最近の秀岳荘が凄いことになっている。
今までも充分スゴかったのだけど、アーボなアレやコレがひしめいている。
どう考えてもピンポイントでソレ用のものだから、ソレ系の人が買うのだろう。
話しを聞くと、木に登って伐採するには何を買ったら良いか?的な輩が多いらしく、
販売する側も知識が無いと....ということで、先日スタッフには講習を行ったんだけど、
まあ買う人がどれほどのことをどうやるかは計り知れない。ある意味怖い。
登って作業するための知識や技術に整合性が無く、
クライミングや林業やロープアクセスや造園がゴッタになって
それに疑問を感じていない、もしくは知ってても儲からないし面倒だからということで、
都合の良いパッチワークで命がけの作業をしてるから恐ろしい。
道具が数多く存在するのは、そこに存在する理由がある。ことを知った方が良い。
キラキラピカピカした道具だけのスーパーマンは滑稽そのものだ。
作業上でシステマチックに危険を回避する道具と
楽に登れるとか、便利な道具というものは根本的に違うと思う。
楽に便利というのは、苦しく不便を感じてこそだし、
重力・力・方向の3要素すら意識せず、無理矢理登ってるから苦しい、
自分の登り方がトンチンカンなのに、道具でカバーしようとしても無理ですよ。
エンジン付きのラプターとかにすれば良い。
ヒッチクライマーをはじめ
マルチアンカーやリグプーリー
ユニセンダーやジグザグ
フリクションマネジメント系
スローラインやウェイト
シルキーのアーボソーも各種
ファナーのウェアや
ブリッジハーネスも各種
ロープもタクヨンやオーシャンが
切り売りされている。
あっ、本もある。
これだけあればとりあえずデキる
と思えてしまう所がヤバい。
現場でちょっと困ったことになった時、直に手に入れることが出来るのは、
大変ありがたいし、実際手に取って確認できるのも本当に嬉しい。
でも、最低限の知識や自分のやり方に合ったモノを選んで欲しい。
ソレには勉強ですよ!勉強!
それにしてもキャプテンフックとか4個も売れたそうだけど、ちゃんと使えてるのかな?
どこぞの動画見て、マネしようとしても根本の理屈が破綻してたらアブネェな。
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