樹霜
空気中の水蒸気が昇華して、
樹に付着した結晶で、
ランダムに層状に発達した樹霜。
日中の気温が氷点下のままで
風もなく、そのまま次の日も
朝方の最低気温を迎えると、
その樹霜にさらに樹霜が付いて
ちょっと触れるだけで崩壊する
危うい儚さの中に見事な造形を描く。
小鳥が梢に留るだけで
付着した樹霜が崩壊し
ダイヤモンドダスト的な
氷のキラキラがゆっくりと舞う。
降る氷は、朝日に反射して
プリズムのような万華鏡のような
光が舞い降りてくる。
めっちゃキレイ!
その量が膨大な時は
林床の雪原も積もった樹霜で
何とも不思議な儚い立体感の
表情となる。
2 件のコメント:
こんなデコレーションのお菓子あったら良いな!
写真も文字もセンスないから美味く表現できてないけど、本物見たらウヮ〜って変な声が出るほど奇麗だぜ。
溶かした砂糖の結晶化的なコトが出来そうな気もするが、自然な造形には敵わないな。
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