2013年3月8日金曜日

庭木のブナ剪定

グリーンウッドワークを通じて知り合いになった木工作家さんの工房の庭木の透かし剪定をした。 枝先が道路にはみ出すようになり、落ち葉などの問題も多くなっていたようで、以前に一度剪定業者が手入れしたらしいが、仕事が雑で納得いってなかったらしく、高所作業車でヨーカンのようにバッツリ切るしか無いと思っていたらしい。そこへたまたまGWWの刃物を受け取りに行ったとき、庭木でブナは珍しいですね、っといった話から、施主は気に入っている木でいろいろ思い入れもあるし、ブナはやったことが無かったのでいろいろ勉強もできるので、互いに利害が一致し仕事になった。


今回の武器 iPadmini 打ち合わせの時
その場で希望に添えるように、
写真を撮ってそれにカットする
枝や高さを書き込んだ。
納得できる擦り合わせができるし
具体性があるので段取りもスムーズ。
これは案外使える手法かも?

作業後の確認もしっかりできる。

当日は暴風雪警報も出ていて
どうかな?っと思ったが
意外に街中は平気で作業を行った。
切る最大箇所は15cm程度なので
騒音を考えチェンソーは使わず
全てハンドソーでの作業。
ブナは粘りが強く安定感があり
枝先を引き込みチキンループで仮固定
変則的な複合アンカーで手鋸を使う。
キツイけどこれも大切な方針だと思う。

落とした枝もグリーンウッドワークで
使いたいということなので
できるだけ真っ直ぐで長いところは
そのまま落とし材料としても
有効利用できるように枝払い。
ブナ以外に、高くなり過ぎてしまった
プンゲンストウヒの樹冠も落とした。
電線・道路・引き込みの電話線・隣家
60度ほどの範囲に落とすため
コントロールラインで制御した。
逐一確認してもらえので、施主さんの希望通りの作業ができて満足していただけた。


トイレを貸していただき、
美味しいお昼をご馳走になったり、
お茶をいただいたり、
最後に木工作品まで戴いた。
カエデとナラのカッティングボードと
カップケン玉。工房には
楽しげな作品が一杯!

今回の作業で出たブナの生木を使い
GWWでゴッホの椅子を作るらしい。
私も少し戴いたので、
バターナイフを作ろうと思う。

0 件のコメント: