる。植えた人も「2本並んでいたら判りやすいぞ」と同じことを考えていたのだろうか。クラーク像の目の前の一等地に立っているので要注目である。向かって左のシナノキはもう芽吹いていて、淡い緑に輝いていた。オオバボダイジュの方はまだだった。

シンジュ(ニワウルシ)工学部の裏の方で倒れていた(倒されていた)けど、しっかりと新しい芽が伸びている。こんなに間近に太い芽を観察できたのはウレシイ。葉痕もバッチリ。

ネグンドカエデ
あまり聞かないし、数カ所しか見たことなかったけど、北大にはいっぱいある。しかも今まさに花が咲きまくっている。こんなにいっぱいあるなんて、学生の時には全然知らなかった。(食堂と図書館を利用するニセ学生)医学部から弓道場を抜ける小川の当たりはネグンドカエデだらけだった。長いシベを垂らして風にゆらゆら揺れていた。

これも珍しいというか、初めて見た。たぶんヤエガワカンバ。どう見てもカンバの仲間だし、時期的にも良い感じ。でも樹皮が全然違う。何かゴツゴツしてニセアカシヤとかハリギリみたいな感じだ。今後も注目しておこう。

アズキナシ

ほんの一週間ほど前まで堅いツボミだったアズキナシがもう芽吹いて7cmほど葉が伸びていた。
上2枚4/23
下4/29

裸眼立体視

一週間ぐらい前まで防風林はカワラヒワ全盛で、キリリコロロ、ジュィーンだったが、今週からはアオジがメインになってきた。草原や畑ではツグミに替わってノビタキやヒバリが多い。春の元気をいっぱい振りまいている。ところで私は裸眼立体視が苦手で見えたためしがない。息子が「スゲー出っ張ってるゼ」といっても何も見えない。でもこの写真は何か見えるかな? 注)裸眼立体視ではありません。

2008年4月24日木曜日

ベニマシコ

今日中学校の土手のエゾマツでベニマシコを初認。この時期草原や林縁で見たことはあるが、この場所で見たのは初めて。

シラカバ

まだ寒い時期に堅い雄花序を伸ばしていたが、今はもう満開。ものすごく身近であまり注目しなかったのでよく判らなかった花を良く観察できた。雄花序はもうブラブラしているのに雌花序が見あたらず、不思議だったが、生長する前は葉に包まれ見つけにくかった。雄花序と雌花序が結構離れてついている。ハンノキのように必ずといっていいほど雄花序のすぐ上に雌花序があるものと違う。

オシドリ

4月22日からオシドリが来ている。3日間とも同じ辺りにいて、昨日までは一つがいだったが、今日はオス3羽にメス2羽の集団お見合い状態

エゾアカガエル

いつも土手のすぐ脇にある側溝に生むが、途中で水がなくなる。でもしたたかにプルプルのゼラチン質に守られて生き延びる。今日は雨が降りそうなので良かったね。黒っぽいところが卵。

庭の樹

庭の樹たちもいよいよ芽吹きの季節。札幌市内ではソメイヨシノも咲いているが、うちではエゾヤマザクラがやっとピンクの蕾を膨らませてきた。オオデマリも葉を伸ばしている。

キタコブシ

キタコブシもずいぶん芽が膨らんできた。もう咲いているところもあるが、私の標準木ももうすぐ咲くだろう。

ノビタキ

先週辺りから盛んに鳴きだしたノビタキ。メスの姿は見えなかったが、昨日初認した。

ハイタカ?

3日間連続で同じ猛禽を見ている。いつも低いところから突然現れて飛び去るのでなかなか写真に押さえられない。たぶんハイタカだと思う。

アオジ

昨日見たアオジ。

2008年4月23日水曜日

初認野鳥

昨日はアオジを初認。この声を聞くと春のゆったりとした心地よい気分になる。鉄道林の側溝に今年もカワセミが来た。一緒にいたアオサギと大小2羽で、ジッと水面をのぞき込んでいた。そして今年もやってきました、オシドリ。あまり近づかないように遠くから観察。今年もいっぱいヒナを連れて泳ぐところを見たいものだ。
4月に入って3日連続の夏日というのは何年?ぶりとラジオで言っていたが、木々達も一気に芽吹き始め、観察記録が追いつかない。欲張らずもう少し好きなくするべきだった。イソップの犬みたいだ。

2008年4月21日月曜日

ボトムレスキュー

先日のイントラ講習の中で思いついたことがあった。
ノットパッシングのテクニックでLRHを使わず、フレンチブレードを使う方法を、そのままSRTでのボトムレスキューで使えないかと思い実践してみた。
ボトムにW3P2とミュンターミュールコンビでアンカーを捕る。本来送り出すロープの長さに余裕のある場合はそのままボトムアンカーでおろす。しかしロープの長さが足りない場合は、別アンカーで加重を受け、元アンカーを解放し降ろす。
これのアレンジでロープの長さが足りない場合でもロープを継ぎ足せば、ノットパスの要領でレスキューできないか?

1.ロープの長さが足りなくても、ボトムにW3P2とミュンターミュールコンビでアンカーを捕る。そしてフレンチブレードで加重を受けられるようにセッティング。

2.ボトムのミュンターミュールを解いて、加重をフレンチブレード側に移す。

3.ロープを継ぎ足し、フレンチブレードの操作とミュンタでビレイしつつノットがミュンタの直前までくるように下げる。

4.フレンチブレードに加重があるまま、ミュンタを解放しノットパスする。

5.ノットパスしたミュンタをミュールコンビにしてバックアップ。フレンチブレードで加重をロープに移す。

6.フレンチブレードを解き、ミュンタの操作で降ろす。

7.フレンチブレードをそのままでもいいかな?
この方が倍力を理解していない場合や道具がない場合には有効なような気がする。自分でやった限りでは成功したが、実際に使えるかは要相談。先生に聞いてみよう!

エゾノリュウキンカ

エゾノリュウキンカ
当別川のダム建設のため道路が切り替わり、しばらく入れなかった沢にも行けるようになっていたが、新規開拓で新しい道路沿いの沢筋を何本か攻めてみようと行ってみた。ヤチブキは判りやすい目印になり、そこでエンゴサクやカタクリを見つけられれば対外アイヌネギもある。まあ目的とは別にヤチブキの鮮やかな黄色とユキシロの流れる音が春のワクワク感を盛り上げてくれる。

夕日
夕方とても気持ち悪い感じの夕日だった。夕焼けにはならず辺りは暮れなずみ、夕日だけが真っ赤に浮かんでいた。写真だとよくわからないが、不思議な感じ。

ミヤマハンノキ

ミヤマハンノキ
ミヤマの方は今が盛り。ものすごく太く立派に雄花序が開きゆらゆら揺れていた。グルチノーザに比べると太い。葉芽はまだ開いていないが、膨らんでいた。

グルチノーザハンノキ

グルチノーザハンノキ
もう雄花序は落ちていて雌花だけになっていた。葉も開きつつある。

青山頭首工

4月20日
しばらく行けなかった、青山頭首工のハンノキのその後を確認に行った。上の水たまりには、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモに混じって1羽だけオナガガモのメスがいた。


河原ではホオジロがいい声で鳴いていた。ホオジロは今シーズン初認。

ハルニレ開花

ハルニレ
ハルニレの花が咲いていた。うすピンクの丸いふわふわが咲いていた。場所によって白っぽいところと、ピンクっぽいところ、もう受粉が終わったのか先の黒いのが目立つやつもあった。

山菜

4月19日
今年はずいぶん雪解けが早く、いつもの山菜ルートをパトロールした。ロケーション的には気持ちのいい場所ではなく、殺伐とした湿地ではあるが水芭蕉が咲き一服の清涼剤となっていた。

アイヌネギももう花芽が上がってきていた。周りには風に揺れてコッチコッチっと呼んでるようなかわいい小葉が揺れていた。

エゾリス

エゾリス 4月17日
朝のパトロールが、やけににぎやかになってきた。神社ではトドマツの上から侵入者をじっと監視するかわいいヤツと目が合った。こっちの動きにあわせて、尻尾をブンブン振っていた。