あまり馴染みの無い言葉だが、コレ覚えておくとメッチャ有効よ!
TG:1のレスキューをプラクティス実証していて、その中でロープアクセスのレスキューではよく登場するヤツ。あれ?これって木の上でもスゲェ使えるんじゃね?
ロープアクセスなら当たり前に使う
ホーリングとかだけど、
デバイスの制限も少ないし
これを覚えておいて損は無い。
基本になる条件さえ統一しておけば
直に実践応用できるよ。
レスキュアーは2系統で
耐荷重アンカーに自確をとれば、
レスキュアーが自身の機材を使うのさ。
独立したバックアップだって
アンカーにリディレクトさせれば良い。
これなら1人用下降器で良いし
機器の適合性も問題ない。
こういう便利な方法が
スマートなレスキューだよ。
もちろんアクセスラインとバックアップがあるチームで動いてて、コトが起こったら、レスキュアーは荷重を抜くマジックコードやワークポジショニングランヤードを持って、バックアップのフォールアレスターを使ってアクセスラインを登って、ビクティムの鉛直線上に耐荷重アンカーを構築できさえすれば良い。
自分で登る時使ったデバイスをそのままレスキューに使用する。
緊急時なんで、自分の降り方は後で考えれば良い。
まずは自分は作業しやすい位置で、エイドクライミング状態でスリングやなんかで、耐荷重アンカーに2系統の確保を採る。
自分で登ってきたプライマリセカンダリを開放して耐荷重アンカーに設置。
下降器とフォールアレスターを逆向きに取り付け、ホーリングするだけ。
荷重抜くのだって、セットした下降器利用で直ぐに3:1組めるし、抜けてシステム解除したら直に降ろせるし。
下降器もフォールアレスターも1人荷重のデバイスで良いし、1人荷重だから操作も簡潔。
もちろん下降地点が平地とか、チームタスクなんで、地上にはアテンダーが必要だとか、チェンジディレクションや折り返しのカラビナ操作なんか必要だけど、色んな条件があるんだけど、素早いよ。
ビクティムのシステムやデバイスに左右されない簡潔な方法やんか!
名前がなんちゅうか判らんかったから調べてみると、ヨーロッパのある企業がこの方法を取り入れて最低限の理屈と技術だけは、プラクティスし皆でトレーニングしている。
まあもちろん、コンタクトレスキューとかスナッチの方法を知ってないとダメなんだけど、ツリーワーカーはそのくらいのことは常識だしね。
最近樹上レスキューばかりやってるが、数をやればヤルほどロープアクセスって考えられているなぁって感じる。自分たちの危険回避があってこそ継続的なビジネスになる。
インダストリアルはスタート時点から、JVなんかでチームで動くことが前提だし、作業現場で事故起されては困るし、システマティックに業界全体でセーフティを凄く揉んでいて、優良な業界の規範が確立されている。
ロープアクセスは何でこんな面倒なことするのか?っていう部分もあるんだけど、そういう所は作業者自身が勉強して自分なりの解決策を導き出して使ってる。
漢儀で危険な作業当たり前の特殊伐採とはワケが違う。
まあ窓フキなんかの人たちも漢儀で単独で動く人居るけどね。
やればヤルほどロープアクセスの技術を取り入れない方法は無いな。
でも日本でこういうトレーニングしているツリーワーカーは、他に知らないな。
オレが知らないだけかもしれないけど、北海道じゃ居ないな。
今度ワークショップの中でもロープアクセスの知識を伝えよう。
キャノピーホーリング
有効で時間がかからず道具も増やさないでレスキューできるんならその方が良いもんね。
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