15.4.1 The actual useful lifespan of an item is almost impossible to quantify because of the many factors involved. However, some information is included here for guidance only.
15.4.1 アイテムの実際の耐用年数は、多くの要因が関係しているため、定量化することは不可能です。
ちゃんと扱ってる、ストレスないロープは、
耐用年数以内であれば使い続けていても、
ストランドをほぐしてコアを引き出し
中のフィルムを確認できます。
ピンチテストや中間検査を行なって、
キンクを解消して適切に保管していれば、
写真のようにシースストランドを剥いて
コアを引き出してチェックしても、
すぐに元通りになります。
そして使い続けられます。
キレイにフィルムを引き出せて
メーカー・製造年・規格・素材等が
一目瞭然です。
逆に買ったばかりだったとしても、無謀なトッピングカットなんかで一度でも過荷重がかかたロープは、すぐに破棄します。
洗うのが面倒臭いんでなるべく汚さず、セーフティよりも、見た目を大切にしてロープをずうっと使い続ける輩が居ます。
キンクを残したまま、大事にバックに入れるだけの輩が居ます。
紫外線を気にしない陽当たりの良い、高温になる多湿な、また極度に乾燥するような環境で保管する人が居ます。
温度変化なんて気にしない輩が居ます。
先日言われた耐用年数が疑わしく「じゃぁ中身見るよ」ってストランドを剥いたら、仕様が記されているフィルムを引き出そうにも、加水分解が進んでるらしく途中でフィルムがブチブチちぎれて引き出せない、引き出しても紫外線劣化して文字が読めないロープが有った。こりゃダメだって、戻そうにもコアがめちゃくちゃキンクしてて、戻らない。
いくら丁寧にミルキングしても、キンクが堅まっちゃって、それ以上引き込みも送り出しも出来ない。どれだけストレスを貯めているんだ!
見た目にはキレイなんだけど、あんな状態のロープに命をかけるのは絶対にイヤだ。
しかもそれが第三者を登らせるレクリエーション用ともなれば、絶対に許せない。
以前にレクリエーションで、降りれなくなった子をボトムから登って、スナッチピックオフで引き受けて事無きを得たが、降りてきてロープを外してチェックしたら、ブレイクスが途中で動かなくなっていた。
それはコアが断絶していて、ロープの途中がペチャって潰れてる箇所が有り、ソコにフリクションヒッチが嵌って上にも下にも動かない状況だった。
何んか買ったばかりのロープらしいが、これはもう過荷重がかかった明確な証拠だ。
おおかたメチャクチャな作業でリギングて、そのロープをレクリエーションに使ってるとしか思えない。
何が有ったとしても、コアが断絶したロープをチェックもせずに、ピンチテストもしないでレクリエーションに持ってくるアホは許せない。
何年生ってことはログブックを見れば判るけど、そのログブックをその場で確認できなければ意味無いし、たとえ輩が「〇〇年だから大丈夫だ」と言っても、アイテムの実際の耐用年数は、多くの要因が関係しているため、定量化することは不可能です。
ブチブチちぎれるフィルムなんて言語道断です。
ウソついても直ぐバレるよ。
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