放置された小学校の裏山スキー場。
そういう場所はいくらでもあると思う。
そうするとジワジワとなかなか大変なことになる。
ニセアカシアがコレデモカというばかりに蔓延り、
手を入れなくなると、手をつけられなくなる。
そんな場所をある程度整地して、
混合樹林にしようという植樹会のお手伝いをしてきた。
カミネッコンを使うポット植樹は誰でも簡単にできる。
しかし、木を植え育てるということはそれはタイヘンなことだし、
手間も労力もかかる。
しっかり育ってほしいという気持ちは変わらないと思うのだけど、
フワフワにしか土を入れてなかったり
ポンっと置いただけのような、ちょっと残念な状態のものもあった。
なんか横から手を加えるのも何だし、気がついたものは
さりげなく土を押し込んだり、ちょっと掘って動かしたりしたが、
雑草に負けずにしっかりと根付くために、もうちょっとなんだけどなぁ。
植樹会に参加することが目的じゃなく、
木を植え育てることが目的だし....
植樹終了後、その参加者の中の希望者に
ツリーイング体験をしてもらった。
開けた河原に、ドーンとそびえる、
おおきなドロノキ。
5歳の女の子が、寡黙に一生懸命10cmづつ
コツコツと登り、高さ7m程の
スリーブの口まで登ってしまった。
途中からはちょっと危険を感じたので
一緒に登ったのだが、なかなか芯のある
イイ表情でがんばっていた。
枝張りが大きく広がり、登るとなかなか楽しい。
ロープをバックアップに、枝伝いに手で登れる。
掛け替えというより、ランヤードバックアップでトップまで行けそうだ。
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