その昔、週刊マガジンに連載された仮面ライダーを見ていたが、そのうちテレビで放映されるようになり、でもその頃のウチの地域ではチャンネルが少なく、残念ながらテレビで見ることが出来なかった。
マンガは知ってたが、実写のテレビは
見られなかったんで、次々に発売される、
スナック菓子やライダーベルトは
正直実感が無かった。
カルビーも東映もバンダイなんかは
かなり良い時代だったと思う。
その後テレビで見られるようになった頃には
V3の途中で、小学校高学年になってたんで、
そんなに興味無くなっていた。
その頃にはアメリカでも放映されたらしく、
ベルトを着けた少年が、トゥ〜!って
崖から飛び降りる事件が発生し、
発売が中止になったらしい。
ベルトを着けたってヒーローになれる訳ではなく、崖から飛び降りたらそりゃ怪我するだろ!って思うけど、まだ世間も時代もテレビも未熟だし、エンターテインメントと現実に違いがアヤフヤな未就学児童にとっては、とてつもないヒーローだったんだろう。
確かに変身ベルトを着けて、野山を飛び回るなりきりヒーロー遊びは楽しいだろうけど、ショッカーをやっつけることは出来ない。
そんな幼稚なことはヤラない年齢になってたから、欲しくもなかったけど。
ライダーベルトより、凄く訓練された中身のスタントマンの方がスゲェって思ってた。
仮面ライダーはカッコいいけど、
イ〜ッって巧いこと水に飛び込む戦闘員が格好良いなぁと思っていた。
より善き情報が選択できる時代になっても、エンターテインメントと現実の違いがアヤフヤな輩がいる。YouTubeと作業を一緒に捉えてるハナクソがいる。
今、ファナーだ!ハスクバーナだ!ロープランナーだ!って言って、
道具に群がる特殊な人間を見ると、ライダーベルトを思い出しちゃうんだよね〜。
YouTube見て、俺も特殊伐採だ!トッピングカットだ!って言ってる輩と、
テレビCMで見てイイな〜ってライダーベルトを買っちゃう子供とそう変わらない。
立派なヘルメットで守ってる、頭の中身がお子チャマだと思う。
ファナーのプロトスはとても良いヘルメットだし、良好なコミュニケーションには優れているし、ユーザインタフェイスも素晴らしく、とても素敵な道具だと思う。
でもそれは、タスクの相談や、視点を変えてのシステム再検討や、危険の確認などの地上スタッフとのコミュニケーションが目的になる。
チームでタスクを行わない、オラオラで命を賭けるのが男の勲章!って思ってる輩にとっては無用の長物だし、第一登ってるヤツだけで、地上スタッフには被らせないとか、電池が勿体ないからインカムは使わないとか、もう意味が判らない。
おおかた一流のワーカーはみんな被ってるとか、その見た目から行政や発注者にちゃんとデキるというポーズを見せたいだけなんだろうけど、
やってる仕事見たら疑問だね。
カッコだけ素晴らしくオラオラで仕事をする輩は、崖から飛び降りる未就学児童と同じ。
まさにライダーベルトと変わらないだろっ。
発想が幼稚すぎる。
栗本慎一郎の「パンツを履いたサル」って面白い本があったけど、
まさにファナーを被ったサルだね。
*ファナーのプロトスはとても良いヘルメットだと思います。
ハスクバーナもロープランナーもイイ道具だと思います。
俺には頭の形が合わなくて重いから好きじゃないだけです。
守る中身を刷新する方がイイよ。
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