2010年5月17日月曜日

植樹会とツリーイング

放置された小学校の裏山スキー場。
そういう場所はいくらでもあると思う。
そうするとジワジワとなかなか大変なことになる。
ニセアカシアがコレデモカというばかりに蔓延り、
手を入れなくなると、手をつけられなくなる。

そんな場所をある程度整地して、
混合樹林にしようという植樹会のお手伝いをしてきた。
カミネッコンを使うポット植樹は誰でも簡単にできる。
しかし、木を植え育てるということはそれはタイヘンなことだし、
手間も労力もかかる。

しっかり育ってほしいという気持ちは変わらないと思うのだけど、
フワフワにしか土を入れてなかったり
ポンっと置いただけのような、ちょっと残念な状態のものもあった。
なんか横から手を加えるのも何だし、気がついたものは
さりげなく土を押し込んだり、ちょっと掘って動かしたりしたが、
雑草に負けずにしっかりと根付くために、もうちょっとなんだけどなぁ。
植樹会に参加することが目的じゃなく、
木を植え育てることが目的だし....


植樹終了後、その参加者の中の希望者に
ツリーイング体験をしてもらった。
開けた河原に、ドーンとそびえる、
おおきなドロノキ。
5歳の女の子が、寡黙に一生懸命10cmづつ
コツコツと登り、高さ7m程の
スリーブの口まで登ってしまった。
途中からはちょっと危険を感じたので
一緒に登ったのだが、なかなか芯のある
イイ表情でがんばっていた。



枝張りが大きく広がり、登るとなかなか楽しい。
ロープをバックアップに、枝伝いに手で登れる。
掛け替えというより、ランヤードバックアップでトップまで行けそうだ。

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