先週末は恒例の洞爺湖カヌーキャンプ、でツリーイング。
秀岳荘のスタッフとしてなのでおさんどん付大名キャンプなのだ。
早朝セッティングと称して中島ツアーに向かう面々を樹上から見送る。
長いこと続けていてると、知った顔も多く、
初めて小3で登ったときは怖がっていた子が中学生になり、
力強く確実に樹上を楽しむ姿を見ると実に微笑ましい。
いつも楽しみにしているとか、また来たよ〜なんて言える関係がうれしい。
ただ反面、話しを聞かずショボイ子は相変わらず危ないこともある。
今回「こいつは危ない」という子が勝手にブレイクスを握り
2mほど落ちてセーフティに救われた。
注意していたので、下で頻繁にスリップノットを作っていたし、
幸いヤケドもなく無事だったが、真摯に怒った。
本人が一番恐かっただろうが、知っているからこそ危ないヒヤリハットもある。
翌日はニコニコして
また現れたのでちょっと安心した。
そして約束を守って
樹上を楽しんだようだ。
ちょっと危ない方が
身体で覚えるしより楽しみも膨らむ。
何度も体験した子には、
もちろんボトムで確保をとりながらだが、
セルフビレイをちゃんと教えた方が
イイかも知れない。っと思う。
今回少し残念だったのが、スプレーの殺虫剤をバンバン使って
キャンプしている人がいた。もの凄く臭い。
1日で1本使っちゃうんじゃないかと思うほど、
テントにかけまくり、辺りにも噴射していた。
テントにかけてもダメだろ。防虫剤と殺虫剤の区別もない。
さも普通のことのように吹きまくっているから疑問にも思わないのだろう。
こういう所に何を求めて来ているのだろう?
ただ家庭を野外の持ち出しているだけなのだろうか?
そうやって生き物たちの領域にズカズカ土足で踏み込み、
ダムとか原発とか作って何の疑問も持たない人間の縮図を見た感じ。
そして、そこの子供たちも、地べたのアリを見つけては
殺虫剤を噴射して虫を苦しめて遊んでいる。
まあ、当然親も何の疑問もなくそれを見ているし、
親が疑問を持っていないから子供は解るはずもなく、
そして殺虫ガスを吸い込んでいる。
木登りしていても、ギャー虫!ガの幼虫!キモ〜イ!って叫ぶ子がいる。
だったらカンリされた予定調和の遊戯施設に行きなさい。
こんな所に来てこんな遊びするなよ!って感じなので、
私はそういう子に対して対処するスベを持ち合わせていない。
正直早く降りてきてもらいサヨナラしたい。
まあおそらく、親が普段からそうしているのだろう。
でも中には怖がっていた芋虫を、手に乗せていじくり回せるようになる
ファンキーな子もいるのがせめてもの救いだ。
2 件のコメント:
どうしても気(木?)が合わない人たちとは、
関わらないようにするのが一番と思うけど、
どうしても関わっちゃった時の対処は難しいよなぁ〜・・・
子どもはね、面白さを知らないだけだから、同じ目線でちゃんと向き合って話しすればOK何だけど、大人には凶暴に噛みついたりします。まだまだだなぁ。
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